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更新停止後に、シンが続けた歩み寄り


 さて、順を追って書いて行かなくてはならない。
 まず、おれは、バッドノベルスにメールを送ることが出来るようになってから、9通のメールを送った。
 バッドノベルスから来た『アカウント停止』を知らせるメールへの返信である。
 そのメールには、「シン様が使ってもいいと思う時になったら、使っていただくのがいいかと思います」と書いてあった。
 これを読んで、意味の判る人間がいるだろうか。
 アカウントを停止しておきながら、シンが使ってもいいと思う時になったら使え、というのだ。
 おれが自分で作品やコメントを消去し、出て行った訳でもないというのに。
 運営がおれのアカウントを握ったままで、それを返しもせずに、「シンが使いたい時に使え」と言っているのだ。
 この時からすでに、バッドノベルス運営の言うことは破綻していた。

 だから、おれはこう返した。


「シンが「使ってもいい時に」というのなら、今すぐアクセス権をシンに返してください。
 そして、バッドノベルスでお話しをしましょう。
 このままお互いに別の場所で訴えていても、何も解決は致しません。
 第一、シンは流出被害者に呼びかけただけで、何一つ間違ったことはしておりません。
 早々の解決を望まれるなら、本当に誠意ある対応を望みます」


 返事は返って来なかった。
 あちらから、「シン様の考えを聞かせていただきたい」と言って来たにも関わらず、である。

 次の日にも、メールを送った。


「シンが行ったのは、正当な行為です。
 どの企業でも、アドレスが流出すれば、その経路を明らかにします。
 そのことは、過去例を検索されればすぐに出て来るはずです。
 つまり、あなたがしていることは、自分の間違った行為を隠ぺいし、正当化するための矛盾に満ちた行為です。
 それは、あなたからのお知らせ(補足:サイト内で運営が立ち上げた、バッドノベルスからのお知らせのことである)に、すぐに「シンの意見も載せるべき」というコメントが入り、あなたの言葉を疑問視する声が上がったことでも明らかです。
 そして、あなたはそれすら、自分に都合が悪いこととして、即座に削除されました。
 シンをバッドノベルスから消してしまった時とおなじように。
 シンのなろうでのノンフィクションや、ブログでお答えしたことは、すでにご覧頂いているはずです。
 今まで、返信が出来ない状態で、こうしてお返事することはもちろん、バッド内で返答することも出来ませんでしたが、やっとそれが適いました。
 シンは全てに答えました。
 あなたが間違っていると思います。
 あなたの返事をお聞かせください。
 お待ちしています」


 やはり、返事は返らなかった。
 もう一度、今度はバッドノベルスの問い合わせ欄から送ってみた。
 それでも返事は返らなかった。
 夜にもう一度、メールを送った。


「>以上、是非シン様のお考えをお聞かせ頂けましたら嬉しく思います。
 >どうかご回答の程、お待ちしております。

 ということでしたので、何度か返信させていただきました。
 シンのブログ等での回答は読んでいただけましたでしょうか?
 早く、話し合いの場をバッドに用意してください。
 お待ちしています」


 これにも返事は返らなかった。

 次の日もまた、メールを送った。


「>以上、是非シン様のお考えをお聞かせ頂けましたら嬉しく思います。
 >どうかご回答の程、お待ちしております。

 ブログにて回答済みです。
 必要なら、ファイルを添付します。
 早々にご連絡ください。
 あなたはひき逃げの犯人と同じです。
 人を撥ねること自体は事故ですが、その後、撥ねた人間の口を封じるために殺し、逃げることは犯罪です。
 この喩え、解ってもらえますでしょうか?
 あなたは、アドレス流出事故を呼びかけたシンの口を封じるために、シンをバッドノベルスから抹消したのです。
 アドレスの流出は不注意からの事故ですが、自分の都合の悪いことを隠すために、シンのアカウントを停止し、バッド内での発言を許さないのは、社会的に問題のある行為です。
 ただちに改め、シンのアカウントを戻し、全てをシンに返すのが当然です。
 連絡お待ちしています」


 何も返事は返らなかった。
 続いて、メールを送った。


「何度もメールしています。
 早急にシンのバッドでの発言を許し、小説その他をバッドに復活させてください。
 その上で話し合いましょう。
 それが最良の策であると思います。
 お返事お待ちしています」


 一体、何通のメールを送れば、返事が来るというのだろうか。
 おれはそれでもこの時はまだ、返事が返ると信じていた……。
 
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