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『Face TO Face』

作者:零那
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『Grudge』



いつもそうだった
何が起きても
知らないフリ
見てないフリで
いつもそうだった

ねぇどうして?
聞いてみたことは
あるにはあった
けれど答えはない

いつもそうだった
興味も関心も
何もない
ただの置物同然

そのくせ
機嫌次第で弄ぶ
いつまで経っても
其の根本は
変わらないまま

私は貴女を
未だに許せない
許すなんて事
死んでも有り得ない

貴女が貴女の母を
未だ恨むように
私も貴女が死んだ後
恨み続けるだろう

いつまでも
いつまでもズット
貴女への想いは
消えぬ侭
永遠に恨み続ける


 
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