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剣の光

作者:小虎
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ラグナロク篇
  悪夢

竜牙は獅子座の星槍レグルスと完全化をした
完全化とは、意識、体型、人格まで全てを星器にゆだねるものである。
「完全化か、雅人やるか?」
「多分、やらないと全滅するのに1分かかるかかからないかだ」
「つまり?」「あぁ、やらずにもたせる‼」
「おい!雅人?」
俺は竜牙、改めレグルスに突撃した
「アンタレスを遣うものよ。何故呼び出さない?」
「装着!」俺はアンタレスをみにまとった
装着とは、武器、鎧、身体能力を使用者へ受け渡すこと。しかし、星器の意識も多少引き継ぐ
「レグルスよ。我はアンタレス、蠍座の守護星なり。」
そう言うなり、俺は剣を振り上げた
一方、レグルスは槍を引き、突きを繰り出す 
両者の攻撃は、互いの左腕を裂いた
「相討ちか、さすがはアンタレスだ」
「あほか!相討ちじゃない、そうだろ?雷騎!」
「もちろんだ!」俺の後ろから雷騎が攻撃する
その剣は、とっさに飛び退いたレグルスの足を切りつけた
「くっ、まだ…だ」
「これで、終わりだ!!!!!」
アンタレスはレグルスを縦に二等分した
「しっ…試合終了!優勝は、豊火学園第1小隊!」
「勝ったな、雷騎」「あぁ、これで親に近づけたな」
「雅人ー、雷騎ー、やったね。」紀葉夏が走ってくる 
「おう、ありがとな」言い終わると同時に、会場が揺れた



「魔獣だ」そんな声が聞こえた
「魔獣だと?」渓火は不思議に思っている
恐らく他の皆もそうだろう
しかし、俺と雷騎、竜牙は違う
魔獣、 200年前の悪夢、アルマ侵攻
その五年ほど前に現れた獣。

悪夢が再び、地球を襲おうとしていた……… 
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