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ブレイブソード×ブレイズソウル〜千年純恋歌〜

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零部
三章
  煉獄ノ華

ショウマを狙った男達はある屋敷の中に入っていき
ある部屋に入っていった

「お頭・・・」

男は煉獄と書かれた椅子に座る1人の少年をお頭と呼んだのだその少年は他のものとは違い禍々しいオーラを放っていのだ、そして彼の傍らには魔剣少女が座っていた

「・・・紅姫はどうしたの?」

少年は立ち上がり影のような刀を男の首元に当てたその時だった

(ツクヨミちゃん様余生過ごしてて忙しいのに邪魔しないでよ〜主ちゃん)

少年はその刀を少女の状態に戻しまた椅子に座り深いため息をついたのだ

「ツクヨミがそう言うから今回はだけは見逃してやる・・・次にヘマしたらわかってるよな?」

月に照らされた少年の目はまるでアメジストのような美しい紫色をしていた

「分かっています・・・煉華様・・・いえ、お頭」

煉華と呼ばれた少年は紅姫の捕獲命令を出した張本人だったのである

「主様・・・何故・・・私を使わなかったの・・・ねぇ・・・殺しますよ・・・なんて冗談ですよ」

煉華の服の袖を掴み物騒な事を言う少女も彼の魔剣である

「お前じゃ本当に殺してしまうだろ・・・妖姫・・・それにお前も紅姫と同じ最上大業物だろ・・・」

煉華は彼女も紅姫と同じ魔刀最上大業物13工の一本と言ったのだ

「そうですね・・・主様・・・私・・・紅姫と会うのが楽しみです・・・フフフフ・・・また貴女の絶望に染まった顔を見せてね」

彼女はそう言った後に煉華の陰の中に消えていった

「主ちゃんあのねツクヨミちゃんも忙しいからまたね」

そう言って彼女も影と共に何処かに消えていった

「最上大業物13工は俺が全て手に入れる・・・そしてこの国を俺の物にする・・・フフフフハハハ」

彼は月明かりの差し込む部屋で高々と笑っていたそして指をパチンと鳴らしたと同時に1人の少年が現れたのだ

「おい・・・衛宮・・・十三鬼将全員に伝えろ幽界の鬼王が動くとな」

忍のような服で衛宮と呼ばれた少年は「御意」と言い姿を一瞬にして姿を消した

━全ては野望の為に━

 ▂▃▅▆▇朝▇▆▅▃▂▁

幻影桜の木に持たれかかり寝ていたショウマは陽の光と鳥の鳴き声で目を覚ました

「痛たた・・・/////」

ショウマの肩に寄りかかるように紅姫は眠っていたのだ
が、ショウマの目には彼女の服の間から見える谷間が気になって仕方がなかった

「ふぁ〜・・・主様・・・おはようございます・・・何故顔を赤くされてるのですか?・・・まぁいいですが・・・桜餅でも買いに行きましょうか」

紅姫は朝から桜餅を食べるために買いに行きましょうと言いだしたのだそれを聞いたショウマはちょっと呆れていた

「紅姫・・・僕の家で御飯作ってあげるから・・・朝から桜餅はそのダメだよ」

紅姫はちょっとしょぼくれた顔をしたが「はい」と小声で言った後に寄ろけるショウマの身体を支えながら彼の家まで付き添って歩いているうちにショウマの家についたのだが・・・

ショウマの家は豪邸のような屋敷だったのだ

「おかえりな・・・坊っちゃまどうされたのですか・・・早く傷の手当を・・・」

そうこの屋敷の召使いの女がショウマを屋敷の中に連れて行ったのである
紅姫は恐る恐る屋敷の中に入っていった

「お邪魔します」

ショウマの屋敷はとにかく広かった紅姫は何処にショウマが居るのか分からないままその場に立ち尽くした

「主様・・・何処ですか」

その時だった紅姫の背後から女の声がしたのだ

「貴女・・・何ものですか・・・ショウマ様の御友人とはみえませんが」

紅姫はその声の主の方にくるりと向きを変えた
そこに居たのは彼女と同じであろう魔剣少女が居たのだ

「私は妖刀紅姫・・・我が主ショウマの魔剣です」

紅姫は自分から名を先に名乗ったのだ相手の魔剣少女もクスッと笑った後に名を名乗ったのだ

「私はこの屋敷の守護刀の菊一文字です。私の事は菊と呼んでください紅姫さん」

そう彼女は言い紅姫の手をそっと握りある場所にむかった

━湯━

湯と暖簾のかかった場所だった

・・・・・・
続く 
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