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サクラ大戦7人目の隊員

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二つの黒乃巣会それぞれの計画成就への協力体制完成

直哉たちが、上野公園で黒脇侍衆と戦っている頃、異世界から来た叉丹は独自でこの世界の事を調べ、こちらの世界の天海共に、黒脇侍衆を見せる為に上野公園に来ていた。


「天海様あれが我らの脇侍黒脇侍衆でございます」

「ふむ、ほうなかなかいい闇で作られておるな」

「ありがとうございます」

「わしにこれを見せておぬし達はわしに何を望む気だ?」

「それは我等の主が眠る、江戸城の復活です」

「何じゃと!!江戸城じゃとッまさかお主は、並行世界のわしに仕える者たちなのか?」

「はいその通りです」

「うむそういうことならわしたちと共闘しようではないか」


「ありがとうございます。それでは我々は六破星降魔陣による魔城江戸城が復活後も、協力を約束します」

「うむよろしく頼むぞ、もう一人の叉丹よ」

「はっ」

そして二人は、転移したのだった。

そのころ直哉たちは・・・

「きゃああ」

大丈夫?アイリス」「うん大丈夫だよ。それで直哉君丸私、何をしたらいい?


「アイリスは、紅蘭さんとみんなのサポートしながら回復をして」

「アタッカーは、マリアさんとさくらお姉ちゃんお願い、少し数が多いけど」

「了解よ、直哉」

「うちも了解や」

「アイリスもわかったよ」

「さくらお姉ちゃん・・・?」

「ううん何でもないのよ、只ね大神さん達のほうが気になってね」

「多分こいつらは、異世界の黒乃巣会が、僕達の情報を取る為の襲撃の可能性が高いから必殺技禁止に、したけどこうも数が多いときついね」

「でも直哉君の推測は間違ってないと思うからね」

「それじゃ皆さん早く倒して、大神さん達を驚かせましょう」

「「「「おー」」」」


そのころ大神達は・・・


目的地の廃屋に着いた時、すみれは気が付いた。

「は、これは、霊力この屋敷から出てますの?」

そして3人は廃屋の中に入ると、そこにはかつての煌きを放ったであろう没落貴族に、転落したと思われる家族の写真があった。

「すみれ君、この写真は、一体?」

「多分この家の持ち主だった家族の写真ですわね」

「少尉ここから別行動にしませんか?」

「何言ってるんだ、すみれ君別行動は危険すぎる」

「いや隊長あたいたちは、黒乃巣会の目的を知るためここに来たんだろ?」

「ああ」

「だったらこんな広い屋敷をちまちま探して、奴ら逃げたらどうするんだ?」

「それは、そうだが・・・」

「隊長この際だから言うけどな隊長は、あたいたちのこと本当は信頼してないんじゃねえの?」

「何を言うんだ?カンナ俺は皆を信頼している」

「信頼してるならどうして、あんなことが出来たんだよ?」

「あんなことはどういう事だい?カンナ」


「隊長本当にわからないのかよ?」

「ああ」

「まあ、あたいは当事者じゃないから、これ以上いわねえけどな」

そして三人は別行動で、それぞれ探索することとなり、すみれはこの屋敷の霊力の秘密を探しているうちに、この屋敷の住人だった少女の霊と出会う。

そして少女の証言で、この屋敷をうろついていた脇時の目的を知ったすみれだった。

同じ頃カンナは、お札を貼っている脇時を発見した。そして追いかけていると、足音を聞きつけた、大神とすみれと合流した時、屋敷から放たれていた霊力の反応が消えたのだった。


そのころ大帝国劇場では・・・


突如現れた黒乃巣会の魔装機兵反応に戸惑っていた。「長官これはどういうことでしょうか?」

「さくらが米田長官に聞く。

「俺にも、わからねえんだ」

「お姉ちゃん司令急いで翔鯨丸を出して、急いで、早くしないと調査に言った三人が、黒乃巣会に殺されちゃう」


「何だと!!それは本当か?直哉?」

「うんリングが教えてくれたから間違いないよ」

「直哉出撃命令を出せ」

「はい、帝国華撃団緊急出撃せよ!!」


「「「「了解」」」」


「少尉これはまずいですわね」

「ああ、何とかしなければな」

「でもよ、あたいたち素手だぜ?」



「ほっほっほ帝国華撃団お前たちも最後だね、安心しな、残りの仲間も、ちゃんと殺してやるからねえ」

勝ち誇った紅のミロクだが、彼女は気付いていない、ミロクはここに、楔を打ち込む為に邪魔な霊力を封じようとしていたが、自分達の妖力も隠されていた事に。


「帝国華撃団参上!!」

「何もう来たのか、帝国華撃団、ええい出でよ我が親衛隊。帝国華撃団を倒すのじゃ」


「大神さん、カンナお姉ちゃん、すみれお姉ちゃん急いで光武に乗って」

「「「了解」」」

「ありがとう直哉君ここからは、俺が指揮を執るよ」

「それは駄目だ、大神」

「何故ですか?司令」


「この際だからお前に欠けている物を直哉から学べ」


そして戦いが始まったが、戦いは数で不利な帝国華撃団が押していた。


「凄いな、直哉君直接戦闘はしてなくても、各隊員の癖や、弱点を的確にカバーできてるし、それに皆が、伸び伸び動いてる気がする」

「俺はそんな事を見てる余裕がなかっただから、自分よがりの指揮になっていて、皆を混乱させていたにも関わらず、それでも勝ててたのは、直哉君がいたからなんだ」



そして戦いが終わる前にもう一人のミロクが使い魔を光武に付けて、帝国華撃団の基地を襲撃する準備をしていた。


そのことを知らずに、花組は帝劇に帰還してしまった。




 
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