| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

東方嘘付録

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第一部
  宴会3

「では…僭越ながら私から報告の方をさせていただきます。」

幻想郷と呼ばれるこの大地
弾幕勝負、スペルカードルール、さらには有力者の情報を細かくわかりやすく説明した

「なるほどなるほど。んで?それだけじゃないんだろ?」
偉そうに主人の風格をだす子供に対してさっちゃんは言った

「はい、そうでございます。ご主人様が喜ばれる情報は3つ。一つはこの幻想郷には二つ名を持つ人物が、二つ名を持つ妖怪が多数存在します。二つ目はご主人様のフィアンセは早く見つかるかと思います。最後にもう一つは、この幻想郷には忘れられた存在が訪れる場所、つまりご主人様が探されている家族がいるかもしれません」

紫は思った
これであの子供主人と従者の幻想郷に訪れた理由がわかった
しかし後者の二つはわかる
家族と恋人を探しに来たのだろう
しかし最初の一つはなんだ?なぜ二つ名の存在をそこまで主張する?なぜだ?

紫の考えと同時進行に事は進んだ
この幻想郷を揺るがす人物三人が動いた


「なるほどね!もしかしたらそこの結界の中にいるのかもしれないね。紋、朔弥。あの結界を壊してくれ」

「了解ご主人!」
「かしこまりましたご主人様」


ついに幻想郷の有力者あつまるこの宴会と交わる 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧