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ハイスクールD×D~黒衣の神皇帝~ 再編集版

作者:黒鐡
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体育館裏のホーリー
  再説得からの前四大魔王の説教×計画の為の死者蘇生発動

「どうした一誠?」

「あの装置の事を考えていた。俺が破壊しなければ、別の道へ行っていたのかもしれない。あの装置により、増幅された力を反転させて効果範囲をアップされた事でここにいる各勢力トップ陣が全て根こそぎやられてたのかもなとね」

「・・・・なるほど、だからなのですね。あの装置には『絶霧』の力を感じていた訳ですから、まさかとは思っていましたが事実だとは」

「赤龍帝や白龍皇よりも上の高ランク神滅具ですか、ですがそれが敵だとしても負ける気は更々ありません」

そう言う事なので、俺らはもう用は無いんで帰ろうとした時光輝いた。そしたら魔法陣が出てきて一人の男が出てきた。

「お前は誰だ?」

「お初にお目にかかる、兵藤様。私の名はシャルバ・ベルゼブブ。偉大なる真の魔王ベルゼブブの血を引く、正統なる後継者だ」

シャルバ・ベルゼブブだと。さっきのクルゼレイと言い幸運だな俺達は。

『クルゼレイの次は私の愚弟が目の前に現れるとはな』

『最早幸運以上だと思うが、早速捕獲するんでな』

「兵藤様、そこをどいて頂きたい。忌々しい偽りの魔王の妹を殺させて頂く」

「そうは出来ねえ相談だな。今がチャンスだぞ、俺らの仲間にならないか?クルゼレイは俺の家に送ったよ」

「やはりそうか。クルゼレイの反応が消えたと思ったら貴方様の仕業か。もう一度言いますが、そこをどいて下さい」

「ヴァーリ、半減の力を使え。奴をとっ捕まえるぞ」

「了解だ!アルビオン『任せろ!』半減により貴殿を下級までランクダウンさせる」

戦闘開始前にベルゼブブからの念話が、俺ら黒神眷属のみに聞こえた為なのか。捕獲する気満々であるヴァーリは、シャルバに触れなくとも半減が発動した事で鳴り響く。

『Divide』

一回だけだが、俺らにとってはこれでいい。これを見たリアス達はシャルバに向かって攻撃してきたが、俺の重力球に吸収された。一気に上級から下級へとランクダウンさせてから、ルフェイが捕縛魔法をかけた。クルゼレイ同様となり、転移魔法陣にて次元の狭間本家地下牢屋へ送信。

「一誠、何故捕まえるの?本来ならば倒すはずなのに」

「悪いな。シャルバを捕まえないと親族が悲しむのでな」

俺達は神殿を後にして、入口に向かうと周りにいた悪魔は全て倒されていた。流石オーディンだなと思ったが、VIPルームには戻らずに俺達は次元の狭間本家に戻った。出迎えてくれたのはルシファーだった。

「お帰りなさい一誠とヴァーリ」

「ただいまだ。それより地下牢屋に送ったクルゼレイとシャルバは?」

「それなら先程転移されてから、結構暴れているわよ?牢屋は破壊出来ないし、まだ私達が生きて居た事に関しては知らないからね」

「恐らく私と同じリアクションをするかと思いますが、私も一緒に行ってもよろしいでしょうか?まずは私から説得をしたいと思います」

「カテレアか。ならベルゼブブとアスモデウスも一緒に来てくれ、お前らで言う愚弟を迎えに行くぞ。それとまずはカテレアが生きていると証明出来るからな」

そう言って俺らは地下牢屋へと行くが、そこは普通の牢屋となっているが魔力が使えないようにしてあるので破壊は不可能。例え打撃攻撃や剣での攻撃があったとしても、半減の力により体力消耗されてしまうからだ。俺とカテレアを先頭に進むと、角を曲がるとシャルバとクルゼレイが居る牢屋なのでベルゼブブとアスモデウスは合図と共にこちらへ来るようにした。

「よう、クルゼレイとシャルバ。調子はどうだ?」

「兵藤様!何故私とシャルバをこんな所に送ったのですか!?」

「当たり前ですよ、貴方達はまず勘違いしている事から知る為なのですからね」

「お前はカテレア!何故兵藤様と隣にいるのだ?私はとても心配したのだぞ、というよりここはどこだ?」

「まずお前らに言っとくが、何故お前ら旧魔王派のリーダーであるカテレア・シャルバ・クルゼレイを捕獲したと思う?」

「まずはそこから考えた方がいいですよ?クルゼレイにシャルバ、貴方達がした事は現冥界にとっては敵だと思われても当然なのですよ」

俺が言った後、カテレアがそう言ってから考えたクルゼレイだった。今と昔では考え方も全然違う事であるが、先程俺とクルゼレイが交渉している時に同じ事を言ったがお前らの姉が何故三大勢力戦争前から手を取り合おうとしていたか。相互理解と共存する為、お前らの姉は天使と堕天使をどういう目で見ていたかについてだ。

「私はかつて旧魔王派の血筋として許さなかったけど、兵藤様の言う共存世界を創る為に私は協力をしています。現冥界では無理でありますが、兵藤様が私達旧魔王派専用地球があると言えばどう考えますか?」

「それはどういう事だ?悪魔以外の存在は全て滅ぼす存在なのではないのか、魔王こそが全世界の王であるべきなのでは?」

「その言い方だと創造神黒鐵様に喧嘩を売っていると思いますが、考え方を改める事は出来ないのですか?」

「喧嘩は売ってはいないが、我らは世界を滅ぼし新たな悪魔世界を創り出す。だから偽りの魔王を倒すのが役目だと、カテレア自身が言った言葉ではないか!?」

このままではまた交渉決裂するので、しょうがないから最終手段に入る事となった。

「このままでは埒がアカンのでな、お前らの姉が説得させようか」

「何を言っているのだ、我ら達の姉であった四大魔王は全滅したのでは『実は生きているのだよ愚弟よ』何!」

声だけしたので、一瞬幻聴か?と思ったシャルバとクルゼレイだったが、俺とカテレアの後ろにいた事で俺らは横にずれた事でベルゼブブとアスモデウスを目の前に出現した事で幻視ではなく現実だと知った二人だった。

「私の事を呼んだかな?愚弟らよ」

「お久しぶりねクルゼレイ・・・・テロリストに入ったと知った時、私はいつか説教する気でいたわよ」

「姉上?まさか生きていたのですか!?」

ベルゼブブとアスモデウスの一言により、クルゼレイとシャルバは固まってしまった。地下牢屋に出して次元の狭間本家のリビングに行き、ソファに座らせてからビンタをすると起きたのか、頬を触りながら言った。

「今死んだはずの姉さんを見たのは夢か?」

「夢じゃないぞシャルバ」

「げっ!姉さん!生きてたの」

「私だけではないぞシャルバ。前四大魔王に元神まで生きてるからな。さてと一誠、あそこの部屋に行っていいかな?お説教がしたいのでね」

「同じく私もそうよ、今までの鬱憤を晴らしたいし説教するならここじゃなくて別の部屋の方がよさそうよね」

「おういいぜ。カテレアも一緒に行って来い、説教に関しての報告を後程聞きたい『畏まりました一誠様』それに今までの鬱憤を晴らして来い」

許可出してから、ベルゼブブとアスモデウスとカテレアは二人の首根っこを捕まえてからお説教ルームに入った。あそこは防音部屋なので、外からは何も聞こえない。ちなみにドライグは俺の頭の上に乗っている。

「まさか生きていた何てさぞ驚いていたわね、あの二人」

「そうだな・・・・だがこれでお前達の親族は助けられたから、大きな収穫だと思っているぞルシファー」

「そうね。それに私にもヴァーリという孫がいるからね」

「よしてくれよ従姉さん。それより一誠、体育祭はどうするんだ?確か明日だったと思うが」

「無論出るさ、ヴァーリも楽しみにしてただろう。それよりまたあのフィールドに行ってくる、何の為に旧魔王派専用地球『ナイトメア』を創ったのか意味がない」

「そのようね。護衛としてヴァーリチームを行かせるわ、頼むわね?ヴァーリ」

「そうさせてもらうよ。三大勢力と各勢力が倒した旧魔王派の悪魔を蘇生させるには、邪魔者である三大勢力がいると面倒だしな」

俺とヴァーリチームは、再びあのフィールドに行く為に空間を歪ませて行ったとした。ついでに何故か付いて黒歌だったが、白音が俺達の邪魔をするのであれば敵として戦闘する。

到着したらリアス達が神殿から出て来た所で鉢合わせとなったので、やりにくいと思ったらアザゼルやタンニーンまでここに来た。少々やりづらいなと思ったが、ヴァーリチームと黒歌は死者蘇生している間は邪魔をさせないようにしてもらう。

「あれ一ちゃん。本家に行ったんじゃねえの?」

「ある仕事をする為に戻ってきた・・・・旧魔王派の悪魔全員を蘇生させる為にな」

「蘇生だと!一ちゃん、自分が何言ってるのか分かってるのか?」

「分かってるからここに来たんだ。ヴァーリ達はコイツらの監視を頼むが、もし邪魔をするなら攻撃しても良い」

『了解した』

そんでドライグとアルビオンを召喚してから、現役時代の大きさにしてタンニーンの相手をしてもらうつもりだ。大天使化をしてから、魔法陣を展開させてから死者蘇生をさせる為に準備に入ってた。

「旧魔王派悪魔を蘇生させるのであれば、私達が止めさせる!例え師範であっても、間違った道を進むのであれば全力で止めさせてもらおう」

「ああそうだ!せっかく『禍の団』旧魔王派悪魔を全滅させたのに、死者蘇生させると言うのは俺達は全力で止めさせてもらう。ヴァーリ、何故お前らは一ちゃんに従うのだ!」

「俺達は正しき事をする一誠の指示を従うだけだ、それに一誠の計画を知った時から準備していたのでね。アーサーは『騎士』を頼む、黒歌は一誠周辺の障壁を上げてくれ!美猴はアザゼルと相手をしてくれ、俺は現四大魔王サーゼクス・ルシファーとグレモリー眷属の足止めをするのでね」

「さてと、俺達の計画を邪魔するのであれば一切手加減はしない。だがせっかくだから、ヴァーリだけでアザゼルとサーゼクスにグレモリー眷属を相手してみろ。他は我を守護してくれ、死者蘇生するには魔力を練らねばならない」

そう指示を出した後、ヴァーリ以外は我ら周辺にて聖なるオーラを障壁としてガードさせた。ヴァーリは禁手化をした状態で、半減を使うと全ての悪魔のランクを上級から下級悪魔にした事で力が出ないようにした。

これが現在のヴァーリの実力であり、白龍皇のみで全員の力を半減させてその力を我に譲渡するようになっている。白龍皇の贈り物、赤龍帝の譲渡という力を白龍皇でも使えるようにしたからだ。

「な、何て力何だ!私達の力が下級悪魔の実力までランクダウンさせた、白龍皇の能力は触れた相手に発動するはずだ」

「流石の俺でも分からんが、どうやら目で見ている相手を手でかざすだけで能力が発動するみたいだぜ。ここにいる全員の力を半減させて、ヴァーリの力の糧のはずが一ちゃんに譲渡しているように見えるがどういう事だ?」

「答えは簡単な事、一誠は赤龍帝の力の一部を俺に貰った事で『白龍皇の贈り物(ディバイディング・ギア・ギフト)』が可能となった。逆に赤龍帝である一誠は、白龍皇の力を貰っているが使うかどうかは分からんとな。赤龍帝と白龍皇の力を宝玉としてから、神器自らに移植したと言う事だ。創造神なら朝飯前だとな」

「神器システムは元神が創った事だが、神器の力を増やす事は我にとって可能だからな。ヴァーリのお陰で全員分の死者蘇生が出来そうだ。『禍の団』にいた旧魔王派悪魔達よ、我の声を聞け!ここに命をあげん、死者蘇生発動!」

死者蘇生の力を発動させて、先程倒された悪魔達全員の魂を現世に生き返らした所を見ていただけとなったサーゼクス達。我の仕事を終わらせてから、全魂を『禍の団』本部に指定して行かせたのだった。最早力が出ない事となったので、サーゼクスとアザゼルらが見ている間終わらした事でドライグとアルビオンもタンニーンとの相手を終わらせたようだ。

『何故だ一誠!』

「俺達の計画の為だ、用意させたブツなのだから死者蘇生させて当然の事」

「一ちゃん、旧魔王派を蘇生された罪としてこっちに来い!」

「嫌だね。俺の計画を邪魔する者はいくら盟友であるアザゼルでも許さんよ」

「計画だと?一ちゃんは一体何を企んでいる!?」

「アザゼル、まだバラす訳にはいかない。クルゼレイもシャルバもこっちで引き取ったからな、もうここには用が無い。ヴァーリチーム、我が家へ帰るぞ」

空間を歪ませて俺達は人間界本家に帰った。次の日は体育祭だが頑張らないいけないが、俺の予想だと家に来て逮捕されると思ったので警戒レベルを最高にした。俺は先程力を使ったが、ルフェイからの回復魔法で回復したのだった。一応様子見として次元の狭間本家に向かうが、ヴァーリ達は人間界本家にて待機させた。すると何やらパーティーをするみたいだったので、ルシファーに聞いた。

「ルシファー、これは一体?」

「あら一誠。戻ってたのね、クルゼレイとシャルバが説教を受けた後改心させたのよ。新しい仲間として歓迎会する所だけど、その表情からだと何かあるみたいね」

「現魔王とアザゼルらの目の前で死者蘇生させたのでね、ところでクルゼレイとシャルバはどこだ?」

「「ここですよ兵藤様」」

「そこにいたかシャルバよ。お前一度『禍の団』本部に戻ってくれないか?理由は俺達の計画の為、旧魔王派悪魔達を統率してほしい」

「と言うと?『俺達は旧魔王派専用地球を創ってな、元々お前達を住まわせるつもりで創造したのだ。現冥界を嫌っているだろ?』なるほど、だから私達をここに連れて来た訳ですか」

「既にカテレアは知っているが、お前らを三大魔王とする予定だった。ま、前四大魔王が生きている事を知らない現魔王は俺を捕えるつもりだろうがな」

「それならば私もその計画を承認しましょう、姉上が生きていただけで嬉しいのに私達専用地球を創ってくれたとは」

と言う事で、旧魔王派の血筋としてこれからの説明をしに行く為にシャルバは俺達のスパイとして行ってくれた。クルゼレイも一緒に行こうとしてが、旧魔王派専用地球である『ナイトメア』の整備をしてくれと頼んでここに残った。

歓迎会は始まったが、皆よく食うなと思いながら俺も食っていた。本来死者蘇生はとても力を使うので、使うと倒れてしまうが今回はヴァーリに譲渡する力を発動した事で倒れる事なく終了した。

「兵藤様、もう一度姉上に会うとはこれは夢でしょうか」

「その兵藤様って言うの止めてくれない?せめて名前で呼んでほしい、俺には家族がいるからな」

「では一誠さんと呼んでもいいでしょうか?」

「うむ。次シャルバと会ったら、そう言ってくれ」

俺はそれでいいと言って食べていた。

「ところで一誠さん、シャルバを『禍の団』に戻したというのは本当ですか?」

「ああ本当だ。だがいるだけで、二度と悪さはしないようにと言っておいた。全員を蘇生させたのには、流石の俺でも疲れたよ」

「私の情報でもそうなってるわね。そしてありがとう、弟を助けてくれて。さっき説教後に抱き着いたわ」

「もう姉上の説教は沢山ですよ。それに一誠さんの計画なら、我々旧魔王派にとってはいい話だと思いまして」

「それについては同感ね、まだ最終調整されてないと聞いたけどどうなの?」

「2つは大丈夫だが『アース』『ナイトメア』は最終調整がまだ終わっていない。特に『アース』は、まだ死者蘇生してないから荒れ放題になってるはず」

残りの地球について説明すると、見せてほしいと言われたので立体で見せた。2つは月近くにあるがたまに4つ並べる時もある、作業をする時にな。4つ見せたら驚愕していたが、何せ地球が4つもあるんだからな。

すると電話がかかってきたが、俺以外の者らも予想通りの展開になりそうだと言いリビングにあるテレビで見ているとな。自室に戻ってから出るとアザゼルだったが、いつの間にか回復したのやらだったが少々怒気が籠った声だった。

『一ちゃん、今どこにいる?』

「人間界ではない本家だが、それがどうかしたか?」

『俺は今、人間界本家の関所前にいる。だがいつも通りに入れないのは何故だ?』

「やはり予想通りに動くねえ、お前らは。切った後、またそちらから電話をかけてくれ」

俺は一度切り、人間界本家に戻ったがやはり警戒レベルを最大にして正解だった。主にBS隊のメイド達はバタバタしていたので、リビングに行くとテレビ画面に監視カメラの映像が分割されていた。三大勢力部隊が、関所に集結して臨戦態勢だった。

これを見ていると、愛紗に聞いたら警報が鳴ったら関所にいたと。恐らく俺が旧魔王派悪魔全員を蘇生させたから、その罪として来たのかなと思ったらリビングにいたヴァーリに話しかけてきた。

「一誠戻ったか。それより」

「だいたいの事は把握してるがまさかこれ程とはな。ただ旧魔王派の悪魔を蘇生しただけだし、警戒レベルを最大とした事でいつも通り玄関まで通れないようにしてあるからな。アイツらの行動はお見通りだし、シャルバとクルゼレイも俺達の計画を聞いて納得してくれた」

「まさか次元の狭間本家に前四大魔王の従姉さん達が生きている事を知らないからな、アイツらにとっては当然の行動だと思う。で、どうするんだ?」

「俺達がこのまま自首すると思うか?『全然、寧ろ追い出す事だけだろう?』当たり前だ、俺は神として正しい事をやった訳だ。他の神々も計画を聞いた事で、納得させたのだからな」

するとまた電話がきたので何だと思ったらまたアザゼルだった、画面を見るとグレモリー眷属にサーゼクスとグレイフィアもいた。

『一ちゃん、自首してくれ。『禍の団』旧魔法派のクルゼレイやシャルバを連れて行ったのならまだマシだが、フィールドや観戦室やVIPルームにいた悪魔を蘇生させるのは悪い事だと思う』

「お断りだな、俺の計画の為に蘇生させたんだ。お前達は俺の計画を潰す気と言う風にしか聞こえんから排除させてもらおうか」

俺は強引に電話を切った後ヴァーリ達とBS隊を関所に向かわせた。俺も関所前で待機したから、神召喚をした事により夜叉と死神を配置させた。わざと関所を開けて来た三大勢力は次々と撃破されていき、俺の前には禁手化したヴァーリにエクスカリバーを構えた美猴とアーサーに魔法の杖を構えたルフェイ。

ブラック・シャーク隊は、次々とアサルトライフルやショットガンで撃破されていくが、急所を外すようにと命令した。光の槍や消滅の魔力が来たので、ヴァーリに半減を発動させてから攻撃が止むと現四大魔王にミカエルとアザゼルが来た。

「一誠君!攻撃をやめるんだ。そして自首してくれ」

「俺がいつ自首するような事をしたのかな?何度も言わせてほしくないが、俺の計画の為だ!強引にでもお引き取り願おうか!」

俺は殺気と覇気を解放をして前に出た、久々の本気のを浴びた三大勢力達は渋々下がっていく。関所を封鎖後、怪我をした天使・悪魔・堕天使の兵士達を回復させてから外に出した。BS隊とヴァーリ達は家に戻り、俺は風術で関所前まで上がった。軍隊は消えていたが、サーゼクスとグレイフィアとアザゼルとミカエルはいたので降りた。

「一誠君何故だ?何故君は蘇生させたのだ!?」

「二度も言わせるな。大掛かりな計画の為だとな、それに旧魔王派は二度と悪さはしないと言っておいた。シャルバを戻らせたからな」

「それは信じていいのか?一ちゃん」

「信じる信じないはお前らの自由だ。明日は駒王学園の体育祭だから俺は家に戻る、もしまた俺を捕まえようとすればタダでは済まないからな」

家に戻って明日に備えて一杯食べて早めに寝た。体育祭になったら、俺とヴァーリにシーグヴァイラとレイヴェルとソーナは体育祭で鬱憤を晴らした。

何でもソーナ達シトリー眷属もこちらに来て俺を捕まえようとしたらしいが、ソーナが言って行けなかったと匙が言ってたな。シーグヴァイラとレイヴェルとソーナは婚約者だが、計画の事はまだ知らない。後程教えるつもりだ。 
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