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雷神†無双

作者:ペペンヌ
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第三部 雷神†無双
  それは君と僕のまあるいお尻

 
前書き
ちなみにネタに息詰まりそうになったら、一刀君にアザトースでも召喚させます(ゲス顔) 

 

張三姉妹を倒した俺らは朝廷から官位やら土地やらをゲットした。
たしか本当なら警備隊長?だったかになるはずだった劉備は徐州に着任した。
異例のスピード出世である。まぁ、やったことはでかいしな。と、とととう…前の州牧は亡くなったらしい。
年寄りなのに乱れた食生活が原因で病気になってしまったそうだ。

あと何進将軍も破傷風で亡くなってしまったらしい。あ、言っとくが俺は二人の死に対してはノータッチだ。
名前も知らん相手だしな。前州牧に対しては思い当たる節があるが…てか何進も間接的に俺のせいじゃね?
何か義勇軍に手柄盗られまくって焦ってたそうだし、黄巾を追い詰めたのも俺だしなぁ。

「それにしても頭は何もいらなかったのですか?」

「いらね。」

ちなみに俺はいらねって断っといた。その分、劉備に上げて~ってな。
土地、あるもん。官位とかノーセンキューだしな。役所仕事はコリゴリよ。

「大百貨店もそろそろできるな。」

「そうですな。商人が刺史になるなど異例のことでしょう。」

ククと笑う商人こと三郎。そう、俺らに協力してくれた商人は三郎だったんだよ!
すごいぐんぜんですねー(棒読み)ま、こいつらもいろいろやってくれたのだ。当然、劉備たちとも認識がある。
本当は俺にもいろいろ官位やら土地やら来る予定だったのだが断っといた。村から遠いわ。
実質劉備の傘下だし、動きやすい。他だったらこんな好き放題できなかった。

「それにしても夢が叶いましたよ!」

「あぁ!デパートだよ!デパート。」

そう、ここは商人の町である。城もまるごと店にした。百貨店って奴だな。
劉備からGOサインもらったしいいんだよ!(百貨店にするとは言ってない)

いやー第二支部が立派になってよかったよ。元黄巾の奴らやらに仕事も与えさせたし、村もここが見てくれることになったし、隙が無いね。周りも味方ばっかだし。

あと金回りの良さが州全体に回っているので、劉備たちの懐も暖かくなってるはずである。
人も増えたおかげでサツマイモも無駄にならない!てか増え過ぎだよ。薩摩芋無双できちゃう。

職人とか料理人ももっと増やさないとなー。

「あと今日でしたね。劉備殿達が視察に来るのは。」

「せやな~。ま、手紙見る限り怒ってないし、大丈夫だべ。」

どうせ。来るの孔明たちだろ?頭良いし。
さっき兵士たちが数十騎で近づいてくる集団見たって言うし少数の護衛でも付けてくるんだろうな。 








「はわわ…す、すごいです。」

「これは賑やかですな。」

……何で子龍いんだよ。お前、伯珪のとこの武将だろ?
俺の視線から察したのか、劉備に鞍替えしたことをにこやかに話してきた。
うん、伯珪は泣いて良い。あそこもう対した人材いないんじゃ…

「本当に城ごと店にしちゃったんですね…」

遠い目をしながらつぶやく孔明。だって好きにしていいって言ったじゃん!

「こんなことになるなんて思ってもいませんよ!」

半泣きになりながらぐわーっと威嚇してくる。全然怖くない。
子龍はいつのまにかどっかに行きやがった。お前護衛じゃないのか。

半泣きで睨み付けてくる孔明に説明をしながら歩く。
火を使う店は密接させないで離れたとこに建てて火事を防いでいることとか。
あと交番をつくり、町の治安や火消しやら、あと戸籍の簡単な管理をさせていることも話した。
いや大本は百貨店のほうにあるんだけどね。いちいち行くのめんどいじゃん?

「こ、これをこの短期間で作り上げていったんですか?」

「あぁ、前々から計画していましたし元黄巾党もいましたしね。人手は充分だったんだですよ。」

ここが殆んど手がついてないことも要因だ。
荒らされてるわけでもないし無法地帯でもなく、整理しやすかったのだ。

そう話していると百貨店についた。
ばっちり制服を着こなした兄ちゃんが出迎えてくれた。いいっすね~。

「城の中に店がある…」

頭を押さえて、フラつき出してら。大げさだなー。中に病院もあるよ?

「大丈夫でしゅ…」

「そうですか。なら行きましょう。」

何だ仮病か。ふらふらしてるけど大丈夫ってならいいや。
百貨店は3階建てだ。一階が主に食事関係に病院、二階が服屋で三階が雑貨と本屋だ。

一階ではもう目を回していたが、二階でははわわ、はわわって言いながら目を輝かせていた。
現金だね。君も。ちなみに子龍は一階でメンマを買い漁ってた。何なのお前?

「んでどうでした?我が町は?」

「色々言いたいことはありますけど…」

うーんと唸っているが、殆んど文句なんてないんだろうな。
徐州の各地にも支店があるからそこまで人が偏ってるわけでもないし、何よりここの稼ぎで黒字が続いているのだ。農業もうまくいってるしな。難民とかもここのおかげで簡単に受け入れられるし。

「あともう一個、百貨店作りたいのですが?」

「そ、それはダメでしゅ!自重してください!」

チッ…だめかー。
仕方ない第三支部は地下にでも作るか(ゲス顔)

「あとここの近くに砦みたいなのがあったのですが…」

「あ、それ村です。」

あ、気絶した。だめだなー孔明は。




 
 

 
後書き
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