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転生貴族の銀河

作者:ドンコ
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第八話

 
前書き
すいませんでした、投稿したと思って今したが投稿出来ていませんでした。

序でにいつも酔っぱらい書いているので誤字脱字も簡便下さいね 

 


帝国歴478年12月某日

イゼルローン要塞

両大将を更迭し他の参謀連中で馬鹿は同じく更迭した。
(残念な事に全員だが)

イゼルローン要塞のメインスクリーンの前の司令官席に座っている、軍務尚書からの連絡待ちである。


「早く帰りたいのだが」

「仕方が有りません首脳部を更迭したのですから」

「皆が遠慮なしに捕まえるからだよ」
自分の事は置いといて

「司令官も遣り過ぎです、要塞の馬鹿共を二週間で芋釣り式に7万人も捕まえてそれを言いますか」
言い返される

「仕方が無い、物資の横領に横流し、隠蔽、馬鹿貴族だったし仕方が無いのです」

「通信が来ました、メインスクリーンに写します」

三人の姿があった
「皆ご苦労、今回の救出作戦は成功だそれにイゼルローン要塞内のゴミ掃除も合わせてな」

「そこで新たに後任の者が確定し赴任するまではロルフ大将に要塞の指揮権を全て任せる」

「イゼルローン要塞と駐留艦隊も指揮下に置く事とするので自由にやれ、それと例の件を頼むぞ」

「分かっていますよ、では勝手に昇進させますよ」

「何時も勝手しているだろうが、今回は多めに見る話は聞いているのでな」

「そして新たにロルフは上級大将に昇進させる事が決まった。」

昇進を言い渡されたロルフは!

「何故だっ」

と一言崩れ落ちた・・・・・・

「ロルフ・フォン・ジークヴァルト上級大将の手腕に期待する。それと上級大将の服は既にイゼルローン要塞に送ってあるので安心しろ」
三長官はニヤついていた

そして通信が切れ


「司令官大丈夫ですか?」

「・・・・・部屋で寝るから後は参謀長に任せる」

「元気が無いがどうしてだ!昇進したのに?」
ビッテンフェルトは不思議に思っていた

「知らないのか!司令官はこれ以上仕事をしたく無いのだ、責任も重くなり・・・
自分の時間が少なくなるのが嫌なんだ」

全員がガックリと下を向く


「で!どうするか」

「階級で言えばメックリンガー参謀長は少将だしな他にもいるが分艦隊の司令官だし、今回の件で全員が昇進する」

「全員が昇進ですか!しかし何故ですか?」

「サイオキシン麻薬の件で宇宙艦隊には現在5個艦隊しか真面に動かせないのだ、それでこの艦隊とメルカッツ副司令官の艦隊から10程が中将なり艦隊司令官に内定がしている」

「それは本当の事だ、既に全員に了解は取ってあるしな人材が大量に不足しているのだよ」

「バルツァー少将も昇進してこのイゼルローン要塞の駐留艦隊司令官の候補になっている」

「それは本当ですか?」

「黙っていたが本当だ、大将も数が少なく中将でも駐留艦隊の指揮官に押しても良いとな」

「階級よりも実力を優先させていく事になっている」

「門閥貴族には指揮官など無理に決まっているのでな」

「門閥貴族は軍から追放される事になっているが!戦艦等も保有しているが、コレは軍と切り離す勝手に戦闘しに行くのなら行かせるが帝国軍は助けもしないし補給だけそれも有料さ」



「失礼します先輩」

「ロイかどうした、嬉しいナ久しぶりに先輩と呼んでくれたな」

「偶には後輩に戻っても良いかと」

「飲むか405年物だ」

「・・・・405年物ですと、幻の一品ですね」

「先ずは座って飲め」

俺はロイエンタールの前にワインを置くと

「飲んでみろ味わえよ」
ロイエンタールはグラスを翳して色を確認し匂いを口に含み

「美味いですね、本当に美味い」

「だろ、俺の実家には380年物もあるぞ。今回の任務が終わったら付いて来るか?」

「是非に今回の無人艦隊ですが、アレは驚きましたが今後増やすと言ってましたが」

「そうだね、無人艦の船首は100メートル有るレーザーでもミサイルでも損傷はするが10メートル事に破壊されれば切り離しが出来るからね。
ある意味無敵な船だよ」

「その発想に驚きますね、何処からそんな発想が?」

「何と無くかな!金も工廠もあるし自由に何でも出来るからさ」

「成る程、私も何時か先輩の様に艦隊を作れるようになります」

「それは心配してない、俺が上級大将に昇進した事が問題さ」

「そこは既に皇帝陛下の承認も有るでしょうし」

「だね、艦隊の再編で忙しくなるよ幹部が居なくなるんだからね」

「それも時が掛かりますね」

「半年は見ているよ、だがオーディンには暫くは戻らんぞ。
昇格して三長官が俺に何か押し付ける可能性もあるのでな、パウルにその辺を探らせる事にしたしな」

「恐らくは宇宙艦隊の副司令官等にしこき使う気ですね」

「そうだよな俺もそうするからな~ しかしだ!想い通りに行くと思うなよ」

「流石先輩ですが何か考えがあるのですか?」

「この艦隊が元の機能に戻るまでは何も出来ないな、他にも色々と有るがイゼルローン要塞の指揮官が決まれば実家に行き交代で二月の休暇を取る、それと分艦隊の司令官を決めないとな略決まっているが」

「嫌がれせは決まっているのですか?」

「無論だ、勝手に上級大将に昇進させやがって」

本来は喜ぶ所をロルフは怒っていた



三長官


「ロルフが帰還したら即時に宇宙艦隊の副長官にする」

「こき使ってやるぞ」

「そうだな、それに15艦隊が訓練に入れる後は残り5艦隊だな」

「人員は居るのかな元帥」

「役不足だ、貴族が司令官にと言って来ているが断っている状況なので早くどうにかしないと・・・・
ブラウンシュヴァイク公が協力はしてくれてはいるが何とも」

「それはそうと今回の無人艦だ、使えるな兵士の消耗も減るし撃たれ強い路線を少し変更が必要かな」

「安くて防御力は各段に上がり攻撃力もあるし問題はないな」

「半数を無人艦にすれば予算も削れる」

「メルカッツも大将にするがやはり・・・・
副司令官としてロルフの傍に置かないと」

「何をするか分からんからな常識人は必要だ」

「特にロルフにはな、メックリンガー参謀長にルッツ副官は外せないな、他にも彼奴が連れていった者達も外してはならんぞ有能な者を鍛えていると」
見ればソコにはパウルが

「将来自分が楽する為に今は若手を育てていますので」

「それで良い、数年後には私も引退だ司令長官は他の司令官に命令し戦功を上げさせれば良いのだ。
私は前線で皆に武威を見せる事で認めさせていたが、ロルフは人を使うのが上手い良い司令官になるぞ」

「ですが、司令長官になる気が無いのですが?」

「それは何とかしなければならんが時間はある」



二週間後

イゼルローン要塞

「司令官、艦隊が訓練から戻って来ました」

「分かった、入港許可を」

「了解しました」
オペレーターが入港許可を艦隊にだす

現在は新たな少将を任命し前任の中将が指導していたが、以前より艦隊の指揮を任せたりしていたのでスムーズに交代の作業が進んでいた。

一方ロルフは実家に戻るのは良いがその後の人事に頭を悩ませていた、艦隊司令官だけでは無く他にも役職が付いて来るのに嫌気が指していた。

艦隊の練度は変わらずに分艦隊司令部の年齢が下がっていた、分隊の司令官が30代ではあるが実力は十分にあり今後の艦隊運用にも問題は無いと太鼓判を押している。


後任のイゼルローン要塞の司令官が決まらずに時間が立っていた・・・・・

バルツァー少将も昇進して中将になり、このイゼルローン要塞の駐留艦隊司令官の候補になっているので駐留艦隊を任せている。
馬鹿と門閥貴族派排除してだが!
無論騒ぎ出した馬事もいるので高速船に乗せてオーディンまで強制的に帰宅していただいた。
タンクベットに長期の睡眠モード設定で帰って行ったのである



「暇だ!暇だぞ何か無いのか?」

「暇ですか!書類が有りますのでサインをお願いします」
って!ファイルが多過ぎでしょ?


「閣下がサボっていても書類は溜まる一方ですので」

「・・・ルッツ副官コレを全てサインするの?」

「司令官の責務ですから」

鬼がいたよ、多すぎる誰かに新しいポストを作ろうか

「エバス少将今から中将に任命するので要塞事務総監を命じる。書類宜しくね」

「ハッ!直ぐに取り掛かります」

「任せたよ」

「丸投げしたぞ」

「良いのかコレで?」

「司令官帝都から高速通信が入っていますが」

「メインスクリーン出してくれるかい」

ってパウルかい

「パウルどうした」

「先程の話ですがロルフ様が宇宙艦隊の副司令長官になる事に決定しました。
メルカッツ中将は大将になりロルフ様の艦隊の副司令官になります」

「それは朗報だだね、でもそれ以外には?」

「艦隊から後5人を正規艦隊に司令官にするしか無いとも言っております」

「それは出来ないな、他の中将にも俺の新しい艦隊の指揮をして貰うからね」

「はい、既に生産に入り一艦隊は訓練に入っていますので」

「それとだけど、無人艦隊の件は?」

「それは好意的に受け入れています、御屋形様は既に増産体制に入る様に指示しております」

「分かった、早くイゼルローン要塞の指揮官を決めてくれるように動いてくれ」

「無論です、既に動いていますが何とも言えません。
今の状況が帝国の過去で一番辛い現状ですので」
冷静沈着で俺に少しは気を使ってくれると嬉しいのだが・・・



 
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