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ガールズ&パンツァー theオリジナル

作者:Bloo-D
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第3話

 
前書き
他の小説を書いていたら、公開がすっかり長引いてしまいました。
 

 
更にテープには、茅都川学園校内の風景が映されていた。戦前からある学園ではあるが、校舎の外装と内装はとても綺麗であった。
沙織『戦前からある学園にしては、やけに綺麗ね。』
沙織は呟いた。
優花理『老朽化対策の為、数年前に工事したばかりなんです。因みに茅都川学園は国立で、学費等は全て国が出しているのです。』
沙織『えぇ、そんなの反則じゃない⁉︎』
優花理『ただ、入学,編入試験はとても難しい事で有名な名門校ですが……。』
沙織『大洗で良かったね。』
優花里の言葉に沙織は抗議したが、試験が難しいと知って大洗で良かったと呟いた。
そしてテープを見終えた後…、
杏子『どうする、親善試合の申し出取り消す?』
杏子はみほに聞いた。
みほ『いえ、お兄ちゃんに私の決意を示すいい機会です‼︎取り消す訳には行きません‼︎』
だがみほは、それを跳ね除けた。
沙織『そう…なら、私は止めはしないわ‼︎』
華『沙織さんの言う通りです‼︎』
優花里『そうですとも‼︎』
麻子『なら、今まで以上に頑張らないとな。』
みほの言葉に、沙織達はみほの肩を押した。
みほ『では皆さん、張り切って頑張りましょう‼︎』
『『『おお〜〜‼︎』』』
みほの掛け声にみんなは合わせた。それか暫く、みほは朝早くから夜遅くまで特訓を重ねた。

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所変わって茅都川学園の学園艦の一角にある古雪流戦車道の本家の一室。古雪流戦車道の師範代の古雪 龍二は、体調不良に打ちひしがれていた。
龍二『……。』
現在龍二は体調不良のせいで、布団の上でふてくされていた。
『体調良くなるまで大人しくしてろよ。』
眼帯を付けた茅都川学園の制服を着た男子生徒が龍二に言った。
『無茶すんなってぇ事。』
童顔な男子生徒も言った。
実はこの2人、龍二の親友で片腕で、茅都川学園戦車道の副隊長。眼帯を付けているのがNo.2の耕史。童顔なのがNo.3の常望都。
耕史『体調管理しないからそうなるんだよ。』
耕史は龍二に言った。
龍二『仕方ないだろ、暇なお前らと違って、師範代兼生徒会長のこちとらにはたんまり仕事があるんだからな。』
耕史の言葉に、龍二は言い返した。
常望都『だからって、飯食わなかったお前が1番悪いんだろうが。』
龍二『……。』
常望都の言葉に、龍二は沈黙した。茅都川学園生徒会長兼戦車道隊長,更に古雪流戦車道師範代といった役目を有する龍二は、休憩どころか食事する暇すら無い程に多忙であった。それだけでなく、痩せ気味体質である事も体調不良の一因となった。とはいえ、龍二が栄養失調等で体調を崩すなど日時茶飯事だが、その度に茅都川学園の生徒達等を不安にさせている。特に耕史と常望都は、龍二の身を心配している。西住流戦車道師範の西住 しほもそう。
耕史,常望都『(こんなんで大丈夫か?)』
耕史と常望都は、心の中で呟いた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

一方、西住流戦車道師範の西住 しほは…、
しほ『相変わらずね……。』
龍二の栄養失調の報を受けたしほは、呟いていた。元より、龍二が体調を壊し易い事は以前から知っている。時にはお見舞いにも行くが、マスコミに知られたくないので、ほぼお忍びでだったりする。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そして所変わって大洗女子学園では、特訓の日々が続いていた。 
 

 
後書き
今回はここまでにします。次回の公開は、今のところ未定です。 
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