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サクラ大戦7人目の隊員

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護衛任務前編

支配人室にて・・・

「山口さん今日はどうしてこちらに?」

「ああ、直哉君、今日は君達に護衛任務を頼む為にやって来た」

「護衛任務ですか?」」

「ああ、私のほうで、掴んだ情報では、どうやら黒鬼会が、次のターゲットにしているようだ」

「やはりですか」

「やはりとは、それでは君も?」


「ええ、先々月の米田支配人の狙撃で失敗したせいで、我々を兵糧攻めに切り替えて、先月は融資してもらってる神埼重工を襲撃してきましたからね」


「なるほどな今回は帝国華撃団の後ろ盾の私の番と言うわけか?」

「ええ、そういうことでしょうね、しかしどうも黒鬼会の動きが、どことなく軍に似ているですよね」

「君も、そう思うか?米田君も、私もそう思っている」


「失礼しますお茶をどうぞ」

ナオヤと山口が話していると、さくらが、お茶を運んできた。

「ありがとうお嬢さん、お嬢さんもしかして、真宮寺一馬のお子さんかな?」

「え、お父様を知ってるんですか?」

「やはりそうなのか、彼とは所属の軍は違うが、降魔戦争後に彼の事を知って、米田君と交流するようになったのでね」


「そうだったんですね」

「ちょっと待ってくれ君もしかして、直哉君のお姉さんなの?」

「はい私が、なおやくんの姉の真宮寺さくらです」

「ほう、直哉君にこんな綺麗なお姉さんがいるとは、しらかった」

「綺麗なお姉さんですか?」

「うむ十分綺麗ですぞ」

「山口さんさくらお姉ちゃんで、遊ばないでください」

「ああ、すまんすまん」

「それで、依頼の件ですが、どういう形でのがいいんですか?」

「ああ、それならもう餌を撒いてるよ、明日私が料亭に行くことを、わざと情報を流したからな、そこで、君達二人に頼みがある。君達二人、明日料亭についてきてくれ」

「「ええーー」」

「食事代はこちらが出すから」

「なるほど僕にも、囮になれですか」

さくらと直哉は、最初は驚いていたが、理由を聞いて、納得した。


それから暫く、直哉達は雑談をし、山口は帝劇を跡にした。

そして直哉は、山口との話を、かえでに伝えた。

「なるほどね向こうも、狙われているのは、掴んでたのね」

「それでかえでさん囮の件だけど」

「ええ、わかってるわ向こうの指名だしね」

そして直哉は、かえでの部屋を出て行き、自室に戻った。

自室にて・・・

「お姉ちゃんごめんね、明日予定入れてたのに」

「ううん、いいよ気にしないで私は、直哉君と出かけたりするのも好きだけど直哉君と、仕事をするの好きだし」

「お姉ちゃん・・・」

翌日・・・

直哉とさくらは、朝食をを食べる為食堂に行くと、大神がいた。

「「大神さんおはようございます」」

「おはようさくら君、直哉君」

二人が、朝食を食べ始めると、大神がさくら達の席にやって来た。

「そう言えば直哉君、昨日のお客は誰だ?」

「大神さんに教える必要ありません」

「隊長命令だ。話せよ」

「司令官権限で話しません」

「グッああ言えば、こう言って」

愚痴る大神をよそに、さくらと直哉は、食堂を出た。


そして、二人は.米田支配人が、入院してい陸軍病院に行った。


病院内・・・

「成る程な山口の奴が、帝国華撃団に、護衛を頼みに来るとはな」

「よほど警戒されてるな、黒鬼会に俺たち、帝国華撃団は」


「むしろ黒鬼会は軍隊みたいに活動してる節が見えて、やりにくい相手と感じる」

「直哉もか、俺もそれは感じてる」

「直哉君今は、そこまで考えなくてもいいよ、とりあえず今は山口さんの護衛を頑張ろう。


「さくらお姉ちゃん、そうだね」


そしてさくら達は、病院を出て、深川に、ある高級料亭に行き、山口と合流した。


その二人を追うように、来たのは、紅蘭と大神だった。




 
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