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ハイスクールD×D キングオブハジケリスト兵藤一誠

作者:unnown
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第十八話 授業参観と引きこもりと天使長と

 
前書き
お待たせしました!更新再開です!!今回遂に〝あの方々”が登場しちゃいます!!! 

 
使い魔探しから暫くした後、駒王学園は授業参観の日を迎えていた。それまでの間、堕天使総督のアザゼルとかいうオッサンが愚弟誠治に接触したりとオカ研では色々あったとか・・・・・まぁ我らがハジケイッセーには関係ない事だけどね!!

「それではこの時間は粘土細工をやってもらいます!!!」

「センセー!英語の授業で粘土細工する意味がわからないで~す!!」

『イッセー (君)(さん)がまともな発言をした!!!!!!?』

「そこまで驚く事無いだろ?」

『日頃の行いを考えろよ!!!!』

「自分の脳裏に浮かんだモノを作ってくださいね。」

「無視ですかい。」

「レッツトライ!!!」

何だかんだで作業に入るイッセーとクラスメイト達。少しした後、イッセーは紙粘土を完成させたようだ・・・・・彼の机の上にはグラサンをかけ妙なポーズを取るアフロの男の像があった

「イ、イッセーさん?これって何でしょうか?」

意を決したアーシアが訪ねると

「これかい?この像の人物の名は〝ボボボーボ・ボーボボ”。俺の師匠というか今の俺があるのはこの人のおかげと断言できる人さ。」

『・・・・・ええええええええええええええええええええ!!!!!!!!?』

それを聞いた教室内の全員が驚愕の叫びをあげた

「こ・・・・この人がイッセー君をこんなにしちゃった人!!!!?ていうか名前ボばっか!!!!?」

「イリナ、ボーボボさんを悪く言うなよ。さっきも言ったけど俺の師匠みたいな人なんだからさ。」

「ボボボーボ・ボーボボ・・・・・一体何者なんだ?」

その後、授業が終わるまで教室内はある種のカオスと化したのであった















「いやぁ、授業参観となると父兄の人達が多いよな・・・・・ってアレなんだ?」

廊下を歩いていたイッセーはシャッター音が鳴り響く人だまりを見つけ向かってみるとそこには黒髪ツインテールに魔法少女のコスプレをした女性がいた

「ん?君も撮影希望かな・・・・・ってイッセー君!!!久しぶりね!!♪」

「ああ、誰かと思ったら〝セラフォルー”さんじゃないですか!!久しぶりですね。」

「もう♪レヴィあたんって呼んでって言ってるじゃない♪」

そう言ってセラフォルーはイッセーに抱き着くのであった

「はいはいはい、他の人の迷惑になるから撮影会はやめ・・・・って兵藤一誠!!?お前何してんの!!!!?」

その時、注意をする為に来た匙はイッセーとセラフォルーを見て驚きの声をあげた

「ああ匙か。感動の再会と言うヤツだよこれは。」

そうイッセーが答えると同時にソーナがやって来た

「匙、何かあったのですか・・・・・・・って姉さんとイッセー君!!!!?」

「あ、ソーナちゃん!!」

「姉さん?セラフォルーさんと姉妹なんですかソーナ会長?」

「え、ええ・・・・・彼女は〝セラフォルー・レヴィアタン”。現レヴィアタンで私の姉です・・・・・・・姉さんと知り合いなんですか?」

「彼が私を真の魔法少女にしてくれた人なんだよソーナちゃん!!」

「・・・・・・・貴方だったんですか・・・・・・」

セラフォルーの言葉を聞いたソーナは一瞬で暗い表情になるのだった

「・・・・・まさかセラフォルー様と面識があったとは思わなかったわイッセー。」

そこにリアスとサーゼクスが現れた

「あ、リアス先輩。そっちの人は?」

「こうして会うのは初めてだったね兵藤一誠君。僕はサーゼクス・ルシファー。現ルシファーでリアスの兄だよ。グレイフィアの事は本当に礼を言わせてもらうよ。」

「ああ、貴方が・・・・・・・・将来重度のシスコンになるだろうなって初代ルシファーさんが言っていた。」

「ゴフッ!!!」

イッセーの発言を受けたサーゼクスは突如吐血するのだった

「大丈夫ですか?」

「だ、大丈夫・・・・・・ちょっと精神的にくるものがあっただけだから・・・・・・ところで、さっきの話はどういうことなんだい?」

「ああ、昔偶然知り合った彼女が魔法少女を目指してると言ってたもんで魔法少女に相応しい力を教えてあげたんですよ。」

「・・・・・・それって何なのイッセー?」

「〝ラブリーマジカル真拳”ですよリアス先輩。」

「・・・・・・・・何か頭痛くなってきたわ。」

「そ、そういえば君は初代魔王様達と友人なんだったね・・・・・・ちなみに彼女の事は何か言ってたのかな?」

「セラフォルーさん?ああ、将来重度のシスコン兼魔法少女好きになるだろうなって初代レヴィアタンさんが言ってましたね。」

「・・・・・・当たり過ぎですよ初代魔王様達。」

疲れ切った表情でそう呟くサーゼクスであったがすぐさま気を取り直し

「そうそう、実は近々此処で三大勢力の会談をやることになってるのだけど・・・・・出来たら参加してくれるかな?」

「良いですよ。」

「(即答!!?しかも快諾してくれた!!!!)あ、ありがとう。」

「気にしなくていいですよ。じゃあ俺はこれで。」

そう言ってイッセーはその場を去るのであった


















-翌日、旧校舎-

「此処に何があるんですかリアス先輩?」

その日、我らがイッセーはリアスらオカ研メンバーと旧校舎のある部屋の前にいた

「此処には私の眷属がいるのよ。」

「他にもいたなんて初耳ですよ。」

「今まで封印されてたんだけどつい昨日解除されたのよ。」

そう言ってリアスが扉を開けると

「ヒィイイイイイイイイイ!!!!!!」

金髪の女の子がリアス達を見た瞬間ダンボールに籠ったのであった

「随分人見知り激しい娘ですね。」

「彼女は〝ギャスパー・ヴラディ”。私のもう1人の僧侶で〝停止世界の邪眼”という神器を持つハーフヴァンパイアからの転生悪魔よ。」

「ギャスパー?ひょっとしてヴァレリーの友達か?」

「な、何でヴァレリーちゃんの名前を知ってるんですかぁああああああああ!!!!!!?」

イッセーの発言に驚くギャスパー

「あの娘今家に住んでるんだよ。」

「えええええ!!!!?どうやってルーマニアの吸血鬼領から日本に来れたんですか!!!!!?」

「知らないの?ルーマニアの吸血鬼はとっくの昔に壊滅状態になったんだぜ。まぁやったの俺だけど。」

「ちょっと待ってイッセー今聞き捨てならない発言したわよね貴方!!!!!?」

「驚く事ですかリアス先輩?」

「当たり前よ!!!吸血鬼勢力が壊滅状態になってたこともそれを貴方がやったっていうのもとんでもない情報なのよ!!!!?ていうかどうやったらそんな事になるのよ!!!!!?」

「昔ルーマニア旅行で連中のテリトリーに迷い込んだら攻撃されてそれで戦争になって勝っただけですよ。」

「・・・・・・・・・・ツッコミが追いつかないわ。」

イッセーとのやり取りでかなり疲れたリアスであった

「そういやヴァレリーから聞いてたけどしょっちゅう暴走してたそうだな。だから此処に籠ってたのか。」

「そ、そうなんですぅううううう!!!!だから外に出るのは嫌なんですぅううううう!!!!!!!」

「大丈夫大丈夫、その暴走も今日限りさ!!!」

「何故そう言えるんですかイッセー先輩?」

「実はついさっき俺の友人を呼んだのだよ。」

「友人にゃ?」

「ああ・・・・・博士!〝レオナルド”博士!!!」

イッセーがそう叫ぶと扉から白衣を着たクマが現れた

「紹介します。こちら俺の親友の天才マッドサイエンティストのレオナルド博士です。」

「レオナルドだ!よろしくなオラッ!!」

「・・・・・・・・レオナルド?」

「天才マッドサイエンティスト・・・・・・・・ですか?」

「・・・・・・・兄さん。僕達を馬鹿にしてるのかい?どうみたってただの白衣を着たクマ・・・・・ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!」

誠治がレオナルドに向かってクマと言った次の瞬間、レオナルドが誠治の頭に噛みついたのであった

「博士!それは獲物じゃないから食っちゃだめだ!!!」

「お前ディナー!俺のディナー!お前ディナー!俺のディナー!」








-2分後-

「博士は非常にプライドが高い人でね、見た目について触れられると脊髄反射的に襲い掛かる習性があるんですよ。」

「・・・・・・・・どんな習性よ。」

横目でアーシアに治療されている誠治を見ながらそう呟くリアス

「でもイッセー君、その・・・・・・・レオナルドさんがマッドサイエンティストってどういう・・・・・・」

「ああ、彼はカレーライスからスクーターを、100円ショップの商品から宇宙船を、夕飯の残り物で駆除不可能な最強のコンピューターウィルスを作り出す程の天才なんだよ。」

『それ科学の領域余裕で越えてるよね!!!!!?』

「というわけで博士、ギャスパーの神器制御の為の訓練場を作ってくれないかな?」

『というわけってどういうわけ!!!!?訳が分からないよ!!!!!?』

「おう!!そう言うだろうと思って・・・・・・・旧校舎のすぐ隣に神器コントロールのトレーニングルームを建てておいたぞ!!!」

『しかももう完成してる!!!!?というか何時の間に!!!!!?』

「ちなみに材料はトイレットペーパーの芯だそうだよ。」

『トイレットペーパーの芯ってマジで!!!?』

「トイレットペーパーの芯があれば核融合炉だって造れるんだ俺は!!」

「・・・・・・・・・もうどこをどうツッコめばいいのかわからなくなってきたわ。」

「そうねリアス・・・・・・・」

遠い目でそう呟くリアスと朱乃であった


















-2日後、姫島神社-

「へぇ、此処朱乃先輩の実家だったんですね。」

「あら、この神社の事知っていたのイッセー君?」

朱乃に呼ばれ姫島神社に赴いたイッセーの言葉にそう尋ねる朱乃

「ええ、昔自由工作で作ったミサイルを飛ばしたんですけどそれがちょうどこの方面に向かって飛んだんですよ。」

「え?じゃああの時のミサイルは・・・・・」

「ん?あの金髪の人は誰ですか?」

朱乃が何か言う前にイッセーは前方に見えた金髪の男性に目を向ける

「初めまして兵藤一誠君。私はミカエル、天使長をしています。」

「ミカエル?ああ、ヤハウェさんの部下の。」

「・・・・・・・主と友人というのは本当だったんですね。」

「ええ、よくネトゲでパーティー組んでますよ。」

「そ、そうなんですか・・・・・」

引き攣った表情でそう答えるミカエルであった

「ところで俺に何の用ですか?」

「そ、それはですね・・・・・この前のコカビエルの一件で貴方にお礼をと思いまして・・・・・・これをどうぞ。」

そう言ってミカエルは1本の剣を取り出した

「ああ、龍殺しのアスカロンですか。でも俺エクスカリバーやドンパッチソードあるんで聖剣には困ってないんですけどね。」

「そ、そういえば報告でありましたね・・・・・・・・」

「でもありがたく貰っておきますよ。」

そう言ってミカエルからアスカロンを受け取ったイッセーはそれを〝ズボンのポッケ”にしまうのであった

「(一体どうなってるんですか彼のズボンは!!!!?)じゃ、じゃあ私はこれで・・・・・・」

そう言ってミカエルは帰って行ったのであった




















-30分後、とあるスーパー-

「へぇ、俺の自由工作が朱乃先輩と先輩のお母さんの命を救ってたんですね。」

「え、ええ・・・・・・でもまさかそのミサイルが自由工作で作られたは思いませんでしたわ。」

苦笑交じりにイッセーにそう答える朱乃

「あら、イッセーに朱乃じゃない。」

「リアス先輩、偶然ですね。此処には何の用事で?」

「少し入り用があってね・・・・・貴方達は?」

「イッセー君の鍋料理の材料を買う手伝いですわ。」

「よければ先輩もどうですか?朱乃先輩もさっき誘ったとこなんですよ。」

「嬉しい誘いね。」

リアスがそう答えた次の瞬間

「「!!!!!」」

2人の表情が突如強張ったのであった

「どうしました?」

「朱乃。」

「ええ、わかってますわリアス・・・・・・・この近くに恐ろしく凄まじい聖なる力を感じます。」

「この近くに何がいるというの・・・・・・・」

2人が警戒しながらそう呟いていたその時

「あれ?もしかしてイッセー君?」

「本当だ、久しぶりだね。」

ジーザスとプリントされたシャツを着た頭に茨の冠を被った長髪の男性と南無三とプリントされたシャツを着た謎のパンチパーマの様な髪型の男性がイッセーに話しかけてきたのだった

「〝イエス”さんに〝ブッダ”さんじゃないですか、久しぶりですね。何故駒王に?」

「今日此処のスーパーで卵と豆腐のセールがやっててね、それで来たんだよ。」

ブッダと呼ばれた男性とイッセーがそんな会話をしている最中、ものすごく引き攣った表情をしたリアスが意を決してイッセーに尋ねだす

「イ・・・・・・・イッセー?い、今貴方・・・・・・・その2人を〝イエス”と〝ブッダ”って呼ばなかった?」

「ええ、呼びましたよ。あ、紹介しますね、こちら俺の友人の〝イエス・キリスト”さんに〝ブッダ”こと〝ゴーダマ・シッダールダ”さん。イエスさんにブッダさん、こちら俺の高校の先輩のリアス・グレモリーと姫島朱乃です。」

「よろしくね。」

「グレモリー?ひょっとしてサーゼクス君の妹さん?」










「「・・・・・・・・・・ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!?」」


スーパーに2人の驚きの叫び声が響いたのだった 
 

 
後書き
今回は此処までです!!遂に・・・・・遂に登場させちゃいましたよレオナルド博士に立川の最聖コンビ!!!物語が更に混沌と化す事間違い無しですね・・・・・・それでは次回もお楽しみに!!! 
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