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ドリトル先生北海道に行く

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第六幕その十一

「羆にしてもね」
「トドも」
「だからみだりに獲ることは出来ないんだ」
「それで値段もですね」
「高いんだよ」
 そうだというのです。
「全部ね」
「そうですか」
「そう、だからね」
「保護されているからこそ」
「高いんですか」
「そうだよ、その辺りは難しくてね」
 それでというのです。
「保護されていても数が多過ぎても困るからね」
「ああ、羆もトドも猛獣ですし」
「そう、難しいんだよ」
「保護していても」
「そこから難しいんだよ」
「成程ね」
 こうしたことをお話してでした、そうして。
 先生達は羆やアザラシ、トドを食べてでした。そのうえで。
 あらためてです、こう言ったのでした。
「まあこんな味かな」
「珍しい食べものだね」
「そうだね」
「それじゃあね」
「これも食べたし」
「後はね」
「さて、どうしようかな」
 先生は缶詰を全部食べてからでした、皆に尋ねました。
「夜までは」
「そうだね。夜まではね」
「一緒に楽しく過ごそう」
「それじゃあね」
「後はね」
「どうしようかな」
「一体」
「札幌の街を歩こう」
 こう言ったのは先生でした。
「そうしよう」
「札幌の?」
「それでだね」
「これからどうするか」
「札幌の街を歩けばいいよ」
 これが王子の提案でした。
「観光で」
「そうだね、今日もね」
「そう、今日はタラバガニも食べるけれど」
 それと一緒にというのです。
「それまではね」
「うん、観光を楽しもう」
 先生も皆も王子の提案に頷いてでした、そのうえで。
 今日も札幌の街を観光して楽しみました、そしてこの夜も蟹鍋を楽しみました。ですが先生の観光は続くのでした。 
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