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サクラ大戦7人目の隊員

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決戦!!命のある限り前編

翔鯨丸内・・・

「お姉ちゃん良かったね、何とか間に合って」

「ええ、そうね、それとお帰りなさい直哉君」

「さくらお姉ちゃん・・・うんただいま」

二人がそんな姉弟の話をしていると、アイリス達が入って来た。

「あ、さくら、直哉君ありがとうね、助けてくれて」

「ほんまやで、いいタイミングやったで」


「本当ですわ、どこかで見てると、思うくらいのタイミングでしたから」


「ホント二人共、助かったぜ」

「二人共目覚めたんだね」


「「はい、ご心配おかけしました。大神さん」

「いや二人が、無事でよかったよ」

そして、翔鯨丸は、帝劇に着いた。

帝劇地下司令室では・・・

「何だと!!さくらもう一度言ってくれ」

米田とあやめは、驚きを隠せずさくらにもう一度聞いた。

「え、はい、敵は門の上にいますと、ねえ直哉君」

「はい、確かにそう言ってました。米田長官」

「ちょっと待て、直哉お前もさくらと、同じ体験したと言う事は、直哉お前にも流れているのか?」

「はい、少量らしいですけどね」

「そうか」

「まさか俺たちが最後に戦った場所、そして大切な戦友を亡くした場所に、黒乃巣会の本拠があるとはな」


「あの長官、長官の戦友とは、誰の事でしょうか?」

「帝国陸軍対降魔迎撃部隊絶った4人の部隊だったその内の一人、真宮寺一馬大佐の事さ」

「真宮寺一馬大佐は、もしや・・・」

「ああ、そうださくらの実の父親であり、直哉のの義父でもある」

「はいお父様は、私たちが、まだ小さい時に、太古の秘呪を使い、命を落したと聞いてましたから」

「長官太古の秘呪とは?なんですか」

「ああ、限られた血筋が使える、秘呪は、いかなる魔も封印することが出来るのだが、その反面、術者に、多大な負担をかける。最悪死ぬ事もある。一馬がそうであったようにな」


「そんな!!それではさくら君と直哉君も使えるんですか?」

「ああ、だが俺たちの時は、使わなくては帝都を守らなかった、だがお前たちは違う。そんな力に頼らずとも自分達の手で、守れるはずだろう。大神?」


「はい」

「魔を封じた門はかつて俺たちが最後に、戦った場所・・・日本橋だ」

「日本橋」

「大神出撃命令を出せ」

「はい、帝国華撃団出撃せよ!!目標地点日本橋黒乃巣会本拠」

「「「「「「「了解」」」」」」」」


そして花組は、翔鯨丸で、黒乃巣会の本拠入り口に大量の魔装機兵が待ち伏せしていた。


「さくら君、直哉君、紅蘭、カンナは、俺についてきてくれ」

「「「「了解」」」」

「後のメンバーは、ここで敵の足止めを頼む」

「「「「了解」」」」

そして部隊を分けた帝国華撃団は天海を倒す為に行動を開始した。


数々の仕掛けや罠を、突破した大神達は、ついに天海と対峙した。

「追い詰めたぞ天海!!」


「ふ、よくぞここまでたどり着くことが出来たな、帝国華撃団だがお前達もここで終わりだ。わしの魔装機兵天照にお前たちは勝てない絶対にな」

「よし皆行くぞ!!天海を倒し正義を示すんだ」


「「「「了解」」」」

こうして天海との最終決戦は始まった。

そのころ帝劇では・・・

「司令よかったんですか天海を、先に倒しても」


「ああ、あやめくんか」

「たしかに江戸城にいる葵叉丹のほうが天海より厄介のはずだ」

「だったら何故?」


「叉丹は、漁夫の利を得ようとしているはずさ、だから天海を優先させた」

そのころ大神達は・・・


「くそ強い」

「ククク、我は無敵貴様らの攻撃で我を倒そうなど、100年早いわーー」


天海は、全機の攻撃を受けきれるほどの防御に特化した、魔装機兵天照の特殊能力を使っていた。


「お姉ちゃん行くよ」

「わかったわ直哉君」


「「瞳に映る星は、明日導く光今その光を大いなる力に変え、破邪剣征・桜花乱舞---」」


さくらと直哉が協力必殺技を放つが、天海を倒すまでには行かず、逆に天海の必殺技を食らった。


「食らえ六破星轟撃陣」

「「「「「うわあああ」」」」」


天海の必殺技を食らい、窮地に追い込まれた、大神達だったが、別働隊の到着し、天海との、戦いは振り出しにに戻った。


そして、戦いは熾烈な戦いだったが、何とか、天海を倒すことが出来た、帝国華撃団だか、彼らの戦いは、終わらない。次の相手は、葵叉丹なのだ。
 
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