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『ひとつ』

作者:零那
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『道』


孤独の輪郭
漂う漆黒
雨足強まる
深き漆黒
渦巻く闇思念
洗い流せ

この侭此処に
立ち尽くすのか
まだ此処から
抗い続けるのか

どうしようもなく
孤独だと感じた
あの時の君
どうしようもなく
守りたいと想った...
あの時の君

何と対峙してるのか
何に怯えてるのか
何を求めてるのか
何もかも諦めてるのか

星歌う此の空の下
蒼き満月映える水面
歩むべき道が
此処から続いてる

何処から来たのか
何処に向かうのか
何処を巡り
何処に辿り着くのか
辿り着く処無く
彷徨うだけなのか

そんな先のこと
誰にも解らないから
何も言われても
変わらない

君の悔しさだとか
此迄のイタミだとか
そのすべての感情
ひっくるめて
君なんだってこと

カッコ悪くない人
そんなのいない
挫折や苦しみのない
人生なんて
味がないでしょ?

年を取ってする
苦労より
若いうちにする
苦労の方が
ちゃんと為に成る

其れだけは
間違いない
君は変わる
少しずつ...
少しずつ...

星歌う此の空の下
蒼き満月映える水面
歩むべき道が
此処から続いてる

君が歩む道
進んで行く道
どうか
どうか明るく
優しい灯が
在ります様に

 
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