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ラブライブ 転生者は仮面ライダー!?

作者:末武克之
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第2話 真姫の中のナイト

 
前書き
真姫がヒロインだとかなり頭を使います! 

 
雄介は片手に鞄を持ちながら階段を下りていた。

「雄介くん」

雄介に話しかけたのは真姫の母親だった。

「なんですか?」

雄介は鞄を片手に持ちながら聞いた。

「真姫ったらお弁当忘れたから届けてくれないかしら」

真姫の母親はそう雄介に頼んだ。

「わかりました」

そう雄介は頷いて言った。


ーーーーーー


雄介は音ノ木坂学院の自分のクラスに到着して真姫を探していた。

「真姫」

雄介は真姫に近づいて鞄から弁当を渡した。

「えっ?私お弁当忘れてた?」

真姫はそう雄介に聞いた。

「ああ、気を付けろよ」

そう言って雄介は自分の席に座り外を見ていた。



ーーーーーー


休み時間雄介は花陽と凜と話をしていた。

「そういえば最近変な噂を聞いたにゃ~」

凜はそう言い出した。

「どんな噂だ?」

雄介はそう凜に聞いた。

「えっとね、夕焼けになると怪物が出現するって噂だにゃ~」

凜はそう雄介に言った。

「ふーん」

雄介は少し笑顔で言った。

「ああっ!その顔は信じてないにゃ!」

凜は雄介にそう言った。

「信じてるよ」

雄介は頬杖を付きながら言った。

「あんたたち飽きないわね」

真姫はそう雄介と凜に言った。

「いや、それを言わないでくれ」

雄介はそう言って次の授業の準備をしていた。


ーーーーーー


雄介は放課後真姫に呼び出されて屋上に向かった。

ガチャ

「お待たせ」

そう雄介は言って屋上のドアを開けた。

パァンパァン!

「うぉっ!」

雄介の目の前にはクラッカーを持った女子が9人居た。

「いらっしゃい!」

穂乃果はそう言った。

「ああ」

雄介は辺りを見ながら言った。

「君が転校生の木道雄介くんね」

雄介の名前を言ったのは音ノ木坂学院の生徒会長の綾瀬絵里だった。

「あっ!はい」

雄介は絵里を見た。

「どうかした?」

絵里は雄介に聞いた。

「あっ、えっとこれは何の集まりですか?」

雄介はそう絵里に聞いた。

「あんたを皆に紹介したかったのよ」

真姫はそう雄介に言った。

「そうだったのか」

雄介はそう言った。

「それでは私は東條希学年は3年で生徒会副会長やよ」

希はそう雄介に言った。

「私は矢澤にこ、よろしくにこ」

にこは笑顔でポーズを取りながら言った。

「私は園田海未といいます」

海未は頭を下げて言った。

「私は南ことりです」

ことりは笑顔で雄介に言った。

「私は綾瀬絵里よろしくね」

絵里はそう雄介に言った。

「俺は木道雄介です!」

雄介は全員に頭を下げた。

「ねぇ、雄介くん」

穂乃果は雄介に話し掛けた。

「なんですか?」

雄介は穂乃果に聞いた。

「スクールアイドルに興味ない?」

そう穂乃果は雄介に聞いた。

「えっ?」

雄介は少し固まった。

「ちょっと、穂乃果!雄介に何言い出すのよ」

真姫はそう穂乃果に聞いた。

「だって、男の子のスクールアイドルは珍しいからかなりのダンスができるんじゃないかなって」

穂乃果はそう真姫に言った。

「確かに、雄介くん顔もスタイルも悪くないもんな」

希はそう言った。

「いや、俺は悪いけどアイドルに興味はないんだ」

雄介はそう言った。

「穂乃果、木道くんも困ってますから」

海未はそう穂乃果に言った。

「そっか、ごめんね」

穂乃果はそう謝った。



ーーーーーー


雄介は片手に鞄を持ちながら真姫の家に帰宅していた。

「ショッカーがまた現れたら戦うしかないな」

そう言って雄介は歩き出した。



ーーーーーー


「結局ダメだったわね」

にこはそう言いながら歩いていた。

「仕方ないよ、雄介くんアイドルに興味なかったもん」

穂乃果はそう言った。

「真姫ちゃん、雄介くんて何が好きか知らない?」

凜はそう真姫に聞いた。

「あいつは仮面ライダーが好きよ」

真姫はそう凜に言った。

「仮面ライダーか」

凜はふとあの仮面ライダーエグゼイドを思い出していた。

「ねぇ、仮面ライダーってなに?」

絵里はそう真姫に聞いた。

「仮面ライダーっていうのは悪の組織や怪人をやっつけて戦う正義のヒーローのことよ」

真姫はそう絵里に説明した。

「私昔見たことあるよ!確か電車の仮面ライダーを見たんだよ」

穂乃果はそう言った。

「雄介の部屋には仮面ライダーのDVDがたくさんあるわよ 借りて見た方が早いから絵里借りてみたら」

真姫はそう絵里に言った。

「そうね」

そんな話をしているとき空から黒い影が真姫に近づいていた。

「きゃ!」

真姫はいきなり体を誰かに掴まれて空を急上昇しはじめて驚いていた。

「真姫ちゃん!」

花陽は真姫を見上げた。

「なに何が起きてるのよ!」

そう真姫は言った。

「貴様を連れて来いとの命令でな」

怪人の正体はバットイマジンだった。



ーーーーーー


雄介は部屋でガシャットを持ちながら永夢の事を思い出していた。

自分をこの世界に転生して許嫁まで用意してくれて少しうれしいと考えていた。

雄介はスマホをポケットから取り出してメールが着てないか見ていた。

♪♪♪♪♪♪[仮面ライダーアギト]

雄介はいきなりスマホが鳴り電話に出た。

「はい、もしもし」

雄介はそう電話に出た。

『雄介くん!』

電話の主は花陽だった。

「どうしたんだ?」

雄介はそう花陽に聞いた。

『あの、真姫ちゃんがコウモリの怪物に連れ去られたんです!』

そう花陽は言った。

「なんだと!」

『今は凜ちゃんたちと一緒にGPSで真姫ちゃんの位置情報を探してるから雄介くんも手伝って!』

花陽はそう言った。

「わかった‼」

雄介は片手にゲーマドライバーとガシャットを持って走り出した。



ーーーーーー


「っく!」

真姫は鉄骨に紐で縛られていた。

「ふっふっふ!西木野さんいい気味ね」

真姫にそう言ったのは黒髪で眼鏡をした女子生徒だった。

「何なのよあんた!」

真姫はそう女子生徒に聞いた。

「あら、覚えてない?あなた私が木道雄介にラブレター渡そうとしたら邪魔してきたじゃない!それが私にどれだけ傷をつけたか解る?」

女子生徒はそう言って真姫の髪を引っ張った。

「覚えてるわけないでしょ!」

そう真姫は言った。

「なら、あなたを殺せば木道くんは私の物になるわね」

女子生徒はゲラゲラ笑いながら言った。

コツンコツン

「ん?」

ゆっくりと歩く音が聞こえた。

そこには仮面ライダーエグゼイドが立っていた。

「貴様か、仮面ライダーエグゼイドというのは」

そうバットイマジンは聞いた。

「ああ!真姫は返してもらうぜ!」

エグゼイドはそうバットイマジンに言った。

「ふん!貴様の相手はこいつらだ!」

そうバットイマジンは片手を前に出した瞬間白ヤミーが20体出現した。

「なら、ノーコンティニューでクリアしてやるぜ!」

エグゼイドはレベル2で白ヤミーに攻撃を仕掛けた。

「真姫ちゃん!」

穂乃果達μ'sも到着した。

「うらぁ!」

エグゼイドはガシャコンブレイカーで白ヤミーを次々と倒していた。

「ほぉ~少しはやるようだな」

バットイマジンはそうエグゼイドに言った。

「残るはバットイマジンお前だけだ!」

エグゼイドはガシャコンブレイカーを片手に持ちながら言った。

「何か勘違いしているようだな」

バットイマジンはそう言って真姫の紐を解いた。

そして首もとに剣の刃を近づけた。

「ひっ!」

真姫は怯えていた。

「やめろ!彼女は関係ないだろ!」

エグゼイドはそうバットイマジンに言った。

「悪いがこの女を殺せと主の命令でな」

バットイマジンはそう言って剣を真姫に近づけた。

「やめろ!!」

エグゼイドはそう叫んだ。

「ならば貴様が持っているガシャットを渡せ」

バットイマジンはそうエグゼイドに言った。

「ガシャットをだと!」

エグゼイドはそうガシャットを見ながら真姫を見た。

真姫は涙を流しながら恐がっていた。

エグゼイドは何かを決心したのかガシャットをゲーマドライバーから抜き取った。

[ガッシュー]

エグゼイドはガシャットを抜き取った瞬間変身が解けてその姿に真姫と女子生徒は驚いた。

「雄介?」


真姫はエグゼイドの姿を見て驚いていた。

「ほらっ!これが欲しいんだろ!」

雄介はそう言ってガシャットをバットイマジンに投げて渡した。

バットイマジンは笑みを浮かべながら真姫を雄介に投げた。

「きゃあああああ!」

真姫は悲鳴を上げた。

雄介は上手くキャッチした。

「真姫ちゃん!大丈夫?」

穂乃果達はそう真姫に聞いた。

「うん」

真姫は雄介の顔をじっと見た。

「安心しろ!俺は君を守るから」

雄介はそう言ってバットイマジンを睨んだ。

「なんだ?ガシャットの無い貴様など恐れるわけがない!」

バットイマジンはそう言ってゆっくりと歩き始めた。

「誰がマイティアクションのガシャットしか持ってないって言った?」

雄介はポケットから水色のガシャットを取り出した。

「まさか!それは!?」

バットイマジンは驚いていた。

[タドルクエスト!]

「変身!」

[ガシャット!レッツゲーム!メッチャゲーム!ワッチャネーム!?アイアムカメンライダー!]

雄介は仮面ライダーブレイブに変身した。

「これよりバットイマジン切除手術を行う!」

[ガシャコンソード!]

ブレイブは片手に専用武器ガシャコンソードを片手に持ちながら攻撃を仕掛けた。

「くそがー!」

バットイマジンはブレイブに攻撃を仕掛けた。

ブレイブはガシャコンソードでバットイマジンの攻撃を防いだ。

「あの剣カッコいいにゃ!」

凜はそう言った。

「剣じゃない!これはメスだ!」

ブレイブはそう言ってガシャコンソードでバットイマジンを攻撃した。

「術式レベル2!」

ブレイブはレバーを引いてレベルアップした。

[レベルアップ!タドルレグルタドルレグルタドルクエスト!]

ブレイブはレベル2にレベルアップしてバットイマジンに攻撃を繰り出した。

「っぐ!このまま殺られはしない!」

バットイマジンは剣でブレイブに攻撃を仕掛けた。

ブレイブは片手に装備している小さな盾で攻撃を防いでガシャコンソードのAボタンを押した。

「凍結手術!」

[カッチーン!]

その瞬間ガシャコンソードの剣は赤から水色に変わった。

「ハァァァァァ!」

ブレイブは剣を振り氷の斬撃をバットイマジンに向けて放った。

「なにぃ!」

バットイマジンの体は足から胴体までが凍った。

「オペを完了させる!」

[ガッシュ!ガシャット!キメ技!タドルクリティカルフィニッシュー!!]

ブレイブの強力な一太刀がバットイマジンの体を真っ二つにした。

「ゲームクリア」

そうブレイブは言ってガシャットをゲーマドライバーから抜いた。

「おい!」

雄介はこそこそ逃げようとしている女子生徒を睨んだ。

「ひっ!」

女子生徒は雄介に奮えていた。

「これ以上真姫にちょっかいを掛けるならお前を殺す!」

雄介のただならぬ殺気に女子生徒は脅えて逃げ出した。

「真姫、大丈夫か?」

雄介は真姫に近づいた。

「あ、えっと雄介」

真姫は雄介の名前を言った。

「ケガはないな」

そう雄介は笑顔で真姫の心配をしていた。

「雄介、あんたはどうして自分の心配より私の心配をしてくれたの?」

真姫は雄介にそう聞いた。

雄介がエグゼイドの姿からもとの姿で自分の心配をした事に真姫は不思議でたまらなかった。

「助けるのは当たり前だろ‼俺はお前の許嫁なんだからよ」

雄介はそう真姫に笑顔で言った。

「雄介・・・・」

真姫は嬉しさのあまり涙が出ていた。

「真姫?」

雄介は真姫に近づいた。

「ごめん、先に帰るわね!」

そう言って真姫はμ'sのメンバーと雄介を置いて走って帰った。

「真姫のやつ」

雄介はガシャットとゲーマドライバーを持ちながらμ'sのメンバーと一緒に帰宅した。



続く 
 

 
後書き
仮面ライダーエグゼイドのレベル5カッコいい!

でも仮面ライダーレーザーのレベル3が自分的には好きだな!

コメント&ポイントよろしくお願いいたします! 
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