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極短編集

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短編93「ホントの部員!?」

 とある部室にいる、とある部員には噂があった。

「アイツのおかげで、部員の数を数える時に困るんだよ!ジュース買いにいく度に間違えちゃうんだ」

「えっ!何それ。お前が数を数えるんじゃなくて、言わせりゃいいじゃん」

「それが、声も出すんだぜ!」

「まあ、お前んとこの部員って数多いからなあ。消えたり現れたりすると困るよな」

「ホント、そのたびに、余ったり足りなくなるんだぜ!」

「幽霊がいるんだよな、あの部室」

「ホント、幽霊の癖に部員面しやがって」

「まあつまり……



 これがホントの幽霊部員!?」

おしまい


 
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