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ドリトル先生と沖縄の蛇達

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第十一幕その八

「明日の十時、ここを発つ前はね」
「最後のティータイムだね」
「その時は」
「うん、沖縄のティーセットをね」
 まさにそれをというのです。
「楽しもうね」
「最後の最後は」
「それをだね」
「楽しんで」
「そしてだね」
「ここを発つんだね」
「そうするからね」 
 是非にというのです。
「最後の最後にね」
「そうだね、最後はね」
「やっぱりそれだよね」
「沖縄のティーセット」
「それを楽しもうね」
「そうしようね」
 是非にと言う先生でした、そのうえで。
 今のティーセットを楽しみます、先生はシュークリームを食べてそうして紅茶を飲んでまた皆に言いました。
「この紅茶もね」
「うん、美味しいね」
「沖縄の紅茶も」
「いい味だよ」
「お水もいいし」
「そう、お水もね」 
 チーチーがその沖縄のお水について言います。
「沖縄はいいよね」
「大体日本はお水がいいけれど」 
 ガブガブもお茶を作っているお水を味わっています。
「沖縄のお水もいいわね」
「関東のお水はちょっと、な感じがするけれど」
 ジップはそちらのお水のお話をしました。
「世界的には悪くないかな」
「むしろ関東のお水も」 
 ホワイティもその関東のお水のお話をします。
「イギリスのお水よりはずっと美味しいよ」
「というかイギリスのお水って」
「硬水の中でもね」 
 オシツオサレツはイギリスのお水のことを思い出しています。
「味がね」
「特によくないね」
「そこのお水と比べたら」 
 トートーが言いますに。
「日本のお水は何処も凄く美味しいよ」
「沖縄のお水も」
「こうして普通に飲めて」 
 チープサイドの家族も紅茶を飲んでいます。
「お茶にしても美味しい」
「氷にしてもね」
「氷にしても美味しいことは」
 ポリネシアが言いますに。
「かなり大事だよね」
「美味しくないお水は氷にしてもね」
 ダブダブも氷のお話をします。
「美味しくないんだよね」
「というかね」
 最後に老馬が言います。
「お水ってそのままお料理にも関係するからね」
「そう、お水で洗って煮るから」
 先生も応えます。
「お茶だけじゃないんだよ」
「そう考えると」
「沖縄もね」
「お水がよくて」
「本当にいい場所ね」
「日本は雨も多くて水源も豊かで」
 湖や川が沢山あるからです。 
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