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サクラ大戦7人目の隊員

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イヨの復活前編

「何故お前がここにいるんだ?邪神巫女イヨ」

「あらー暫く見ないうちに、男の子になっちゃって」

イヨは、そう言うと、直哉の下半身を凝視する。

スパーン!!

「痛いじゃない」

直哉は、ハリセンで、イヨを叩いた。

「こら何処を見てる?」

「直哉君の大事な所よウフ」

スパーン!!

「いい加減話を続けろ。視聴者が離れるぞ」

「それは、拙いわねいいわ話を続けましょう」

「お前が何故この世界に来ている?健二さんはどうした」

「ああ、健二なら消滅したわ」

「何!!」

「健二は、世界の因果律を変えすぎて、自らの身をも消滅させたわ」

「そして、彼のいた世界は、彼の消滅で、世界は滅びたの」


「「まさかそんなことが・・・」」

「私も、初めての経験で、驚いたわね」


「そのせいで私と、江戸城はこちらに逃げてきたの、あでも安心してね、今回は貴方たちが、魔城江戸城の天守閣にいる城主を倒したら私も消滅するわ」

「成る程、今のイヨお前は戦うことが出来ないんだな?」

「ええ、そうよ悔しいけどね」

この世界に来てから、私の力が使えなくなったのよ、多分前回の来訪した時の、弊害かもしれない」

「それと、江戸城を壊さないと、あの子達も元の世界には、戻れないから」

「わかった伝えておく」

「それじゃあね直哉君」

イヨは消えていった。


「直哉さん、皆さんちょっといいですか?」


「あ、直哉君大変なんだ、あの装置が、動かないんだ?」

「それは、あの城のせいです」

「あの城の?」

「あの城の力で、この世界からの移動は、不可能になりました」

「何だって!!」

「それじゃあ僕達が帰るには、あの城を壊さないといけないのか?」

「ええ、そういうことに、なりますね」

「直哉さん、どうしますか?」

「直哉君やろう。私達なら大丈夫だから」

「でも皆、連戦じゃないか」

「あたい達は、2日休めたんだ、行けるぜ」

「そうですわ」

「うちも行くで」

「アイリスも頑張る」

「直哉私も、皆と一緒だわ」

「皆・・・わかった・・・行こう」


「どうやら決まりのようですね」

これより我々帝国華撃団は、再び現れた、魔城江戸城に突入作戦を開始します」


「「「「「「了解」」」」」」

「僕達も行くよ皆」

「「「「「「おーーー」」」」」」」

「「帝国華撃団出撃せよ!!目標地点江戸城」」

「「「「「「了解」」」」」」


こうして二つの帝国華撃団旧花組にあたる合計12人を乗せた翔鯨丸は、再び江戸城に向かった。


果たして、江戸城の城主とは何者なのか?

そして、紫藤直哉たちは元の世界に、戻れるのか?

 
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