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サクラ大戦7人目の隊員

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元の世界のその後と鬼神と憑依獣の説明


元の世界・・・

巴里 シャノワール

無事、パリシイの神オーク巨樹を倒した巴里華撃団だったが、大神と彼女達には戦いの勝利を素直に喜べない理由があった。


その理由とは、彼女らは戦いの後に聞かされた真宮寺姉弟の消失が、原因だった。


「隊長一体直哉とさくらは、どこに消えたのだ?」

「もしかして、本当は、死んじゃったのかな?」

「馬鹿か、コクリコあの二人が死ぬわけ無いだろう」

「確かにあの二人なら生きてる気がします」

「・・・」

「千明君大丈夫か?君は二人と仲が良かったからショックだろう」

「大丈夫ですよ大神さん、少なくとも直哉君は生きてますから」

「「「「「「何ーーーー」」」」」」


「千明の発言に驚いた大神達だが、さらに驚く事が起きた。

「おっ千明俺を、さくらが呼んでやがる行って来るぜ」

「本当前鬼二人を守るのよ、多分私とゴキは、行けないから」

「おう、じゃあな」

そして、前鬼は、さくらと直哉の元に召喚された。


並行世界の大帝国劇場地下司令室・・・


「真宮寺直哉君。君のお姉さんが呼び出したそれは何?」

「え、えーと前鬼ですが?」

「前鬼?つまり君のお姉さんは隊員で、ありながら式神使いなのかい?」

「正確に言えば、違いますけど、大体あってますね」

「でも前鬼が鬼という事は、秘密でお願いします」

「きゃああああ。かわいいこの子」


「うわあやめろよ、さくらと同じ顔だから殴れねえし、直哉助けてくれ」

「さくらさんこれ以上するなら、これからさくらさんと呼びますよ良いですね」


「直哉君やめるからそれは、やめてーーー」

「もう一人のさくらが、泣きながら紫藤直哉に謝っている。


「ふいー助かったぜ、ありがとな、直哉」

「僕は、何もしてないよ、前鬼を助けたのは紫藤直哉さんだしね」

「成る程あの男の名前も直哉なのか」


前鬼は、自分をよく知る直哉に、確認した。

「直哉俺様を呼べるという事は、憑依の実が出たのか?」

「うん最悪な事に、その実が、直哉さん達も聞いててくださいね」

「うん分かったよ直哉君」

「死者に取り付いて、悪霊憑依獣になっちゃたんだ」

「「「何だってーーー」」」


前鬼と紫藤直哉ともう一人のさくらは、同時に叫んでいた。


その時緊急サイレンがなりモニター見ると、なんと悪霊憑依獣が黒乃巣会の脇時を操り帝都を破壊し始めていた。

「何が起きたんですか司令?」

「大神さん謎の敵が、脇時を使い帝都全域を破壊しています至急脇時を撃破してください。自分とさくらさんと直哉君で謎の敵に対処しますので」

「了解です。帝国華撃団出撃します」

そして今回の元凶である悪霊憑依獣の元に二人の直哉と、二人のさくらとそれぞれの量子甲冑、光武と真双焔武に乗り、前鬼の5人で向かった。






 
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