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世界をめぐる、銀白の翼

作者:BTOKIJIN
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第七章 C.D.の計略
  絶対に笑ってはいけない仮面ライダー24時


「なんだこれ・・・・絶対に笑ってはいけない仮面ライダー24時!?」

「ああ。今回、お話をいただいてな。どういうものか、今からやってみることにした」企画書パラパラ

「でも・・・みんな素顔で?」

「いや、変身してやってみよう。行くぞぉ!!」


《変身!!》


『・・・・・・』

「ちょ、これみんな笑ったか判断できないですよ!!」

「一人を除いてな」

デデーン《ライダーマン、アウトー》

「これ俺すごく不利ダッ!?」


「変身はなしだな」

「最初に気付きましょうよ・・・・」



------------------------------------------------------------

オープニング

乗るのはバイクだけやあらへんで!!
絶対に笑ってはいけない仮面ライダー24時!!

キュィーン!!(一号のあの効果音)




------------------------------------------------------------

バスで移動中


「変身を解いて、バスに乗ったはいいが・・・・」

「これ、どこに向かってるんでしょうね?」

「ていうか最終的にやっぱり五人・・・・」

「最初に全員揃った意味とはいったい・・・・」

「ほらそこ、ぼやかないで!!点呼取るから返事してねー」

書類パラパラ


「一号、本郷さん」

「はい」

「アマゾン、山本さん」

「オレだ」

「クウガの五代さん」

「あ、はいはい!」

「龍騎、城戸さん」

「あい」

「たっくん」

「おい」


「初めましての人もいますね!僕、クリーニング店経営の菊池啓太郎です!!たっくんの(数少ない)友達です!!」

「おい司会、たっくんやめろ。あと失礼なこと考えたろ」

「えっとですね。これから皆さんに向かってもらうのは」

「聞けよ!!」


「向かってもらっているのは、ショッカー秘密アジト跡地・・・だそうです!!」

「えっ」

「えっ」

「えっ」

「あっはっは!懐かしいな!!」

「「「えっ!?」」」

デデーン《本郷、アウトー》

「おや、笑ってはいけないんだったな」

「てか軽い・・・」

「40年以上もたてば、つらい話も笑い話にできる。ま、自分に関しての物だけだがね」

「おぉう・・・含蓄のある・・・・」

「ってかおしおきの人は・・・・」


「うっす!!本郷さん、胸・・・じゃなくて、尻を借ります!!」

「おお如月君・・・というかフォーゼ?」

「ライダー電気ショッーク!!」スパーン!!

「ヴオ゛ウッ!?」

「失礼しゃすた!!」後部座席に戻る




「い、意外と淡白に去っていったな・・・あいつ」

「無表情でこっち見てるぞ・・・・」

「変身解いてますけど、デデーンのたびに変身するのかな・・・・」

「な、なかなか厳しい・・・・一撃だった・・・・」



------------------------------------------------------------


「さて、ショッカー元アジトについたな」

「ふう」

「あれから何度も妨害にあったな」

「一条さんが飛び出してきたときはビビりましたもん」



~~~~~

ドタドタドタ!!

『ば、バスの前に一条さんが飛び出して?』

『ごだぁぁぁぁああああああい!!!』大の字

『ブゥっ!!』


『つ、連れていかれたぞ・・・』プルプル

<ゴダァァアイ・・・・


『ちょ、遠くからまだ聞こえるッッ!!』

デデーン《山本、城戸、五代、アウトー》


~~~~~


「まあ終わったことだし。振り返ると思い出し笑いを」

「・・・・・・」

「・・・・・・」

「・・・・・・」

「・・・・ごだーい」

「プっ」

デデーン《城戸、アウトー》


「巧お前何やってんだイダァッッ!!」

「フフッ」

デデーン《本郷、アウトー》

「し、しまウがぁっ!!」



「き、城戸を笑わせるのはよそうか・・・」

「あの人、いちいちリアクション大きすぎるから・・・フゥーふぅー」深呼吸


------------------------------------------------------------

施設内通路


「こちらがショッカー怪人の模型です」

「うむ。どの怪人も、恐ろしい破壊計画を実行してきたものだ・・・」

「すっげぇ・・・・」

「こいつら相手に戦ってたのか・・・・」


「様々な怪人がいる今だからそう珍しい形じゃないけど、当時の本郷さんは大変だったんでしょうね・・・・」

「蜘蛛男、蝙蝠男、さそり男、サラセニアン、バッタ人間・・・」

「おいおい。バッタは私だ」

「いやだってここに・・・・」



「・・・・・・」ギロッ



「「「シンさん!?」」」

パラっ

「え?えっと・・・・なになに?」

《真・仮面ライダー 第一章》
   《いつですか》


「続きはない!!」

「ディエンド!?」

「続きはないんだ!!」

「ウがァァアアアアああああああ!!!」

「あっ、シンさん?シンさぁーーーーん!!!」

《インビジボゥ!!》

「こっちも逃げた!!」



------------------------------------------------------------


「では最初に、ここの長に挨拶してもらいます」

「長!?」


(だ、誰なんでしょうか?)

(ショッカー基地だってんだから、そりゃあ大幹部の誰かか?)

(違う。ここから怪人のにおい、しない)

(アマゾンさんが言うならそうなんだろうけど)


コンコン

「啓太郎です!!たっくんたち連れてきました!!」

「こら」

『ああ、入ってくれ』

ガチャ



「よく来てくれたな!!猛、アマゾン!!そして後輩ライダー共!!」

「立花のおやっさん!!!」

「ケケー!!」

「誰です?」



「た、立花藤兵衛さん・・・・」

「城戸が知っているのか!?」

「逆にしてくれその台詞。とにかく、あの人はすげー人だ」

「そうなんです!!あの人はもともとバイクトレーナーだったんですけど、最初に本郷さんがショッカーによって改造されてから以後、7号・ストロンガーまでの戦いをサポートした名トレーナーさんです!!」



「まあそんなわけだ。あまり肩肘張らないでくれよ。それでも飲んで」

「あ、はい」

「おやっさんのコーヒーは絶品ですからね!!」



「オレ、このコーヒーなら飲める」ごく

「ぅあ旨い!!これどういうブレンドしてるんですか!?ポレポレのと比較できないくらいうまい!!」

「俺苦いの苦手なんですけど、これはいけますね!!」

「どうした乾。飲まんのか」

「いや、熱いので」

「たっくんは猫舌だからね!!」

「うるさい。・・・ん、うめぇ」

「そうだろうそうだろう!!じゃあ俺ももらうか」ゴク



「・・・・本郷さん?」

「固まったぞ・・・」

「お前ら・・・・おいしかったか?」

「ええそりゃあ」

「本当に?・・・・」

「何言ってんすか。旨いって言ってたの本郷さんですよ?」




(な、なんだこれはぁ。マズイ、不味いぞ。何でこのコーヒー酸味がするんだ?レモン四個分は酸っぱいぞ?あと信じられないくらい苦い。こうなれば・・・味覚シャットダウン)

ゴクゴクゴクゴク!!!

「お、一気に」

「いやぁ!久しぶりだったので驚きのあまり言葉を失いましたよ!!やはりおいしいです!!」

「そうか!!そりゃあよかった!!」



ドタドタドタ、バン!!

「大変ですおやっさん!!」

「し、志郎!!」

「あ、風見さんだ」

「ああ、俺が風見志郎だ!!」

「それより何があった?」

「さっきチェックしたら、用意したコーヒーの内一つが濁ったガソリンだったんです!!」


「ブッッ!!!」

デデーン《本郷、アウトー》



~~~~~


「まあともかく、みんなには今日一日頑張ってもらいたい」

「では、控室に行きますのでついてきてくださいねー」


------------------------------------------------------------


通路

「またここを通るのか・・・・」

「また何かいないかって警戒しちゃいますね」

「言わないで下さいよ。気にしちゃうと緩くなるから」

「何がだよ」

「沸点が」

「沸点?」

「沸点」

「沸点がー」

「・・・・・」

「フッテンガー!!!」

デデーン《山本、城戸、アウトー》

「おい巧テメェうだぁ!?」

「繰り返しはオモシロイうっ!!」


「段々わかってきたぜ」

「ひどいね乾君」


~~~~~


「長い廊下だな」

「それでも尽きない怪人模型・・・・」


ユニコルノス、ギルガラス、ジャガーマン、海蛇男、オンドゥル男


「オンドゥル男!?」

「剣崎じゃねーか!!!」

『・・・・・』

「ゲージの中で四つん這いになって固まってる」

「本人ではないようだな。人形か」

「・・・・ボタンありますね」

「押す!!」

「あ!アマゾンさん!?」


ギギギ・・・・

『ウソダドンドコドーン(バタン)、ウソダドンドコドーン(バタン)、ウソダドンドコドーン(バタン)』

「中の人形がバタバタ動きながらスピーカーから声が・・・・」

「不気味すぎて笑えない・・・」




「ふう・・・こういうものもあるのか・・・・」

「あ?あれは・・・・」


壁|0M0) コソッ・・・・

「ギwwwャwwwレwwwンwww」

《デデーン 巧、アウトー》


「ちょっと待て今あそこにいダァッ!!」

「何言ってんです?誰もいないですよ?」

「なにやってんだか・・・・あ」



《橘朔也》

「橘さんの人形か・・・・」

「仰向けになって上半身を起こしているな」



「くっ・・・ふ・・・」プルプル

「もう体裁も何もないな・・・・」

「ボタンあるけど、押します?」

「五代さんが押したいなら」

「うーん、どうです?」

「押さねばならないのだろう。テレビ的に」

「本郷さんの口から「テレビ的」になんて言葉が出てくるなんて・・・・」


(が、がまんだオレ!!さっき喰らってからすぐに喰らうのはヤバい!!)プルプル

・・・・チラッ

壁|0M0)<オセッ、オスンダ・・・・

「――――――」

《巧、アウトー》



「えっ!?なんで!?」

「まだ、押してない」

「何やっているんだ?巧は」

「ちょっとまてあいつ捕まえてからいダァッ!!」



「まったく・・・・」

「マテ!!いまあいつら捕まえてくるから!!そしてたら」


  <ドッチニクルカナ
壁|0M0)         (0w0|壁
     コッチモイルヨー>

「増wwwえwwwてwwwるwww」

《巧、アウトー》

「がぁああああ畜生ァが!!!」


------------------------------------------------------------



「では、ここが皆さんの控室です。連絡があるまで、ここで待機していてください」

「了解した」

「ケツいてぇ・・・・」



「一人一人に机があてがわれてるみたいだな」

「我々のマークがあしらわれてるな」

「オレ、ここだ」


ガラガラ

「む、我々のデータらしきファイルが入っているな」

「おー、ほんとだ。いろんな色のクウガが書いてある」

「おい城戸、開けよ」

「な、なんかすごくいやな予感が・・・・」


パラッ

《リュウレンジャー、天火星・真司》

「ち げ ぇ よ !!!」デデーン

「あ?なんだこれ・・・・お前リュウレンジャーだったのか?」

「赤い龍ってのはそうだけどちげぇ!!こっち戦隊だろ!!!」



(城戸がネタ要因なら大丈夫だろ)パラ

《5(ゴー)5(ゴー)5(ファイブ)》

「・・・あきれてものも言えない」

「なんかだんだんネタの精度下がってないか?」



------------------------------------------------------------



「ではライダーの皆さん、パトロールの時間です」

「外か・・・・」

「何があるかわからないから怖い・・・・」


~~~~~


「というかこんな田舎を歩かされて何かあるのか・・・?」

「大根もらいましたよ!!」

「ぶほっ・・・・ご、五代さん!!」

《城戸、アウトー》

「フレンドリーすぎるだろ・・・・」


「見てくださいみなさん!!あそこに変な商店が!!」

「む?なになに・・・・?」

「見えるんですか?」

「この距離ならな。あれは・・・・」




「ふんふんふ~ん」

「おうゴラ!!」

「テメェ誰に断わって店出してんだ!!」

「コレクッテモイイカナ?」

「は?俺はなんかここで店開けって、昨日言われて依頼されただけで」

「これでも喰らえ!!」

「は?なんだこの穀物みたいなの」

「コレクッテモイイカナ?」

カー!カー!

「うわ、なんだこのカラス!!すげえ多い!!てかいたい!!た、タス、助け・・・・ばあちゃーん!!!」





「・・・・・マヨネーズ屋さんがやられた」

「え!?」

「っていうかあれって・・・・え!?」


「おばあちゃんがいっていた・・・・結合はいつも突然だって、な」



------------------------------------------------------------



控室に戻ってきて



「うー、サブサブ」

「む・・・これは!!!」

「どうしたんです?」

「俺の机が荒らされている・・・」

「な!?本郷さんのを!?」

「見ろ!!挟んでおいた髪の毛が落ちている・・・一度あけられたんだ!!」

「そ、そんなことしてたんすか・・・・」

「みろ!!俺の髪の毛!!髪の毛が!!!」

「「ブッ」」

《城戸、五代、アウトー》

「なんで連呼するんですかwwwあぐっ!!」

「いってぇ!!おー、いちちち・・・」


~~~~~

「ふぅ・・・・あれ?なんかリモコンが」

《スイッチオン!!》

「と、書いてあるけど」

「・・・・罠だな」

「でも見なければなるまい」

「テレビ的に?」

「テレビ的にだ」

「てかこれ全部録画されてんだよなぁ」

「探せばカメラありますよ?ほらあそことか」

「あー、確かに。あそこにもカメラが」

「あそこにも、ある」

「俺のセンサーは、この部屋に入った瞬間からキャメラの位置を把握していたぞ」

「「「「・・・・・」」」」

「俺のセンサーは、この部屋に入った瞬間からキャメラの位置を把握していたぞ」

「「「「プフッ」」」」



《山本、五代、城戸、乾、アウトー》

「なんでキャメラなんですかいた!!」

「俺でも、カメラなのにうっ!!」





「まあとにかく見てみよう」

「では・・・ぽちっとな」



《仮面ライダーウィザードのすべて》

「え」

「おいなんか曲流れてきたぞ」


♪マ~ジック・タイム、トーリックじゃな~い

「ノリのいい曲だな・・・」



♪宝ー石に変えてやるぜ~
 (真司に!!)

「え、今合いの手で俺の名前」 


♪マジか
 マジだ
 マジで

 タイーキ~ック!!



デデーン!!!

「はぁ!?おいマジでなんだよおい!!!」


蒼い球飛来、メテオ登場

「失礼します」

「え?お前たしかメテオって」

「ゥワチャァッッ!!!」ガスゥッッ!!

「イッデェ!!!」

デデーン《巧、山本、本郷、アウトー》

「先輩、再びどうもっ!!」スパーン


「大丈夫かい?」

「五代さん、あんたやっぱやさしいや・・・・」



「と、ともかくまだ映像は続いているな・・・・」

《仮面ライダーウィザードは魔法使いである》
《魔力の資質を持った人間が絶望すると、人間の殻を破ってファントムという怪人に変貌する》

《仲間を増やそうと、人間を絶望にさせるために暴れるファントムから人々を守るために、ウィザード/操間晴人は戦い続けたのであった!!》



「今度はちゃんとしたナレーションだな」

《彼が使っているエネルギーも魔力。ファントムも魔力から生まれているから、ここは仮面ライダー的だと言っていいだろう》
《サバトという謎の儀式。そこでほかの人間がファントムへと変貌していくなか、操間晴人は飛び出して来ようとする自らのファントム・ドラゴンを抑え込み、魔力を扱える人間・魔法使いとなった》
《彼らは呪文や杖ではなく、魔法石という特殊な鉱石で作られた指輪を用いて魔法を行使する》

《種類はさまざまであり、用途に合わせて指輪を変え、またスタイル(フォーム)チェンジするのである》


《基本形態は四つ。フレイム(火)、ウォーター(水)、ハリケーン(風)、ランド(土)》
《そのうちウィザードの基礎となっているフォームはフレイムである》

《さらにそれぞれのスタイルに強化形態があり、ドラゴン○○という名前になる》

《そして最後に、ウィザードの最強フォームインフィニティスタイルで、一旦ウィザードの紹介は終えることとする》




《彼の協力者である、仮面ライダービースト》
《彼は古の魔法使いが使っていたとされるベルトを発掘現場でついついゲットしてしまう》

《それを察知したのか、グール(ファントムの戦闘員)が出現。ついつい装着してしまう》

《そしてその瞬間彼の中にファントム/キマイラが住み着いてしまい、ついつい魔法使いになった》


「ついついすぎるだろ」



《彼はマヨラーである》

「その情報は知ってた」

《以上である》

「おい!?」



「てなわけで、皆さん今後ともよろしくお願いいたします」

「うあぁ!?」

「い、いきなり出てくんなビックリすんだろうが!!!」


「よう!!ウィザード!!ってか・・・晴人!!」

「フォーゼの・・・弦太朗だったか。あんた、相変わらずみたいだな」

「ああ。お前も変わってないみたいで、安心したぜ!!」




「と、言うわけで皆さんには深夜のパトロールに向かってもらいます」

「またかよ」

「とりあえず、懐中電灯です」コネクト・プリーズ

「あ、これ発煙筒っす。皆さんは基本変身NGなんで、何かヤバいことになったらよろしくっす」



ガラッ

「あ、あとこれマヨネーズ」

「急に出てきたこいつは誰だ?」

「ばあちゃぁぁあああああん!!」

「ビーストか!!」

「ビーストの人だ!!」

「マヨラーか」


「ビースト、トモダチ」

「んあ、トモダチトモダチ」



------------------------------------------------------------


「はぁ~・・・お、息白」

「冷えるなぁ」

「若いのだから、もっとハキハキ動いていこう!!」


「本郷さんマジなんでそんな元気なんですか」

「凄いですよね、そのお年で現役だなんて」



「あれ?アマゾンさんは?」

「アマゾン先輩は寒くて動けないそうなので自室待機でっす!!」

《アマゾン、寒いの・・・うごけ・・・ない・・・》


「「「ト カ ゲ か !!・・・・いや、トカゲだったよそういえば!!!」」」

《五代、城戸、アウトー》




スタスタ

「む、みろ」

「あれ、なんか自販機の前にたむろしている・・・・・ヤンキー?」

「あれはよくない」

「注意・・・してきますか」

スタスタ


オーナンダニイチャン

ハヤクイエニカエリナ

ンダヨダッタラヨー・・・・・・


スタスタ



「条件出されました」

「どんなのだ?五代くん」

「えっとですね・・・・彼ら曰く」

《今俺らガラケーがブームなんだわ!!ガラケー持ってるやつ連れてきたらいいぜー》

「だそうです」



「あー、オレスマホですね」

「俺もです。桜子さんに押し付けられちゃって」

「うむ。俺もスマホだ」

「あちゃぁ」


「まあ今の世の中、ガラケーでつづけていくって難しいですし」

「俺なんかも、いろんな情報入れないといけないからスマホですね」

「隼人も同じことを言っていたな。やはり同じジャーナリストということか」

「いやいや、あの人と同じにされたら俺なんてまだまだで」

「ともかく、この場にスマホじゃない奴はいない、と」

「まあ我々仮面ライダーは時として常に情報を入手せねばならない立場。ガラケーだと色々と大変だろうしな。この場に持っているやつはいないということか」

「じゃあどうします?・・・・ってあれ、巧は?」

「・・・・・・」

スッ つ555フォン


「ガラケーだ」

「ガラケーだな」

「ガラケーだね」

「・・・・行ってくる」

「「「お、おう・・・・・」」」



ア?ナンダベニーチャン

ウオオ!ガラケージャン!!

スゲースゲー!!イマダニモチアルイテイルヒトインノナー

ウチデンシャナイデオジチャンガツカッテルノミター

キノウイッパイダカラタイヘンナヒトハタイヘンカモネー

ッテコトハコノヒトオッチャーン?

アハハハハハハハハハ!!!!

スタスタ



「あ、若者たち帰っていった・・・・」

「お、お帰り巧・・・・」

「・・・・・・」

(((無言かよ)))



「ガラケーが何だよ・・・・・」

「くっ」耐える

「ふっ」耐える

「むぅ」耐える


「た、巧・・・ぶつぶつ言うなよ・・・先に行こうぜ・・・・」


(しょうがないだろ。ファイズフォンマジバカにすんなよ。ビーム撃てんだぞ、ビーム!!!)

「「「ぶほっ!!!」」」

デデーン


「こいつ、直接脳内にwwwwいだっ!!」



------------------------------------------------------------


「ひ、一晩乗り切ったな・・・・・」

「ああ、もう尻が限界だ」



「交番に駆け込んだら「質問するな」って言われ続けたりもあったな」

「あとあの怪人列伝みたいな廊下どうにかしろよ。ホントネタ仕込みまくりやがって」

「ってか五代さん、JとZOの名札逆なのよくわかりましたね」

「身体の左右をブラックとRXで分けてるのも不意を突かれたな」



「ではみなさん!長い時間お疲れ様でした!!菊池クリーニングの啓太郎です!!」

「おぉ、これで終わりか!!」

「ええ、これで最後です!!このショッカー基地を荒らそうとした若者たちの取り調べだけですね!!」



スタスタ

「ここです!!みなさんは最前列に!!」

「うわぁ」

「何かある感満々だな」



「みなさん、こんにちは。沖一也です!!」

「一也!!」

「スーパー1の沖さんじゃないですか!!」

「てか自衛隊の制服に合いますね・・・・」

「そうかい?」

「いやいや、役作ってんだからそれ無視して話しかけちゃダメでしょ」



「ん、コホン。本日、我々が管理するショッカー元アジトに、数名の侵入者があった!!」

「そんなことがあったのか?」

「おそらくはテクノロジーを奪おうとしてきたのだと思われる!!捕えた男たちが言うには、パトロールの人間が来たが自分たちが目を引き付けてその間に本命が侵入したらしい!!」

「陽動とはなかなか・・・・」

「すごく嫌な予感」



「そいつらが言うには、ガラケーを持っためんどくさそうなダルい雰囲気を醸し出した男だそうだ!!」

「!!!!」

「ちょ、まてよ」

「これから皆の携帯を見せてもらう!!もしそいつだと思わしき奴がいたら、そいつは同罪として罰を与える!!」

「やめろ!!これは罠だ!!」

「うるさいぞそこ!!座っていろ!!」



~~~~~



「スマホだな、スマホだな、スマホだな。君は・・・・」

「・・・・・・」

「出しなさい」

「ここでガラケーだったらどうするんだ」

「疑わしきは、罰する」



「早く出しなよ」ヒソヒソ

「だしちゃいなって」ヒソヒソ

「こういうのは早めに済ませろ」ヒソヒソ

(こいつら他人事だと思って・・・・!!)



「ふむ、ガラケーだな。お前か」

「俺じゃねぇ!!ってかこれなら全員罰ゲームだろ!?」

「お前がガラケーを持っているから気を取られて侵入を許したんだ!!」

「無茶だ!!ってかほら!!オレスッゲーやる気あるし!!だるくないし!!な?な!?」



「じゃあ証人を連れて来よう。おーい、彼を」

ガラガラガラ

「檻の中に昨日のヤンキーがwwww」

「おい、俺じゃねーよな?」

「見るんだ。彼が君らの共犯者か?」

「ちょっと待ってくれ!!共犯者って言ったろいま!?」



「・・・・・」

「お前変なこと言うなよ!絶対言うなよ!?」

「タックン・・・・マイ・・・・・フレェンド・・・・」

「おぃぃいいい!!!」



「やはり君だったか」

「ちょっとまて!!助けてくれ!!おい見てないで」

四人ゲラゲラ

「笑ってんじゃねーよゴラァ!!」


「チェーンジ、パワーハンド!!」

「あっ!?変身してやがる!!というかおいそれほんとマジシャレにならねぇから!!!」

「歯を食いしばるんだ」

「このままでは殺られる!!!」ウルフオルフェノク変身




「放せこら!!」ブンッ

「赤心少林拳・梅花!!」ガード!!

「うぉ」

カウンターでビターン!!!


「いっだぁあああああ!!?」

「ふう・・・(TEL TEL TEL、ピッ)ん、なんだい?え、月に行くって?じゃあ俺も行くよ弦太朗君!!!」

ダダッ!!!




「―――――――――!!!!」プルプル

「乾君・・・・大丈夫?・・・・w」

「ほら、俺らも喰らったし・・・・w」

「うむ、くじけるな」

「俺も、トモダチ・・・・」


------------------------------------------------------------



「はーい!ではこれにて終了です!!皆さんお疲れ様でしたー!!」

「ホント疲れた」

「私はなかなか楽しかったな。後輩のライダーと話ができて」

「俺も、トモダチ増えたぞ!!」



「では次回もやりますか」

「「「「「ヤダ」」」」」


「別のライダー組み合わせでも?皆さん裏方で」

「「「「「やる」」」」」





to be continued






☆★☆★☆






後書き




絶対に笑ってはいけない仮面ライダー24時。

なんか最後のほうとかグダグダになったなぁ・・・
面白かったらいいのですが。


中の人ネタとか、ネット版的な「それを言うのか」的なネタもいれました。

途中でマジックショー入れて園田真理(ファイズヒロイン)が箱の中から消失、代わりにまどかが出てくるというネタをやろうと思ったのですがやめました。
せっかくだからライダーだけで書きたかった。








蒔風
「めぐ銀メンバーを極限まで削った話だったな」

ではまた次回
 
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