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学生活

作者:初2号
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一話 悲惨ってレベルじゃねぇよな

入学してから早一ヶ月今日もいつも通り登校している
いつも通りって行っても決して平和な生活ではない
むしろ命の危険がある!
教室に入るといつも通り山崎がこっちを振り向き手を振ってくる
自分の席につくと山崎が近寄ってきた

山崎「なぁー冬季!今日暇か?」

「あぁ…今日何事もなかったら暇だな…」

山崎「なんだ?用事あんの?」

「この学園にはキチガイ共が多いだろ?だから絡まれなければ隙だ」

山崎「絡まれねぇといいな!俺も絡まれねぇようにしなきゃいけないし」

絡まれると本当に厄介…
俺は入学してからの一ヶ月間で一回だけ要注意人物に狙われた

雪吹(いぶき)(ひかり)二年C組

奴はこの学園の射撃部の部長でこの学園一の銃使い
この学園は、八年生まであるのだが奴は二年生で部長をするというかなりの大物らしい
他には剣道部は主将と副主将が俺と同じ一年生だったり…しかも小学校からの仲とか…
他にもあるらしいが俺にとってどうでもいいことなので知らない
それ以前に知りたくない!

担任「チャイムなるぞー席につけ!」

担任が生徒が席につくのを確認し出席確認を始めた
出席確認が終わり先生の話と言うことで担任が話始めた

担任「えー今から席替えをする」

クラスがざわつき始める
まぁ普通はそうなるよな…
当然席替えをするって言われたらさすがにビックリするよな…
席替えした、真ん中の列の後ろから二番目の席だ
ちなみに、俺の後ろは山崎であった
授業に集中させてくれるといいのだが…
そんなことを思っていた
すると一時間目の授業で早速…

山崎「おい…冬季…知ってっか?」

小声で話しかけてくる

「知らんし…興味もない…」

山崎「そう言わず聞けよ…実はな…あの国語の教師…ズラらしいぜ…」

「そんなの言わなくてもわかるだろう…だってあれ風でずれてるじゃん…」

山崎「そんでな…俺考えたんだ…釣竿使ってあのズラを空に舞わせようって…」

「出来んのかよ…そんな大技みたいなこと…」

山崎「もちろん!このために…俺は釣りの技術上げてたのかもしれない!」

「バカか…お前…いやバカだな…」

山崎「とりあえず見てろって…」

そう言って机にかけてあったカバンから折りたたみの釣竿を取りだし組み立てた
そして教師のカツラ目掛けて釣竿を振った
見事針はカツラにかかり釣り上げた…
カツラが空を舞う瞬間である…
空を舞ったカツラが教室の床に落ちる…
落ちた後…クラスの男子が吹き出した
それに続いて次々と生徒が笑いだした

山崎「どうだ?簡単だろ?」

山崎は満面の笑みで話しかけてくる

「確かに…面白いな!」

いつの間にか自分も笑っていた


____________________


六時間目が終わり、掃除の時間になった
まぁ真面目に掃除をやる奴なんてこの学園にはいるわけがない
俺は山崎と飲み物を飲みながら話していた

山崎「いや~それにしても今日は楽しかったなー!」

「あぁ…このままなにも起きなければな」

山崎「これからなんか起こるって言うのかよ?」

「さあな…射撃部の部長がまだ俺を狙ってるような気がするんだよ…」

山崎「お、おう…かもしれないな…だってそこにいるもん…」

山崎が少し怯えながら呟く

「はぁ?どういうことだ?」

そう言って前を向くとそこには雪吹(いぶき)(ひかり)(エアガン)を向けて笑っていた

雪吹「なぁ…氷室…ちょいと実験台になってくれねぇか?」

最高のゲス顔で言われた
一応先輩に誘われたんだ
内容だけでも聞いてみよう…

「な、なんの実験ですかねー?」

雪吹「それはなぁ、改造した(エアガン)の試し撃ちにお前を撃って威力を試そうって事なんだが…やってくれるよな?」

「すみません!お断りさせて頂きます!」

深々と頭を下げてから謝る!
そして全力で逃げる!もちろん、山崎と一緒に!

雪吹「断れてもねぇ…背中を向けた時点でもう的だよ?」

と言って雪吹は引き金を引く
その(エアガン)から放たれた弾は俺の肩をかすった
かすっただけのはずなのに血が出てきた…
それでも足を止めず走り続ける

「…ってぇ!改造したってレベルじゃねぇ!人殺せるぞ!あれ!」

山崎「まじかよ!冗談じゃねーぞ!てか何で俺まで逃げてんだ?」

「知るかよ!喋る余裕があるんなら走れ!」

山崎「てか逃げられんのかよ!あいつ追いかけてきてるぞ!」

「あれをやるしかねぇ!飛び降りるぞ!山崎!」

山崎「飛び降りって…正気かよ!ここ二階だぜ?」

「やるしかねぇよ!いくぞ!」


パリン!

窓ガラスを突き破って飛び降りる…
下は芝生なので最低限の足の負担ですんだが結構痛かった
飛び降りた二階を見ると雪吹の姿があった
(エアガン)を使えるのだから撃ってくれば良いのを撃たずに見ているだけであった
もちろん俺達は警戒して奴の射程外まで走って逃げた


___________________


山崎「いやぁ~焦ったな~!」

「全くだ…」

一応逃げきったようだが完全に目をつけられた
これからの生活がかなり危なくなった
まぁ、これも青春ってやつなのかな?

山崎「ところで…無事生き残れたからさ!俺ん家に来いよ!家、パン屋やってるからさ食ってけよ!」

「じゃあお邪魔させてもらうかな…」

こうして今日の悲惨な一日が終わったのだ 
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