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オズのジュリア=ジャム

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第二幕その一

                第二幕  冒険の出発
 モジャボロは朝にです、神宝達ににこにことして言いました。
「ジュリアからお話は聞いてるよ」
「はい、それじゃあですね」
「モジャボロさんもですね」
「僕でよかったらね」
 皆に直食前ににこにことして言うのでした。
「ご一緒させてもらうよ」
「宜しくお願いします」
「皆で人魚の国に行きましょう」
「かかしさん達が来てくれたら」
「是非ね、それとね」
 こうもです、モジャボロは皆にお話した。
「今日の朝御飯だけれど」
「はい、そのこともですね」
「楽しみですよね」
「うん、まずは朝御飯だからね」
 これを食べてからだというのです。
「何事もはじまるからね」
「そうですよね、やっぱり」
「食べられる人はたべないと」
「本当に何もはじまらないですね」
「一切合切」
「本当に何でも」
「そう、だから皆で食べようね」
 朝御飯をというのです。
「もうすぐはじまるそれをね」
「ええ、もうすぐですね」
「朝起きてお風呂も入りましたし」
「次は、ですね」
「朝御飯ですよね」
 皆でにこにことして言います、そしてでした。 
 その朝御飯の時となりました、今日の王宮の朝御飯は王宮の果樹園や畑で採れた林檎やオレンジ、グレープフルーツ、葡萄、メロン、無花果、バナナ、パイナップル、苺等の盛り合わせがまずありました。どれも奇麗な緑色です。
 そしてソーセージにハムに焼いたベーコン、ゆで卵とです。人参やセロリ、ジャガイモや玉葱が沢山入ったスープでした。それにトーストもあります。
 その沢山の朝御飯をです、ジュリアは凄い勢いで食べていきます。五人はそのジュリアを見て言うのでした。
「凄いね、ジュリアさん」
「物凄く食べるね」
「僕達よりずっとね」
「ソーセージもフルーツも」
「トーストもスープも」
「やっぱりあれだね」 
 ジョージはスープを飲んで言いました、緑の野菜達の色が鮮やかでそして味もかなりいいです。
「毎朝泳いでおられるから」
「あっ、ジュリアさん毎日泳いでるんだったね」
 カルロスもこのことをポもい出しました、トーストにバターを塗りつつ。
「だからだね」
「水泳はランニングと同じかそれ以上に身体を使うから」
 ナターシャもこのことを言いました、茹でたソーセージがとても美味しいです。
「それでお腹も空くのね」
「しかも朝起きてすぐに泳いだから」
 恵梨香はフルーツを食べています。
「余計によね」
「朝御飯の前に身体をよく動かすと」
 最後に神宝が飲みものとして出されている牛乳を飲みながら言いました。 
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