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『過去への旅』

作者:零那
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『さよなら』


闇の中にひとつ
置き去りにされた
かのように

たったひとつだけ
輝きを放ってた
星が在った

月明かりに
掻き消されそうな程
か弱き輝き...

それでも、負けまいと
必死に輝きを放つ

そんな星を
見つけたあの日は
何故か温かい涙
こぼれてた

さよなら
こんな僕を
最期の最期迄
大事だと同志だと
言ってくれた君

さよなら
こんな僕に
手を差し伸べて
最期迄可愛がって
くれてた貴女

さよなら
こんな僕を
解ってくれて
共に最期迄
闘ってくれた貴男

さよなら
こんな僕を
拾ってくれて
手を掛けてくれて
最期の最期迄
精一杯の愛情を
注いでくれた貴男

 
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