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転生とらぶる

作者:青竹
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ガンダムW
  1589話

 計画通り……いや、計画以上のMSをOZの基地から奪った俺は、ルクセンブルク基地に用意された部屋の中へと戻っていた。
 当然だが部屋の中は暗くなっており、誰かが忍び込んでいるような様子もない。
 ……一応士官用の部屋なんだが、出来ればもう少し広い部屋にして欲しいと思うのは贅沢だろうか。
 いや、部屋の広さはそこまで気にしないから、ベッドだけはもっと広くして欲しい。
 ダブルスとまでは言わないが、セミダブルくらいは……
 そのくらいのベッドがあれば、綾子との熱い夜を過ごす事も出来るんだが。
 そんな風に考えながら、部屋の電気を付ける。
 俺が忍び込んだOZの基地の格納庫……どんな風に判断されるんだろうな。
 格納庫から外に出る場所は、壁や天井を崩してバリケード代わりにして扉を開けないようにしてある。
 つまり、誰も中から外には出られないという事だ。
 だが、電気が復旧すれば、格納庫の中にあったMSが全て消えている事に気が付くだろう。
 ああ、整備中の機体はそのままにしてきたから、本当の意味で全ての機体がなくなったって訳ではないが、動ける機体は全てがなくなっているのだ。
 欲を言えばMS輸送機も欲しかったところだが……恐らく、MS輸送機は専用の格納庫に置かれているんだろう。
 次からは、そっちの方も狙った方がいいか。
 いや、でもそうなると格納庫を2つ襲撃する必要があるんだよな。
 今回みたいに1つだけならどうとでもなるけど、2つ連続となると……いけるか?
 今回もスライムを使った根回しはともかく、実際に動いた時間は10分にも満たない。
 であれば、続けてMS輸送機のある格納庫を襲っても……
 それにMSがある格納庫の方は、MSの分だけ触れて収納という手間を必要とするが、MS輸送機はその大きさ故に格納庫に入っている機数は少ない。
 そうなると、心配する必要はないな。
 うん、次からはMS輸送機がある場所も襲うか。
 勿論、出来ればMSと一緒にMS輸送機や潜水艦の類があればいいんだが。
 ……ただ、潜水艦はちょっと難しいかもしれないな。
 いや、収納する為に触れるのは問題がないだろうが、俺の空間倉庫というのは生物を入れるのは無理だ。
 だとすれば、もし潜水艦に人がいれば収納は出来ない。
 で、潜水艦だと当直とかで残っている奴がいそうなんだよな。
 まぁ、それはその時……いざ実際にそうなった時に考えればいいか。
 もしかしたら、当直の類がいない可能性もあるし。
 そんな風に考えながらベッドで横になっていると、不意に扉がノックされる。

「アクセル代表、ちょっとよろしいでしょうか?」

 この声はサリィだ。
 さて、何があった?
 また何か問題でもなければいいんだが。
 何だか、サリィが来ると問題が起きているというイメージがあるんだよな。
 ……まさか、夜這いだったりしないだろうな?
 サリィの性格を考えれば有り得ないとは思うが、シャドウミラーという存在は現在の連合軍にとっては非常に大きい。
 そんなシャドウミラーの代表の俺と深い関係を築くというのは、連合軍にとって非常に大きい。
 その辺りの事情を考えると、意外とサリィを使ったハニートラップというのは考えられるんじゃないか?
 そんな風に考えながら扉を開けると、そこにいたのは向こう側が透けて見える程に薄いネグリジェのサリィ……ではなく、いつも通りに軍服を着ているサリィの姿だった。
 ……もしかして、欲求不満なのか?
 まぁ、ホワイトスターにいた時に比べると、随分と大人しい夜を過ごしているのは間違いないし、相手も凛と綾子の2人しかいないから自然と抑えている感じになってるのは事実だが。
 一度考えると綾子の鍛えられていながらも柔らかな女の肢体や豊かな双丘といった光景を思い出しそうになり、慌てて首を横に振る。
 今はそんな事を考えている場合じゃない。

「アクセル代表?」
「いや、何でもない。それで、どうしたんだ? こんな時間に何か用か?」
「こんな時間と言っても、まだ午後10時過ぎですよ?」
「……ああ、まだそんな時間か。ちょっと寝てたんでな」
「あ、すいません。起こしてしまいましたか」
「いや、気にするな。こっちもそろそろ起きようとは思ってたんだ。……まぁ、その件はそれでいいとして、何か用事があったから来たんだろ?」
「はい。2つ程。実はアクセル代表が……いえ、正確にはシャドウミラーが依頼の報酬として要求していたガンダニュウム合金ですが、トールギスの分と一緒に地上に送られてくる事になりました」
「本当か?」
「はい。上の方からは、お待たせして申し訳ないと言伝を」

 そう言って小さく頭を下げるサリィだったが、寧ろ俺としてはかなり早いとすら思っている。
 連合軍というのは巨大だが、巨大な分だけ動きが鈍いところがある。
 その辺りを考えると、随分と動きは早いと言ってもいいだろう。

「いや、気にするな。こっちはガンダニュウム合金がしっかりと入手出来るならそれでいい。それで、もう1つの方は?」
「その、ロームフェラ財団の上層部に対する攻撃の件です」
「ああ、結局デルマイユにしかやってなかったな」

 正確には、デルマイユの屋敷から粗方金目の物を盗み出した後で屋敷を破壊したんだが、その後直ぐにこのルクセンブルク基地がOZによって占領されたので、その奪還作戦に取り掛かったのだ。
 勿論、つい先程OZの基地からMSを盗み出してきたが、その件は表沙汰には出来ないから言わないが。

「はい。それでこちらに流れてきた情報によると、デルマイユ公爵はかなり怒っているという事です」
「つまり効果的だった訳か」

 デルマイユにとって、戦争というのはトレーズ率いるOZが行うものであり、自分がそれに巻き込まれるというのは完全に予想外だったのだろう。
 実際原作でもオペレーション・デイブレイクに限って言えば、デルマイユが戦争に巻き込まれる事はなかったし。
 ……もっとも、最後にはホワイトファング結成の生贄にされたが。
 だが、原作でデルマイユが攻撃されなかったのは、純粋にオペレーション・デイブレイクが奇襲作戦であり、連合軍がそれに対処出来なかったからというのが大きいだろう。
 それに比べると、この歴史ではシャドウミラーの活躍により連合軍はOZを疑っていた。
 その上、連合軍のトップ3人も普通に生き残って指揮を執っている。
 であれば、デルマイユが攻撃を受けても当然だろう。
 自分だけが安全な場所にいると思い込んでいたツケが回ってきた感じだ。
 いや、そのツケを取り立てたのは俺達なんだが。

「はい。現在ロームフェラ財団の上層部では、OZに自分の屋敷の警備をするように要請しているのですが、とてもではなく手が回っていない模様です」
「……だろうな」

 ロームフェラ財団というのは、ヨーロッパの王侯貴族が集まって出来た財団だ。
 ようは、金持ちの集まりと言ってもいい。
 そして金持ちにとっては当然の事だが、持っている屋敷は普段使っている物以外にも幾つも存在している。
 そんな者達が大勢集まっているロームフェラ財団で、持っている建物全てに護衛を付けるようにOZが要請されたらどうなるか。
 それは、言うまでもないだろう。
 ただでさえOZは少数精鋭の部隊であり、人数的な余裕はない。
 ……まぁ、その人数の少ないOZを次々に倒しているのが俺達なんだが。
 ともあれ、そんな具合に人数の少ないOZを、全ての屋敷の護衛に回す……などという真似をするには圧倒的に人数が足りない。
 かといって、OZの活動資金はロームフェラ財団が出している物である以上、OZにとってロームフェラ財団はスポンサーに近い。
 勿論トレーズもデルマイユの親族だけあって金持ちと言うのに相応しいだけの財産はあるのだろうが、それでもOZ全ての活動資金とするのは無理がある……といったところか。
 更に言えば、その護衛というのは殆ど無駄足と言ってもいい。
 例えMSが屋敷を護衛していたとしても、シャドウミラーの戦力を数機のMSでどうにか出来る筈がないのだから。
 それこそ各個撃破されて、無駄にMSが被害を受けるだけだろう。
 だが……それでも、ロームフェラ財団の者にとって護衛がいるという事で安心は出来るので、MSによる護衛を止める事はないだろう。
 ……そうなると、OZは動きを鈍らせざるを得ず、それどころか深刻な戦力不足になりかねない。
 うん? ちょっと待て。だとすれば、もしかしてMDの投入が早くなるんじゃないのか?
 屋敷の護衛と連合軍の基地の制圧のどちらにMDを持ってくるかは分からないが、無人機というのは人員不足のOZにとって、喉から手が出る程に欲しい代物なのは間違いない。
 トレーズはMDを好まないが、ロームフェラ財団の意見には従わざるを得ない。
 それは、原作でもOZがMDを採用したことを考えても明らかだろう。
 ただ、問題はどの機体をMD化するかという事か。
 トーラスは基本的に宇宙用MSだ。
 勿論綾子が使っているように、多少改修すれば地上で使う事も不可能ではない。
 だが……果たして問題なのは、現在のOZにトーラスを地上用MSとして改修するだけの余力があるかどうかだ。
 現在必要とされているのは、質ではなく量。
 勿論その量に質が伴っていれば最善なのだろうが、現在必要なのはとにかく量だ。
 ロームフェラ財団上層部の屋敷に対する護衛としてMDが必要な以上、どうしても数が必要となる。
 だとすれば……リーオーかエアリーズのどっちかだな。
 その2つだと、やっぱりエアリーズか?
 原作だと、トレーズがMD化したリーオーに対して攻撃を仕掛けていたけど、その際にはリーオーを外部から有線でMDとしてコントロールしてたし。
 何より、リーオーとエアリーズでは、一般的なパイロットが使う分だとエアリーズの方が性能が高い。
 ……中にはゼクスのように、エアリーズよりも強いリーオーというのもあるが、それはほんの一部の者に限っての話だ。
 何より、空を飛べるというのは大きい。
 だとすると、ノベンタ達に話を通しておいた方がいいか?
 MDが警備だけではなく実戦で使用されると、今の連合軍ではちょっと対応するのが難しい。

「アクセル代表? 聞いていますか?」

 MDについての事を考えている間にも、サリィは色々と説明をしていたらしい。
 それを無視して自分の考えに没頭していたのだが、その声で我に返る。

「ああ、悪い。OZがこれからどう行動するのかを考えていてな」

 ……いや、待てよ? 俺が直接ノベンタ達に報告を入れるより、サリィから話を通した方がいいか。
 現在のサリィは俺達のお目付役兼連絡役という形で同行している。
 だが、あくまでもそれは成り行きだ。
 連合軍の都合で、もしかしたら全く別の人材に変えられる可能性もある。
 だとすれば、サリィに手柄を立てさせて俺達と一緒に行動しているのが最善の選択肢だと連合軍の上層部に思わせる必要がある。
 まぁ、俺がサリィに手を出して肉体関係になるのが、ハニートラップ的にはベストなんだろうけど、残念ながら今の俺はサリィを抱くつもりにはなれない。

「OZのこれから、ですか?」
「そうだ。まだ確実とは言わないが、前に俺がちょっと耳に挟んだ情報に、OZがMSを無人機にするという計画があってな。それを聞いた時は冗談か何かだと思ってたんだが、こうして現実にOZの人手が少ないとなると冗談じゃすまされないかもしれないだろ」
「それは……」

 サリィも現状のOZが圧倒的に人手不足だというのは知っているのだろう。
 だからこそ、無人機という言葉を一笑に付す事が出来ない。

「その情報の確度はどのくらいでしょう?」
「あくまでも俺が聞いたのは噂だ。本当に無人機の開発が進んでいるのかとか、その辺は分からないな。けど……今のOZなら、そのくらいは必要だろう?」
「それは……確かに……」

 深刻な表情で、サリィが頷く。
 ロームフェラ財団の上層部が警備の人手を欲していると、その話を持ってきただけに、どうしても俺の話を真面目に受け取らざるを得ないといったところか。

「で、その無人機が本当に人の手を必要としない無人機なら、現在の戦況は一気に引っ繰り返される」

 現在の地球でのOZとの戦いは、大体6:4……もしくは7:3くらいで連合軍が有利だ。
 だが、そこに本当にMDが加わったとしたら、その程度の差はあっという間に覆されるだろう。
 ビルゴが開発されていないのでこっちの攻撃がバリアで通じないとならないのは、不幸中の幸いと言うべきか。
 リーオーやエアリーズ辺りなら、MDになっていても数の差で何とか何とかなる……かもしれない。

「取り合えず、その件を知らせてきたらどうだ? ロームフェラ財団の上層部の襲撃の件はまた明日聞くから」
「はい、ありがとうございます」

 無人機……MDの件は、連合軍にとって重要だと判断したのだろう。サリィは敬礼をして去っていく。
 それを見送り、俺はベッドへと横になって眠りに落ちていくのだった。 
 

 
後書き
アクセル・アルマー
LV:43
PP:1035
格闘:305
射撃:325
技量:315
防御:315
回避:345
命中:365
SP:1415
エースボーナス:SPブースト(SPを消費してスライムの性能をアップする)
成長タイプ:万能・特殊
空:S
陸:S
海:S
宇:S
精神:加速 消費SP4
   努力 消費SP8
   集中 消費SP16
   直撃 消費SP30
   覚醒 消費SP32
   愛  消費SP48

スキル:EXPアップ
    SPブースト(SPアップLv.9&SP回復&集中力)
    念動力 LV.10
    アタッカー
    ガンファイト LV.9
    インファイト LV.9
    気力限界突破
    魔法(炎)
    魔法(影)
    魔法(召喚)
    闇の魔法
    混沌精霊
    鬼眼
    気配遮断A+

撃墜数:1309 
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