| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

『Talk rot』

作者:零那
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

『Ontology』



自由を確かめたい
不確かなモノばかり
何故か増えてく
ホンモノの自由を
手に入れたい

麻痺して腐った
感覚なんか
殴り殺してく
粉々の鎖
融かしてしまえ

夢を見てた
とても優しくて
温かくて愛しい夢
叶いはしない
決して一生...

理不尽の塊の様な
闇に吹く醜悪な風に
飛ばされてった

あれから呼吸
という面倒な作業
無理矢理
繰り返してた

太陽の眩しさ
月の輝き
星達の瞬き
何も感じない

腐った雑音だけ
脳髄に響く

ホンモノの自由など
存在し得ない


 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧