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東方 死絶禍

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東方死絶禍8- さざめけ獄牙の翼

 
前書き
イン・ザ・ゾーン!
↑この流れである? 

 
黒芭の言動に道中妖精は怒りを露にした。

道中妖精「なによ!いきなり現れて!」
道中妖精「そーよそーよ!」

こんなになっても気づかないとは..........

黒芭「妖精は何度でも黄泉ガエルんだっけ?」
道中妖精「そうよ!あんたの負けよ!」
黒芭「へぇぇ..............」

ブワァッ

道中妖精「エ............」

道中妖精を、手薙で微粒子と科せた。
細かい灰カスのようなものは、
風に流れていく。

道中妖精「私には勝てないわよ!............ん?」

道中妖精は、灰カスとなった仲間をみる。
逆上するか、許しを乞うか............

道中妖精「........あんなのただのごみよ。」
黒芭「え?」

もっとも恐れた感情が沸き上がる。
同族はひとつの集合体として存在し、
お互いを尊重しあう。

このごみ妖精にはそれが欠如している。

ゴミカス「あいつは私の目的を達成する
ための受け皿でしかないの。
だから望み通り踏んでやったわ!」

黒芭「それは........踏み台、足場ではないのか?
受け皿wwwwwwwwwwwwwwwwww」

ゴミカス「笑うなぁァァ!」
?「クスクス..............」

怪我をしていた妖精が笑う。
怪我もよくなったようだ。

ゴミカス「あんたは蔑まれて喜ぶんじゃ
なかったかしら?」

グギッ コキコキコキ ゴガガガガ

妖精は、頭をくるくる回したり、肩慣らし
したりする。

....................本当に妖精か?


?「ふっふふっ!笑いが止まらない!」
ゴミカス「さっさと死になさいよ!」

べちゃっ

ゴミカス「..............え?」
?「ドリアンペインツ。」

ドリアン、彼女は確かにそういった。
ドリアンとは、かなり臭い果実の一種。
しかもついたのはその液体。


ゴミカス「くっさぁぁぁぁぁぁぁい!!!」

ということは、臭い。

ゴミカス「水っ!水っ!」

ゴミカス妖精は、汚ならしい体を洗う。

ゴミカス「許さないわよ!」
?「ふんっ! べちゃっ」
ゴミカス「いぃぃぃぃやぁぁぁぁぁぁぁ!」

無限ループ

ゴミカス「許さないわよ!穢れ妖精!」
?「ブーメラン乙。あと私は怪我妖精。」
黒芭「メタイメタイ。」

実際ゴミカス妖精の体は
ドリアン臭が半端ない。

さらに何度も洗ったせいか、
川が濁っている。

ゴミカス「もうかえる!」
?「じゃっ!」
黒芭「............」

ゴミカス妖精は、その場から去っていった。

そして妖精と黒芭が取り残された。

?「イタタ..........」
黒芭「無理をしすぎだ。ちょっと掛けろ。」

妖精は素直に体を休める。
黒芭は、アリスから貰った応急処置の薬を
妖精に飲ませる。


?「そういえば......名前は?」
黒芭「黒芭でいい。」
?「私は、葉奏 希羽。宜しく。」

お互い紹介を済ませた。

黒芭「..............」
希羽「..................」


その場は静寂に包まれていた。
 
 

 
後書き
道中妖精→ゴミカス 
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