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『Bastard』

作者:零那
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『Secret』



いつものバス停
でも其処には
誰も知らない
秘密が在る

私しか知らない
其処に何が
隠されてるのか
誰も知らない
知ってはならない

いつも思うことは
確実に逝かす事
その方法を
ひたすら考える事

誰も真に受けない
こんな歪んだ話
聞いた君は
冗談っぽく話す
そして最後は
真剣な私に引く

悲しいの?と問う
君は真っ直ぐ
私を見つめてくる
違うよと笑う私
此が正しい反応だ

そ、ならいいよ
またねって
私を屋上に残す君
私はずっと
君の背中を見てた
ごめんねって
心で想いながら...

悲しいわけじゃない
憎くてなまらない
殺意しかないの
君にそんな事
言えるわけがない

バス停に隠された
秘密兵器を
今日は一心不乱に
取り出して帰る

赦さなくて良い
此の秘密を
君は知ってしまう


 
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