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真拳使い転生者のリリカル転生

作者:GBT
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奥義0. バナナで滑って俺転生!?レッツゴー セカンドライフ!!

 
前書き
まずはプロローグ。 

 
「転生して。」
「いきなりだな、おい。」

俺、小鳥遊 遊助(たかなし ゆうすけ)は目がおかしくなりそうな真っ白な空間でハゲの爺さんにいきなりそう言われた。

「てかあんた誰?そしてここどこ?」
「ワシはお前さんたち人間で言うところの神でここは簡単に言えばあの世とこの世の狭間じゃ。」
「爺さん、良い精神科知ってるから紹介してやるよ。」
「いや、ワシボケてないから。というかお前さん自分がどうなったか覚えとらんのか?」

え?なんかあったっけ?
俺はここに来る直前のことを思い出してみた。


~回想~

たしかいつも通り学校行って…。

「なあなあ、漫画とかでバナナの皮で滑るのって良くあるけど実際滑れるのかな?」
「それだったらこの前テレビで実際に滑れるってやってたぞ。」
「マジで!?じゃあ靴の裏にバナナの皮引っ付けて滑ればスケートごっこが!」
「馬鹿みたいだからやめろ、そもそも肝心のバナナがねえだろ。」
「大丈夫、昼飯に持ってきた。」つバナナ1房
「何故に丸々1房!?デザートだとしても多すぎだろ!?」
「誰がデザートだと言った、昼飯に持ってきたといったはずだが?」
「昼飯バナナだけ!?弁当どうしたよ!?」
「母ちゃん寝坊しちゃって。」
「なら仕方ないな。」

んで昼休みに食い終わったバナナの皮上履きの裏に引っ付けて…。

「よっしゃあ!!行くぜ!!」
「マジでやんのかよ…。」
「おりゃああああああってあ!!」

ズルッ
ゴスッ!!

「アガッ!!!!?」

(=□=)がくっ

「あ~あ、言わんこっちゃない。お~い小鳥遊、大丈夫か~?」
「………。」
「あれ?小鳥遊?」

~回想終了~


「…もしかして俺、あの時死んだ感じ?」
「ああ、見事に縦に半回転して脳天から勢い良く行ってな。」

マジかよ、俺バナナの皮で死んだのかよダサ過ぎんだろ。

「正直漫画みたいでおもろかったわwww」

うるへー。

「まあ死んだのワシのせいなんだけどね。」
「あんたのせいかよ!!」

何してくれてんだこのジジイ。

「うん、書類にお茶こぼしてお前の運命変わっちゃって。」
「よし、とりあえず1発殴らせてくれ。」

とりあえず顔面に一発…。

「まあ落ち着け、転生させてやるから。てかミスったのバレたら部下に怒られるから転生して。」
「完璧私情じゃねえか。え、てか転生ってマジで?」
「マジマジ、ただお前がもといた世界とは違う世界だけどそれでもいいか?」
「別にいいよ、またハジケられるなら。んでどんな世界よ?」
「魔法少女リリカルなのはの世界と言えばわかるか?」
「ああリリなのね、ありがちだね。」
「特典も3つまでならいいぞ。」

3つか、じゃあ…。

「じゃあボボボーボ・ボーボボに出てくる真拳や奥義を全部使えるようにしてギャグ補正で普通じゃ死なないようにして。」
「ほいほい、あと1つは?容姿をイケメンにしたりとか他のチート能力でも全然オッケーだけど?」
「いや、保留にしといて。容姿は変わったら気持ち悪いからそのまんまでいいしチートとかしてもつまんないから。」

それにイケメンにするとか完璧踏み台な発想だし。

「なら叶えたいことができたら頭の中でワシを呼んでくれ、そしたら叶えてやるから。」
「了解。」
「んじゃ最後に魔力とデバイスじゃが…、お前さんいらなくない?」

うん、いらないね。真拳って魔力使わないし。
ああでもそうすると非殺傷設定どうしよう。
あれ普通に殺傷物の技とかあるしな~。

「デバイスと魔力はいらないけど非殺傷設定ってどうにかなんない?」
「それくらいならサービスでオン・オフできるようにしてやろう。」
「ありがと。あと魔法障壁とかで俺の技防げるようにしてよ。」
「構わんが何故にそんなことを?」
「たしか障壁って魔法攻撃しか防げないんじゃなかったっけ?だとしたら俺の攻撃魔法じゃないから障壁越えちゃうからチート物になっちゃうでしょ?さっきも言ったように俺チートとかあんま好きじゃないからさ。」
「変わっとるなお前。」

よく言われる、変人って意味でな(笑)

「あと何かあるか?」
「もう特にないかな。てことで転生させて。」
「欲のないやつだのう、まあいいが。そんじゃ転生させるぞ。」

そう言うと神の爺さんは袖の中から何やらスイッチらしき物を取り出す。
あれ?なんかやな予感するぞ?

「ポチッとな。」

そしてボタンを押すと俺のいる場所の地面がパカッと開き俺はそこに落ちていった。

「やっぱりかあああああああぁぁぁぁぁぁぁ……!!!!」

そこで俺の意識は一旦ブラックアウトした。


-神様Side-

行ったか、しかしあまり欲のない奴だったのう。
もう少し何かしてやりたかったんじゃがな、物足りない感じするし。
…あ、そうじゃ。デバイスと魔力の代わりにおまけをいくつか送っておこう。
そうとなれば早速準備しなくてはな…。




 
 

 
後書き
次回は説明と学校の話です。 
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