サクラ大戦7人目の隊員

｢あの僕戻れないんですけど、どうしたらいいんでしょ｣

｢｢｢｢えええーーー｣｣｣｣

｢直哉君どうしょう？｣


｢ジェミニ、君の世界は本当にここなのかい？｣

｢え、それはどういう意味？」

｢君は、並行世界から来たんじゃない？よく思い出してみて？｣

｢そう言われてみれば、僕の知っている帝国華撃団の中に桜武があったのにこっちにはないな、後、なのはちゃんやフェイトちゃんもいないし｣

｢桜武、なのはちゃんフェイトちゃん？｣

｢ジェミニ、桜武と、なのはちゃん、フェイトちゃんは、この世界に存在しないよ｣

「そんなーーじゃあ魔法もですか？｣

｢｢｢｢｢魔法だって｣｣｣｣｣

｢とにかくシャノワールに行きませんか？大神さん｣

「そうだな、ジェミニ君もそれでいいかい？」

「はい、わかりました」


シャノワール地下司令室・・・

｢たくっエリカはともかく、直哉とさくらいきなり帝都から消えないでおくれよ｣

｢｢心配をおかけしました｣｣

｢あーグラン・マ酷いです。何で私が消えても心配じゃないんですか？｣


｢エリカはいつもいないからね、またかと思うんだよ、それに直哉とさくらの場合は、消えてもちゃんとした理由があるからね｣

「そうだな、憑依獣との対決とかでな」

！！｢憑依獣だって！！｣


ジェミニは憑依獣と言う言葉に、反応した。

｢ジェミニ、君もしかして憑依獣の事知ってるの？｣

｢知ってるも何もかつて、直哉さんが倒したじゃないですか？僕覚えてますよ｣

｢だから、僕たちは君の世界に行った事ないよ｣

｢あっ待って直哉君、もしかしてジェミニちゃんの世界に私達行った事あるよ｣


｢ええーー嘘お姉ちゃんいつの事？｣

｢初めて私達が、並行世界に跳ばされた場所だよ直哉君｣

｢ああ、紫藤直哉さんの世界ね、でもお姉ちゃんあの世界に、魔法技術なんてなかったよね｣

「直哉君貴方以前言ってたよね、僕達があの世界に行ったことで、あの世界の歴史が狂う事件が起きなければ良いけど」


！！

「そうか、僕達の歴史の改変の始まりは、米田健二と、邪神巫女イヨとの出会いだった、そして直哉さん達の世界の改変の始まりは、僕達との出会いだとしたら、僕たちの世界は、呪力との出会いとすれば、直哉さん達は魔法と言う力との出会いをしててもおかしくない｣


その時、シーが慌ててやって来た。

オーナー大変です｣

｢どうしたんだいシー｣

｢二人の子供が空を飛んで、シャノワールに接近中です｣

｢｢｢｢｢何だって｣｣｣｣｣


シーの報告にジェミニ以外の全員が驚きを隠せないでいた