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オズのカエルマン

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第九幕その十二

「凄く美味しいわよ」
「そうよね」
「馬とか牛肉は山葵よりもよね」
「大蒜とか生姜なの」 
 そういった香辛料をお醤油と一緒にというのです。
「使うのは」
「そちらよね」
「私は生姜が好きよ」
「あれいいわね」
「そうでしょ」
「香辛料もそれぞれなのね」
 料理の仕方によってです、そして。
 ナターシャはバーベキューのお肉を食べてまた言いました。
「こうした時はね」
「塩と胡椒だね」
 カツロスが言いました。
「やっぱり」
「ええ、それよ」
「それと中華ースだね」
「ケチャップとかマスタードもいいよ」
 神宝は中華ソース、ジョージはケチャップとマスタードをです。実際にお肉に付けてそうして楽しく食べています。
「塩胡椒のままでもいいけれど」
「こうしたものを付けてもね」
「私はお醤油かしら」
 恵梨香はお皿の上にそれがあります。
「あっさりしていてね」
「私はマヨネーズね」
 ナターシャはこちらでした。
「濃い感じでいいわ」
「タバスコもいいよ」
 カルロスはタバスコをかけています、実際に。
「こちらもね」
「バーベキューの食べ方はそれぞれだよ」
 魔法使いは普通のおソースでした。
「それでいいんだよ」
「そう、バーベキューはね」
 カエルマンはそのまま焼いたものを食べています。
「色々だから」
「私は甘いおソースですね」
 ケーキは赤茶色のそうしたおソースでお肉やお野菜を食べています。
「これが一番ですね」
「何か本当に」
 神宝は皆のお皿を見回してしみじみとしました。
「バーベキューの食べ方もそれぞれですね」
「そうだね、このことも」
 カエルマンがその神宝に応えます。
「人それぞれだよ」
「そうなんですね」
「うん、そしてそれでいい」
「一つでなくて」
「一つだとね」
 カエルマンがここで言うことはといいますと。
「あまり面白くないよ」
「一つの色だと」
「色は一杯あってこそだよ」
「オズの国みたいにですね」
「オズの国は五色あるね」
 それぞれの国の色です。
「けれど他の色も出せるからね」
「いいんですね」
「この国でもそうだよ」
 カエルマンはこのギリキンの国のこともお話しました。
「ギリキンは紫だけれどね」
「紫以外の色もですね」
「出したいと思えば出せるし」
「出してもいいんですね」
「そうだよ、あくまでこの紫は地の色だよ」
 ギリキンのというのです。 
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