サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。ページ下へ移動

< 前ページ次ページ > 目次

14

サトシ：「はい。実は、我が社で最近開発しているプロテインがございまして、その名も
S.A.C（シルフ.アスリート.チャンピオン）
という商品になります。
かつてポケモンに使われていた
基礎ポイントを上げるアイテムを
復刻させ、その成分から作られた

タウリン3000㎜配合”の攻撃重視型、
（武道向け）

インドメタシン3000㎜配合のスピード型
（球技向け）

マックスアップ3000㎜配合の体力向上型
（オールラウンド）

そして、、、」

タマスポ店長：「ちょっと待ちたまえ、、」

サトシ：「はい？」

タマスポの店長は
サトシの説明を途中で止め、そして、、

タマスポ店長：「君、タウリンとか
インドメタシンとか言っちゃってるけど、
成分をしっかりと理解しているのかい？」

サトシ：「はい？」

サトシはタマスポ店長の変化に
再び驚いた。

タマスポ店長：「いいかい？先ずタウリンと
いうのは別名アミノエチルスルホン酸といって
構造図がH2N-CH2-CH2-SO3Hの物質であり
、、」

サトシ（やっぱり理科系じゃねぇか）

サトシの説明の中で
タウリンやインドメタシン等の
言葉を聞いたタマスポの店長は
普通の理科系の男に戻ってしまった。
理科系の男が何故大型スポーツ店で
店長を務めているのか、その経緯は
謎だがタウリンを始め
成分の説明は1時間に及んだ。

< 前ページ次ページ > 目次

ページ上へ戻る

感想を書く

この話の感想を書きましょう！

全て感想を見る：感想一覧