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サクラ大戦7人目の隊員

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ゼツと大神に訪れた悲劇前編

「ぬう貴様!!わしを只の憑依獣と抜かしたな?」

「お前は、憑依獣ではないのか?」

「わしは憑依獣ではない、憑依魔獣神ゼツ様だ」

「このゼツ様を馬鹿にしたお前は何者だ?」

「俺は帝国華撃団隊長の大神一郎だ」

「うむ、情報が違うな、お前は、大神華撃団だろ、帝国華撃団の隊長は、真宮寺直哉のはずだが」

「何だと!!」

「「「「「「えええーーーー」」」」」」

「ちょっと何で?そんな情報が出てるの」

直哉は、唖然とした、自分が何時の間に帝国華撃団の隊長になったのかが、不思議だった。

だがその時、ゼツの言葉に異論を唱えた人物がいた。そうエリカだった。

「それは違いますよゼツさん、直哉君が隊長すべきは、私達の巴里華撃団です」

「チョッエリカさんそんな事言ったらーーああああーーもう知らない」

「エリカさんそれは違いますわ」

「そうです、巴里華撃団には、中尉をあげます」

「本当ですか織姫さん」

「馬鹿が、今は隊長より、直哉争奪戦が優先だろうが」

「そうだよエリカ、それに僕達実際に直哉君と戦って、イチローとは、別の安心感があったんだ、それにエリカはずるいよ、さくらさんは、姉弟だからいいけど、一人だけ直哉君と異世界に行くなんて」

「そう言われれば、そうですわね」

「そう言えばそうだな、エリカ直哉に変な事してないだろうな?」

「え、・・・」

「直哉君エリカさんになんかされたの?」

さくらは慌てて、直哉に確認する。

「お、お姉ちゃんお、落ち着いて、今はそんな事より、ゼツを倒そうよ」

直哉は物語を進行しようとするが、トドメとしてゼツが言った。

「わしも、その話には興味あるからな」

そう言って、ゼツは大神と共に、休憩がてら、乙女達の話に耳を傾けるのだった。


「教えて直哉君、エリカさんに襲われたの?」

「お姉ちゃん、なんで僕がエリカさんに襲われたと言う前提なの?質問が」

「だって、エリカさんてそういう事しそうだもん」

「お姉ちゃん・・・大丈夫だよ、僕の記憶が正しければ、何もされてない・・筈」

「さあエリカ、素直に言いなさい、直哉を襲ったの?」


「ヒエーーマリアさん銃を向けないでーーー」

エリカはマリアに懇願していた。

そのころゼツと大神は・・・

「のう大神、最近の女子は怖いのう」

「ええ、そうですね」

「ちょっと大神さん敵と話すなんて、どうしたんです?」

「ああ、千明ちゃん大丈夫かい?」

「すまんのうあっちでは、あんな役させて」


「いえいえ、私も、裏直哉君と恋人になる為の試練でしたし」

「しかし長いのう、楽しいからいいんじゃが」

「ゼツさんこう言う時は、自然鎮火が、一番いいんですよ」

「経験者の言葉か、ためになるのう」

「「「次回に続きます」」」

 
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