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fairyLOVEstory

作者:寒元毬藻
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第38章 ボウリングの恐怖

夏麻州武鬼が司会を始めた。
“ここでは命をかけてもらう。負けたら、相手チームの商品になるのだ。では、最初にやってもらうゲームはボウリング命懸けバトルだぁ!
このゲームは赤一人白一人で10回やる。まぁ、普通のボウリングだ。でも、ボールは一度決めたら変更は許されない。5分間でボールを選んでもらいます。ちなみにチームの方は赤組は神精様、山本様、ゴリ山様、馬場様、女心様、何出茂様、野口様、栗成様です。白組は魔精様、杉井様、太田様、和家様、勉様、碁留玉様、手仁子様、堺様、松田様です。では、ボウリングの試合に出る一人を各チームで話し合い、ボールを選んでください。では、どうぞ”

悪美「双子どっちか商品に・・・」
真池琉「うわーん」

堺「ここはさ。ボウリングの玉に似てる碁留玉でどう?」
碁留玉「(怒)」
堺「怒っても怖くね~」
松田「やりすぎよ!」
碁留玉「必殺。100球投げ」
堺「痛~」
ピーポーピーポー
勉「堺君のバカ。」

“赤組は栗成様、白組は碁留玉様でよろしいですね?ではボウリング命懸けバトル。スタート!”

「頑張ってー!」
「すごーい!」
「落ち着け!」
すごい声援の中、10回目までやってきた。二人とも同点だった。しかし、最後、碁留玉はピン1本を逃してしまった。1試合は赤組の勝利で終わった。白組ではざわめきがみられたのであった。 
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