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『残骸』

作者:零那
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『答え』



『答え』なんてのは探しても見付からない。
『求める』ものは探しても見付からない。

僕は僕のまま『生きる』ことが嫌だ。
『変わりたい』って思ってる。
だけど其れは『不可能』だって解ってる。

何故かって『根っこ』が変われないから。
僕は『僕自身』でなきゃ意味が無いから。

『投げ出す』ことは『負ける』ってこと。
其れは僕には向かない。
負けず嫌いだから。
だから『向き合う』ことを選んだ。

『理解ろう』としてくれる気持ちが幸せ。
それだけで生きてて良かったと想える。

眠れないまま朝が来ても、答えがでないまま夜が来ても『僕は僕でしか生きてけない』
敢えて其れが『答え』なのだろうか。

『強く』なりたかった。
ずっとずっと『無力』だったから。
でも其れは『こども』だったからじゃない。
だって未だに無力だから。

いつまで『答え』を『求めて』彷徨い続けるのだろうか。


 
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