| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

小学時代を思い出そう!

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

「みどりのおばさん」

 登下校の時に、信号機のそばに立っていて、こども達が安全に渡れるように、見守ってくれていた人……らしい。
 
 らしいというのは、実は僕自身、直接この目で見たことがないからだった。(もしかしたら、出会ったことあるのかもしれないが、出会った事もない!と記憶しているのかもしれない)
 
 なぜ、記憶に無いのかというと、我が家は、学校の裏にあり、学校を出て、右へ右へと行く細い路地は、よほどの腕じゃないと車が通れないので、まず、車がこないのと、というわけで、途中、信号が無いからだった。だから、みどりのおばさんが、立つ理由が無かった。
 
 でも小学時代、友達と話していると、たまに「みどりのおばさん」の単語が出てくるので、気になり、みどりのおばさんとは、いかなる人物かと思い、どんな感じなのかを、友達に聞いてイメージしてみた事があった。
 
 2年生の、ちょうど今ぐらいの時期だった。まとめると、こんな感じだった。

その1
 「みどり」の交通安全のタスキをしている。(だから、みどりのおばさんというらしい)

その2
 おじさん?!もいたらしい。

その3
 どうやら、実はその正体は、近所のおばさんやPTAのおばさんがやっていたらしい。

 以上が、みどりのおばさんの情報だった。僕の中では、信号のそばでとにかく立っている人なんだなあってことが、当時は良く分かったことだった。当時は言えなかったが、 もしこの話を読んでいる、現役または元みどりの人がいたら、一言、言いたい。

 新年度始めや、交通安全週間!そして、雨の日も風の日も、子どもたちの安全を見守ってくれて、どうもありがとう!
 
 余談だが。そういえば電信柱に箱があり、黄色い旗が入っていて、横断歩道を渡る時に持った記憶はある。当時はいつの間にか、本数が減っていくのが不思議でたまらなかった。(あれは、誰かが持っていってしまっていたのだろうか!?)

おしまい
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧