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艦娘達と少し頼りない提督

作者:Kei督
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着任~艦隊合同作戦
  鎮守府内スパイ狩り!後編

 
前書き
何か後編は書くことが無くなってきている感じがするんですがね。ちなみに今回はバトルもスパイ狩りもありませんのでご了承下さい。 

 
昨日だけでも20人ものスパイが見つかり全員刑務所に送られ厳しい裁判の後に島流しの刑に処されることになったらしい。まぁ鎮守府でスパイ工作しようとしたのだから仕方がない。
「昨日でスパイを全員捕まえたから今日はスパイ狩りは無し、後お前らに紹介する人がいる。」
「提督が呼ぶ人達にはさんざん驚きましたから、もう驚く訳がないデース❗」
「それでは入ってください。」
ドアか開き外から陸軍の服を着た50代位の男性が入ってきた。
「君達かね、スパイを捕まえる手伝いをしてくれたのかね?心から感謝するよ。」
この人が言った言葉は、やさしく言っているつもりだろうが、威圧感が物凄い。驚かないと言っていたが次の司令官の発言で私達は驚いた
「父さん、やっぱり吹雪達が緊張してるじゃんさ、昨日の電話であれだけ優しく言って上げてって言ったのにさ」
「これでも、優しく話しかけたんだがな逆に緊張させてしまったかな。」
「え、司令官今何て言いましたか?」
「父さんって言ったぞ」
「済まない、自己紹介がまだだったな私は陸軍元帥をしている宮本敬一だ宜しく頼む。」 
「雰囲気が重々しいと思ったら提督のお父様だったからかしらね。それなら理由が分かったわ。」
「えっ、俺も雰囲気悪いの?」
「良い雰囲気ではないわね。」
「結構、悲しいなそれ。」
「で、父さん要件を伝えて貰いたい軍のお偉いさんがこんな所に来たんだから重大な事ですよね。」
「そうだ、前足に関する新しい情報を伝えよう。」
「新しい情報とは何かしら?」
「前足の後ろにはかなり面倒臭い奴が糸を引いていることが分かった。」
「その黒幕は誰なのデース?」
「この地域一体の資源や資材その他の情報を管理する、"丸海生活資源管理局"の局長だ。」
「それはまた面倒臭い奴が黒幕ね。」
「だが、コイツは軍の資材をも好き勝手出来るから、スパイを送ろうとすればすぐに送ってこれる。」
「しかも最近、黒い噂をよく耳に挟みますね。」
丸海生活資源管理局は最近設立したが他の会社を恐るべき速さで越して行き最終的には、国半分の資源を管理するほどの大企業になっていて、ほとんどの鎮守府はこの管理局から資源を取り寄せている。
「それにしてもどうやってこんな量の情報をてに入れたんだ?」
「それは、お前の仕事仲間が手伝ってくれたからだよ。皆良い働きをしているから、すぐに集まったよ。」
「そう、ありがとう。」
「じゃあ、私は任務を終えたから鳳翔のお店に行ってくるから、後はごゆっくり。」
宮本さんはそう言い司令室を出ていった。最初は怖そうな人だと思ったが、話をするにつれどんどんフリーダムになっていくことに違和感を感じた。
「さて、どうするもんか。」
「やはり、もう少し待ちましょうよ。」
「そうデース、焦っては元も子もないヨ。」
「そうだな、じゃあ気分転換に皆で間宮のスイーツ行こっかもちろん俺のおごりで」
「司令官良いんですか?」
「それじゃあ遠慮なく‼」
「まぁまぁ、アイスは逃げないぞ加賀。」
「冷たいから美味しいのです。」
皆かなりの数アイスを食べ料金を気にすると、司令官はかなり余裕のようで、いつもは小銭なのに今日はお札で会計をしていた
「提督に物をねだるなら今がチャンスね。」
「流石に、一人の為だけに司令官がお金使いますかね?そう思いますよね?大鳳さん」
「そういえば、明日夏祭りがあるので皆でねだりましょう。」
「大鳳それは、Niceideaデース❗」
駄目だ全員司令官の財布をみてから、貰うプレゼントの話をしている。
「それにしても今日は暑いわね。」
「なら、皆でプールに行くデース❗」
そう金剛さんが言ったので、皆がプールの準備をして司令官の許可を取ってからプールへ行った。

~提督視点~

「と言うわけで、皆でプールに行ってくるデース❗」
「そうか、気を付けてな。」
皆でプールにいく。か俺子どもの時5回位しかなかったなぁと思いながら、書類を片付けていたが、今日は霧島達が仕事を、進めてくれていたのですぐに片付き、父さんがいる鳳翔さんのお店へ行った。
「連日すみません、席は空いてますか?」
「大丈夫ですよ提督さん、席は空いてますよ。」
「それにしても提督のお父様は、いつも鎮守府に来るとここに絶対来ますね。」 
「食材1つ1つの味がしっかりしていて、美味しいって言ってましたよ。」
「そうですか。お偉い方の口に合って光栄です。」
「そういえば、父さんはどこです?」
「お父様なら先ほど帰られましたよ。」
「そうですか。それでは親子丼セット下さい。」
今回は早めに調理がすんだらしく、すぐにテーブルに置いてもらった。
「ごちそうさま、美味しかったです。」
「ありがちございます。また来てくださいね。」
さて、今日は早めに寝ますかね。普通に眠くなったので、俺は自室に戻り寝る準備をした。

~吹雪視点~

「明日のお祭りどうします?」
「それはやっぱり、浴衣を着るに決まってるじゃない」
「それじゃあ、明日浴衣買ってきますね。」
明日は夏祭りらしいので、浴衣を買って司令官に見せよう足りないお金は司令官から貰うとしてと考えながら私は布団の中で眠りについた。 
 

 
後書き
今回はちょっと短めになりましたね。そして陸軍所属の提督のパパさん、宮本敬一元帥この人少し老けてるキャラですが、どこかの蛇みたく格闘技や、ジェダイ戦士みたいな剣術も出来ますし、結構万能型の人です。 
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