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深海棲艦の発生と艦娘の出自記録

作者:null*
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作戦イ2548─95ヲ─ト1935攻勢|水鬼攻撃計画:下される鉄槌


概要
作戦名"下される鉄槌"はかねてより軍令部で計画されていた水鬼奇襲計画を改定したものです。
乙姫の活性状態による協力、こちら側からの資金および人員の援助により実現しました。

投入戦力

先行航空打撃
戦略爆撃機 芙蓉

殲滅回収艦隊
戦艦 上総・因幡・伊予
軽巡洋艦 千保・宇多
駆逐艦 夕嵐・氷雲・夏霧・春雷

偵察
偵察機 日雲

目的
作戦の目的は戦略爆撃機による攻撃および水鬼の射程外からの砲撃のよる敵拠点の被害査定。
水鬼の遺体回収による彼女達の出自調査、また遺体回収を交換条件とした乙姫からの情報提供。



目標
茨城県沿岸 東 297km地点 水深300m


前文
特別に作られた無響室で乙姫が活性化、水鬼の拠点となっている地点を突き止めました。
また今回の活性化により、水鬼が深海に潜伏している事が新たな事実として判明し、
活性化による数週間の調査の後、水鬼の拠点は作戦の攻撃目標として選ばれました。
作戦決行当日、水鬼の"消失"を防ぐため乙姫は無響室にて活性化に入りました。


実行日時:1935年9月10日

午後13:00
偵察機 日雲が目標地点の安全を確認。


午後13:32
千保を旗艦とする水雷戦隊(千保・宇多・夕嵐・氷雲・夏霧・春雷)が、
目標の西15km地点に到着。
付近の索敵と確保に従事。


午後13:58
戦艦 上総・因幡・伊予が後続で水雷戦隊と同地点に到着。
共に待機する。


午後14:02
戦略爆撃機 芙蓉が離陸。攻撃目標に向かう。


午後14:46
"芙蓉"が目標付近に到着。10kt爆雷の第一次投下を開始。
投下後、目標から東北東の方角へ飛行。


午後14:47
第一次投下の爆雷の潜航装置が作動。


午後15:11
第一次投下の爆雷の起爆装置が作動。水深約250m付近で爆発。


午後15:15
"芙蓉"が目標付近に再接近。10kt爆雷の第二次投下を開始。
投下後、目標から離れ帰投の針路をとる。

午後15:17
第二次投下の爆雷の潜航装置が作動。


午後15:22
第二次投下の起爆装置が作動。水深約110m付近で爆発。


午後15:30
殲滅回収艦隊が移動を開始。


午後15:46
殲滅回収艦隊が目標の西2km地点に到着。
戦闘態勢に入る。


午後16:15
水中から生き残りの水鬼が10体出現。
それぞれの装備に甚大な損傷が確認されました。
殲滅回収艦隊は交戦を開始。


午後16:18
"芙蓉"との連絡が途絶える。
基地への着陸も確認されず。


午後16:31
殲滅回収艦隊が交戦を終了。
水鬼10体を撃破、遺体の回収を開始。
この戦闘で、氷雲が中破。


午後17:00
水鬼の遺体、5体を回収。
"日雲"により新たな水鬼12体の回収活動地点への接近を確認。
殲滅回収艦隊は回収活動を中断し撤退を開始。


午後17:14
乙姫より殲滅回収艦隊の針路変更が提言されました。
理由は水鬼の新たな部隊に鉢合わせる為とのことでした。


午後17:20
軽巡洋艦 千保から偵察機が2機発艦。
通常針路と乙姫からの提言針路の安全確認がとられました。


午後17:40
通常針路の確認に向かった偵察機からの連絡が途絶えました。


午後17:45
提言針路を偵察機にて安全を確認。


午後18:02
殲滅回収艦隊は大きく南に回り移動。


午後18:30
殲滅回収艦隊は無事帰投。


午後18:38
偵察機 日雲が無事帰投。


事後報告
殲滅回収艦隊の帰投まで水鬼の遺体消失は起こらず、研究施設への収容が成功しました。
"芙蓉"と"千保"の偵察機は後の調査により海中にて残骸と乗組員の遺体を発見、撃墜されたと思われます。
"日雲"の帰投時の報告により作戦地域に水鬼要注意形体である識別名"ヲ級"がいた可能性が示唆されます。

乙姫の希望により遺体収容後すぐに面会が行われました。
面会後の診察により乙姫は過労と診断。約一週間の安静と点滴治療が行われました。
 
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