『ひとつ』

作者：零那

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『ﾗﾌﾞﾚﾀｰ』

確かに其処に在った愛
其れを守り続けたい
たとえ形など無くても
永遠に此処に在り続ける
僕の躰の真ん中に在る

貴女や君達が
僕の躰の真ん中を占める
形はなくとも
アナタ達の愛が在る
此処にちゃんと
ちゃんと在る

信じていたい
ちゃんと此処に在ると
貴女からの愛も
君達からの愛も此処に
此処に此処に
ちゃんと在ると

一緒に闘ったよね
共に分け合ったよね
同じイタミや傷を
負ったけれど
其れでも笑ったよね
生きてたんだよ

貴女には救われた
生きていこうと思えた
貴女を救いたかった
貴女と死にたかった

君達にも救われた
傷を分け合った
心の奥を解り合えた
君達を失いたくなかった
僕が死ぬ筈だった

アナタ達は僕を
僕の命までも救った
僕を生かした
今も生かし続けてる

其れは此処にちゃんと
アナタ達の愛が在るから
其の愛を僕が守ってるから

確かに其処に在った愛
其れを守り続けたい
たとえ命など無くても
永遠に此処に在り続ける
僕の躰の真ん中に在る

貴女や君達が
僕の躰の真ん中を占める
命はなくとも
アナタ達の愛が在る
此処にちゃんと
ちゃんと在る

愛は此処に在る
僕の躰の真ん中に

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