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ご注文はうさぎですか? ー死神と呼ばれたヒーローー

作者:末武克之
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第1羽 バイトを始める死神

ー魔進チェイサーー


俺はロイミュードNo.089のボディにブレイクガンナーで攻撃を仕掛けた。

ダンダン

「っぐは!何故だ!貴様は我等の守護神の筈だ!」

そうロイミュードNo.089は言った。

「俺は人間をロイミュードの手から守ってみせる!」
俺はそう言ってブレイクガンナーに強力なビームを放った。

ロイミュードのバイラルコアを破壊した。

「っぐあああ!」

ドゴーン

俺は変身を解除した。

「大丈夫か?」
俺はそう少女に聞いた。

「ひっ」
少女は俺を見て震えていた。

「すまない、怖がらせてしまったな・・・」

そう言って俺はゆっくりと歩き出した。


「待ってください!」
そう少女は言った。

「何だ?」
俺は振り向いた。

「家に来ませんか?」
そう少女は言った。



~それから半年の時間が流れた~


俺は片手にトレーを持ちながら二番テーブルにキリマンジャロを運んでいた。

「お待たせしました!」
そう言って俺はキリマンジャロを客に出した。

「相変わらず愛想がないよな!」
そう言ったのはバイトのリゼだった。

「でもチェイスさん目当てでお客さんはかなり増えています」
そうチノは言った。

「それより今日じゃないか?新しい人が入るのは」

そう俺はチノに言った。

「はい、誰が入るかわかりませんが」

そうチノは言った。

俺は腕を組ながら外を見ていた。

そして俺は思い出していたハートやブレンが共に戦ったのは楽しかったが人間を守ることを誓った俺は前より強くなった。

今はチノやこの町の人間を守るために戦う。

「うっさぎ♪うっさぎ♪」
そう誰かが入ってきた。

「いらっしゃいませ」
そうチノは言った。

俺は腕を組ながらチノの接客を見ていた。

「うさぎが一匹も居ない‼」
そう客は辺りを見ながら言った。

「何だ?あの客は?」
そう俺は言った。

「チェイスさんオーダーをお願いします」

そうチノは言った。
「わかった」
そう言って俺はブルーマウンテンとコロンビアとオリジナルブレンドをカップに注いだ。

そして客の手にはなぜかティッピーがもふられていた。

「このさわり心地癖になりそう」

そう客は言った。

「ええい!早く離せ小娘!」

そうティッピーは言った。

俺はそれを見ながらコップを洗っていた。

「早くコーヒーを飲んでください」

そうチノは客に言った。

「この上品な香り!これがブルーマウンテンか!」
そう客は言った。

「いいえコロンビアです」
そうチノは言った。

「この酸味…キリマンジャロだね」
そう客は言った。

「それがブルーマウンテンです」

そうチノは言った。

「安心する味!これインスタントの…」

そう客は言った。

「うちのオリジナルブレンドです」

そうチノは言った。

「あ!そうだこの辺りで香風さんっち知らない?」
そう客は聞いてきた。

「香風はうちです」

そうチノは言った。

「えっ!そうなの?」
そう客はビックリしていた。

「ああ、そうだ」

そう俺は言った。

「これは運命を越えて奇跡だよ!」

そう客は言った

「私はチノです」

そうチノは客に挨拶をした。

「私はココアだよ」

そうココアは言った。

「俺はチェイスだ」

そう言って俺はココアに左手を出した。

「よろしくね!チェイスくん、チノちゃん」

そうココアは言った。

「ああ」
俺はそう返事した。

そしてチノとココアは二階に上がった。

俺はテーブルを拭きながらチノが下りてくるのを待っていた。

トタトタ
「あ!チェイスさん」

そうチノは下りてきた。

「チノあのココアと呼ばれる女は優しそうな奴だな」

そう俺は言って外を見ていた。

「あの、チェイスさん」

チノは俺に話し掛けてきた。

「どうした?」
俺はチノを見た。

「チェイスさん最近怪人が出現した時に戦う姿は何なんですか?」
そうチノは俺に聞いてきた。

「あれは俺がロイミュードの進化態の姿だ」

そう俺は言ってブレイクガンナーを片手に持ちながら言った。

「少しココアさんが気になるので見てきます」

そう言ってチノは二階に向かった。

俺はイスに座りブレイクガンナーを磨いていた。

「新しい仲間か」

そう言って俺は外を見ていた。

そして二階から3人の足音が聞こえた。

「リゼも来ていたか」

そう俺は言った。

「チェイスの持っているそれは何だ?」
そうリゼは俺の持っているブレイクガンナーを見て聞いてきた。

「ああ、ただのおもちゃだ」

そう言って俺はブレイクガンナーを片手に持ちながらキッチンに立った。


~夜~


俺はブレイクガンナーを片手に持ちながら自分の部屋で空を見ていた。

「ん?」
俺は何か嫌な気配を感じた。

それは突然起きた。

それは重加速が起きた。

俺はロイミュードだから効かない。

そして俺はブレイクガンナーを片手に持ちながら外に出た。



~公園~


一人の少女が動きが遅くなり逃げようとしているが遅くなっていた。

「さてと、君の姿を借りるとしようかな?」
そうNo.059は言っていた。

俺は片手にブレイクガンナーを押して魔進チェイサーに変身した。

そして走り出した。

ブレイクガンナーでNo.059のボディを殴った。

「貴様は死神!」
そうNo.059は言った。

「貴様は俺が倒す」

そう言って俺はブレイクガンナーをNo.059に向けて言った。

「ふざけんな!」
そう言ってNo.059は攻撃を仕掛けてきた。

俺は片腕で攻撃を防いだ。

「お前は罪を重ねすぎた!俺は人間の味方だ!」
そう言って俺はブレイクガンナーで攻撃を繰り出した。

「くそが!」

No.059は突進して来た。

俺はブレイクガンナーの銃口にエネルギーを溜めた。

そしてゼロ距離に入った瞬間俺はブレイクガンナーでNo.059のバイラルコアを破壊した。

俺は変身を解いて辺りを見た。

少女は重加速の力が解けた。

「大丈夫か?」
そう俺は少女に聞いた。

「あ、はい」
そう金髪の少女が頷いた。

「あまり遅くこの道を通るなよ」
そう言って俺はラビットハウスに戻った。


~ラビットハウス~


俺はラビットハウスに戻ってチノとココアが作った晩ごはんを食べていた。

「俺はそろそろ眠る」
そう言って俺は自分の部屋に向かった。


~チェイスの部屋~


俺はブレイクガンナーを置いて眠りについた。



続く
 
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