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『小さな街の、大きな闇。』

作者:零那
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『永斗と零那』



ある日、海斗が車を運転してた。
組の車だった。

永斗に、その事を話した。
永斗は、なんとなく海斗の状況が解ったようなことを言ってた。
店と話すから零那は首突っ込むなって釘刺された。
あと、海斗見かけても声かけるなって。

永斗は誰よりも海斗の性格を解ってる。
海斗のことに関しては永斗に従うのが正しいと思った。

他にも、少し気になることを話した。
永斗は零那のこと昔から知ってたらしい。
施設に入る前、組長に拾われる前から...

海斗は知らんらしいけど...

永斗はホンマに知ってた。
当時の零那の交友関係、されてきたこと、してきたこと...
あの事件の事も知ってた。

何故か...
理由は一生教えんって言われたから、聞けんかった。

でも、永斗は共感してくれてたらしい。
零那を、強くてカッコイイって思ってるらしい。
そんなキレイなもんじゃないのに...。

でも...
だからこそ...永斗の心の闇は深いんだと感じた。
きっと、誰も知らん何かを抱えてるんやろなって...


 
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