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神聖銀河帝国・雑多な設定メイン

作者:カイさん
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設定8-1

 
前書き
原作との相違点
人物編(1)。
補足(主人公の名はヴィリバルト又はヴィリヴァルトの2つの読みがある。英語読みかドイツ語読みかの違いだ) 

 
カイザー・フリードリヒⅣ世
銀河帝国36代皇帝。崩御年数が491年7月、享年が64歳と原作より4年遅い。
又、シュザンナ・ヘルツォーク・フォン・ベーネミュンデ公爵夫人(陞爵・皇帝崩御時40歳)が主人公の意を受けて皇后位にあった。原作とは違い、二人の間に女児2人が生まれている。名はツェツェーリエ・フォン・ゴールデンバウム(3)とウルリケ・フォン・ゴールデンバウム(1)。ベーネミュンデと娘2人は動乱時に主人公の下に脱出している。

ラインハルト・グラーフ・フォン・ミューゼル(24)
爵位は伯爵。帝國軍人の双璧の一人。父であるセバスティアンが陞爵男爵であり、姉アンネローゼが主人公と成婚した事により再び陞爵した。その為、ローエングラム伯ではなく、ミューゼル姓のまま伯爵に。母クラリベルが生存している事から性格が穏やかとなり、また、姉の一目ぼれにより成婚の為、主人公に敵意を抱くこともない。どちらかと言えば「義兄上」と慕っている様子が見受けられる。原作同様有能であり、8歳で飛び級して中等学校を卒業し、幼年学校入学・卒業(飛び級で11歳卒配)を経て士官学校に進み、14歳で卒配すると1年間の実戦経験(前線勤務を希望しており、僅か1年で大尉に昇進)後に主人公が開設した軍大学校へと進んだ。18歳で大学校を主席卒業して中佐に任官。その後2年間各艦隊で幕僚としての勤務経験を積み、20歳で主人公の艦隊に配属。旗艦艦長を経て分艦隊司令、参謀長を歴任し、23歳で大将に昇進。旗艦に実験艦であったムスペルヘイムが下賜された。下賜後、ムスペルヘイムは有視界戦闘時において目立つ事を加味されて艦色を主人公も採用している量産型シュピーゲル・コーティングの黒紫に塗りなおされた。1年後、主人公の皇帝即位に従って上級大将に昇進。原作とは違い、【変異性劇症膠原病】には罹患していない。

ジークフリード・ユンカー・フォン・キルヒアイス(24)
爵位は勲爵士子息。父ハンス=ユルゲン・フォン・キルヒアイスが永年功労を賞されて勲爵士に叙爵されると下級ながら貴族となる。親友ラインハルトと同じく文武両道であり、次席ではあるものの、ラインハルトと同じく8歳で飛び級して中等学校を卒業し、幼年学校に入学・卒業(飛び級で11歳卒配)を経て士官学校に進むが、ここでラインハルトとは違い、兵站科を選択。卒配後は兵站の道を進み、少佐で退役(退役時に功労章として2階級特進して大佐に昇進退役)。その後は星系庁に奉職。順調にその職位を上げ、主人公が皇帝に即位した時、星系庁と星域庁が合併して聖域星系省となり、24歳の若さにして聖域星系僕射(事務次官)にまで上り詰めていた有能な官僚。

ウィリバルト・ヨアヒム・マルクグラーフ・フォン・メルカッツ(62)
爵位は辺境伯爵。元はブラウンシュバイク公爵の家門に属する下級貴族であったが、主人公たっての頼みでブラウンシュバイク公爵(オットーの父ジギスムント)の差配で主人公家門へと移る。主人公家門に入ると伯爵に陞爵され、主人公の右腕として頭角を現した。老練にして思慮分別であり、温厚な人柄で部下たちからの覚えもよく、伯爵陞爵と同時に准将から2階級特進して中将に昇進。主人公の幕僚総監を務め、50歳で大将に昇進後は主人公私設艦隊の副司令官に任命され、旗艦として改ヴィルヘルミナ級旗艦型戦艦の新造艦ネルトリンゲン(原作の標準ヴァリエーション型とは違う)を下賜された。2年後の52歳で上級大将に昇進。私設艦隊司令長官に就任。56歳で元帥に昇進するが、宇宙艦隊には出向せず、私設艦隊総司令長官に就任。部下であるラインハルトを育て上げる。主人公が皇帝に即位すると統帥本部総長に抜擢され、辺境伯爵に陞爵された。この為、同盟に亡命する要素が無くなったとも言える。

リヒャルト・グラーフ・フォン・オフレッサー(51)
爵位は伯爵。元はブラウンシュバイク公爵家門の下級貴族(帝国騎士)。メルカッツと同じくジギスムント・ヘルツォーク・フォン・ブラウンシュバイク公爵の命で主人公家門貴族に移籍。移籍後子爵に陞爵。装甲擲弾兵一筋で生きてきた(当時26)が主人公に感化されてメルカッツに師事して戦略を学ぶと隠れた才能を開花。31歳で中佐に昇進後、装甲擲弾兵第一聯隊長に任命されると1年で主人公私的艦隊の戦隊司令官に転職。その後、旗艦艦長、主席参謀などを歴任後、中将就任後の45歳で再び装甲擲弾兵第一師団長に任命され、そのまま装甲擲弾兵指揮官として数多の戦歴を重ねて1年後に大将に昇進。装甲擲弾兵の指揮官にも関わらず主人公から特別に改ヴィルヘルミナ級新造艦ホーエンアルトハイムを下賜された。48歳で上級大将に昇進後、装甲擲弾兵総監に任官。動乱時は装甲擲弾兵を総動員して主人公の護衛に回り、その功績をたたえられて主人公が皇帝に即位後に伯爵に陞爵して元帥に昇進。新たに設置された近衛軍総司令官に就任する。近衛軍は最精鋭の最新鋭艦のみで構成された1個艦隊(2万隻)を保有しており、戦時は皇帝直卒艦隊として戦場に赴く。

パウル・グラーフ・フォン・オーベルシュタイン(35)
爵位は伯爵。元々主人公に属する伯爵家の次男であり、帝国歴460年5月5日生まれの主人公の幼馴染の一人(漫画版・文庫版等では帝国歴452年5月5日生まれの39歳)。主人公が宰相に任命されてすぐに引き立てられた。謀才に優れ、敵味方問わず目的の為ならば餌にしようとする考えを危ぶんだ主人公と共に幼年学校・士官学校に進み、主人公と共に多くの友人を作り、社交的な性格となる。原作では敵対していたロイエンタールやメックリンガー、ビッテンフェルト等とも交友があり、刎頸の友とも云える関係に。卒配後は常に主人公の傍らにあり、その才能をいかんなく発揮した。
又、原作とは違って巡航艦・戦艦の艦長職・戦隊司令官・分艦隊司令官職を歴任し、25歳で大将に昇進。改ヴィルヘルミナ級新造艦エーダハイムを下賜されている。その後も戦功を重ねて28歳で上級大将に昇進。主人公が皇帝に即位すると元帥に昇進して兄の跡を継いでオーベルシュタイン伯爵となり、謀才を生かす為、新設された中央情報局長官に就任する。

アレクサンドル・ド・ヴィリエ・パープスト・フォン・アルブレヒト(45)
職位・爵位は教皇。原作では地球教大主教であったが、今作では地球教は原作ほど拡大していない。20歳の時、主人公によって見出されて国教である北欧神話教会の大司教に抜擢された。元はフェザーン自治領の一市民であった。40歳で主人公の支持を受けて教皇位に就くと主人公のバックアップを開始。主人公が皇帝に即位する際に、帝冠を授けた。教会として銀河帝国皇帝エルウィン=ヨーゼフ2世は偽帝と云う認識である。

ウィルヘルム・ヘルツォーク・フォン・クロプシュトック(65)
爵位は公爵。神聖銀河帝國文官の双璧の一柱を担う。原作ではクレメンツ大公のみを支持してフリードリヒ4世と敵対して隠遁に追い込まれた挙句、テロに走って家名を断絶させられたが、今作では皇帝オトフリート5世の遺言により主人公の後見役に就任。爵位も侯爵から陞爵して公爵となり、太師として主人公の養育に当たった。主人公からは「爺」として尊敬されている。思慮深く、平民からも慕われており、名臣として有名である。主人公にお忍びでの視察を進めた張本人。軍人ではなく、根っからの文官。原作同様フリードリヒ4世を嫌ってはいるがそれは能力を隠している呆けの振りをしている事を見抜いている為である。クラウス・フォン・リヒテンラーデ公とは友人関係。

クラウス・ヘルツォーク・フォン・リヒテンラーデ(68)
爵位は公爵。神聖銀河帝國文官の双璧の一柱を担う。王位に即位した主人公を助けるため、皇帝フリードリヒⅣ世の勅を受けて国務尚書職を辞し、義甥と共に主人公の下に赴いた。老獪にして有能な文官であり、実息ハンス=ゲオログが皇帝フリードリヒⅣ世の遺言を握りつぶした際には主人公を支持し、主人公を皇帝に即位させた。即位後は帝國宰相に抜擢された。年下ではあるがクロプシュトック公爵とは友人関係にある。

 
 

 
後書き
改ヴィルヘルミナ級旗艦型戦艦は原作で云うケンプに下賜されたヨーツンヘイム級の事である。 
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