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真拳使い転生者のリリカル転生

作者:GBT
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奥義3. 授業と放課後誘拐事件!? 突撃!隣の○ご飯!

 
前書き
すいません、最近色々と用事(主に仕事)が忙しくて遅くなりました。

今回鼻毛真拳を使いますが真説・鼻毛真拳の奥義も普通の鼻毛真拳の奥義として使うのでご了承ください。 

 
自分の席の周りの人間が減ったのを確認した俺はなのはたちと別れ自分の席に戻ってきた。
戻ってくると、グソクが机の上で何かをやり遂げたかのように前足で額を拭っていた。

「お疲れグハッ!!」

俺は汗拭き用(虫だから汗かいてないけど)にハンカチを差し出すと、戻ってきた俺に気づいたグソクはいきなり俺の腹に体当たりしてきた。

「いきなり何をするか…。」

俺は腹をおさえながらグソクに攻撃してきた理由を聞く。

「グソッ。【僕一人置いて自分だけ抜け出しといてよくそんなこと言えますね(怒)】」

どうやら一人で抜け出したことを怒っているようだ。

「グソッ。【しかもわざわざ真拳まで使って。】」

あ、真拳使ったのバレとる。
実は先ほどなのはたちにマジックで抜け出してきたと言ったが実はそれはマジックはマジックでも真紅の手品(レッドマジック)真拳奥義『黒箱の魔術』を使って抜け出していたのだ。
この奥義は元々自分がいた場所から自分で創り出した黒い箱の中にテレポートする技で、これでなのはたちのいたところの近くに箱を創って自分の席からなのはたちのところにワープして抜け出したというわけだ。

「悪い悪い。」

俺は反省の色がまったく見えないような感じに謝る。

「グソッ。【僕もなのはさんたちとお話(O☆HA☆NA☆SHIではなく)したかったのに。】」

お前そっちが本音だろ。

「悪かったって、今日の夕飯お前が食べたいものにしてやるから許してよ。」
「グソッ。【「してやる」ってなんでちょっと上から目線なんですか。】」

だって俺飼い主だし。

「グソッ。【まあ刺身で許しますけど。】」

あ、一応要求はするのね。
刺身か、昨日冷蔵庫見たときは入ってなかったから帰りにスーパー寄ってくか。

「了解。あ、先生来た。」

グソクの要求に了承すると先生が教室に戻ってきた。
そろそろ授業が始まるな。
そんじゃま、いろいろやらかすとしますか。
そしてそれからの授業はというと…

~算数~

「じゃあここの問題を…、小鳥遊君。やってもらえますか?」
「はい。」


4/5×5/6=

「できました。」

4/5×5/6= 原田さんのノートに書いてあります。

「「「「「「「「「「人に頼っちゃった!!」」」」」」」」」」

ちなみに原田さんの答えは合ってました。


~国語~

「はい、ではここで作者はどんな気持ちだったででしょうか。わかる人はいますか?」
「はい。」
「…じゃあ小鳥遊君。」
「『早く日曜にならないかな~。』」
「それは遊○王の続きが気になってるこの小説の作者の気持ちです。」
「「「「「「「「「「先生、メタいです。」」」」」」」」」」


~図工~

「じゃあ今日は紙粘土で好きなものを作ってみてください。」
「先生、できました。」
「「「「「「「「「「はやっ!!」」」」」」」」」」
「先に言っておきますが豆腐とかはだめですよ。」
「チッ…。」
「「「「「「「「「「舌打ち!?」」」」」」」」」」

数分後

「先生、できました。」

等身大サイズのペガサス

「「「「「「「「「「凄いの作っちゃった!!!!」」」」」」」」」」
「というかサイズおかしくない!?一人一袋分だったはずよね!?」


その後も体育の授業では某超次元サッカーの必殺技を使ったり、理科の授業では虫眼鏡で太陽光を集める実験で一人ソーラーパネルで太陽光発電式充電器を使った電動自動車を作ったりとツッコミどころ満載なことになりました♪
え?車作る技術なんてどこで覚えたかって?
知りませんよ?なんか適当にパーツ組み合わせたらできちゃった感じです。
まあそんなこんなでいろいろとやらかして転校初日の学校は終了しました。


―なのはSide-

学校が終わって今は放課後、私はアリサちゃんとすずかちゃんといっしょにお話しながら帰路を歩いていました。
内容は今日の授業でのことです

「今日の授業凄かったよね~。」
「ツッコミどころ満載って意味でね。」
「にゃはは…。」

確かに、正直遊助君が同じ小学生なのか疑いたくなるようなとこ色々やらかしてたもんね。
図工のときペガサス作ったりしたときとか理科のとき車作ったりしたときとか。

「いくら成績の良い私でも車作ったりとかできないわよ。」
「それが普通だと思うけど。」
「というかあの車の部品どこから持ってきたんだろうね?」

そういえば図工のときのペガサス作った粘土もどこから持ってきたんだろう?
まさか本当に一袋分だけで…?
いや、それはさすがにないか。

「今日はある意味で疲れたわね…。」
「私は楽しかったけどな~。」

そう思ってるのはすずかちゃんだけだと思うの。
でもこれからずっとこんな感じになるのかな?
だとすると大変だな~、主にツッコミ的な意味で。
そんなことを話していると、私たちの前にいきなり黒い車止まる。
そして中から黒いスーツに黒いサングラスの怪しい黒ずくめの男の人達が出てきて私たちを取り押さえました。

「ちょ、何よあんた達!!」
「離してください!!」
「うるさい大人しくしろ!!」

私たちは反抗しようとしますが黒ずくめの男の人達は私たちの口を押さえそのまま車の中へと連れ込み車を発進させました。
私たちどうなっちゃうの…。


―遊助Side-

「…マジか。」

学校が終わり早速スーパーに行ってグソクの所望する刺身を買いに行こうとした俺は、その途中黒ずくめの男達に無理やり車に連れ込まれさらわれていくなのはたちを見つけた。
うん、これってあれだよね?誘拐ってやつだよね?

「グソク。」
「グソッ。【言わずともわかってます、追いかけましょう。】」

理解が早くて助かる。
俺は神様のくれた便利アイテムの中に入っていた小型発信機をこっそり遠くから投げ車に貼り付けた。
これで場所は特定できる。
じゃあ追いかけますか。
そして俺は発信機の反応をレーダーで追いなのはたちの救出に向かった。


―三人称Side-

謎の黒ずくめの男達にさらわれたなのはたちは、両手縄で縛られどこだかわからない山奥の廃墟につれてこられた。
そして車から降ろされると、黒尽くめの男達はなのはたちを抱えて廃墟の中に入りボスであろう黒髪強面の男のもとへとやってきた。

「ボス、連れてきましたぜ。」
「ご苦労。誰にもつけられてはいないだろうな?」
「大丈夫です、周りに人がいないのを確認したので問題ないはずです。」

黒ずくめの一人は発信機を付けられているのを知らずにボスにそう伝える。

「なんなのよあんた達!こんなことをしてタダで済むと思ってんの!?」
「目的はなんなんですか!?」

アリサが男達に怒鳴りつけすずかが目的を聞き出す。

「元気の良い小娘だ。何、目当ては単純に金だ。バニングスと月村といえば誰もが知る大金持ちだ、そこの娘をさらい身代金をたんまり貰う。ただそれだけだ、一人おまけが付いてきたようだがな。」

ボスの男はなのはを見ながら言う。
なのはは男の顔にびびり若干体をビクつかせる。

「だったらなのはは関係ないでしょ!なのはを開放しなさい!」
「アリサちゃん…。」
「やだね、開放したら面倒なやつらを呼びに行くかもしれねえだろ?それになかなかの上玉だ。少し楽しませてもらうくらいには役に立つだろうよ。」

男はいやらしい目つきでなのはを見ながら笑う。
なのはたちをつれてきた男達もつられてニヤリと笑いなのははそんな男達に恐怖し震えだす。

「なのはちゃん!」
「やめて!なのはに手を出さないで!」

しかし男達はアリサとすずかの声も聞かずなのはに近づいていく。

「(いや、誰か…助けて!)」

なのはは心の中で助けを求める。
そのときだった!

「そこまでだ!悪党共!!」

何者かの声がどこからか聞こえてきた。
男達はその声に驚き手を止め辺りを見回し声の主を探す。

「誰だ!?出て来い!!」

ボスの男は声の主に呼びかける。
すると次の瞬間大きな地響きが聞こえ出しそして…









「鼻毛真拳奥義『通りすがりのレオパルド』!!!!」

そんな声と同時に戦車が廃墟の壁をぶち抜いて凄い勢いで突入してきた。

「「「「「「「戦車!!?」」」」」」」

いきなり出てきた戦車にそこにいた全員が驚く。

「くそ!誰だ!出て来い!」

ボスの男が戦車の操縦者に呼びかける。
すると戦車の出入り口が開き…

「『突撃!隣の○ご飯!!』じゃーーーーー!!!!」

と叫びながらでかいしゃもじを持った声の主である黒髪の少年が『発射口』から発射されボスの男に突撃した。

「ぎゃああああああ!!!!!!」
「「「そっちから出てくるの!?出入り口の意味は!?」」」
「「「ボスーーーーーー!!」」」

なのはたちは出てきた少年に突っ込み、男達はふっ飛ばされたボスの男に駆け寄っていく。

「ボス!大丈夫ですか!?」
「くそ!何者だ貴様!!」
「3回も似たようなこと聞くんじゃねえええええ!!!!」
「「「「ぎゃあああああああ!!!!!」」」」

少年は持っていたでかいしゃもじをバットのように振り回して男達を全員まとめて殴る。

「まあいい、特別に教えてやろう。」
「「「「上から目線!!?」」」」







「正義のハジケリスト、小鳥遊 遊助!!そこにいる3人の友達だ!!!!」


 
 

 
後書き
戦闘シーンを入れると長くなりそうなので今回はここで区切ります。

遅くなってすいませんでした。 
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