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これはひどい暗殺教室

作者:芝書き
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第1話 転生の時間

 
前書き
ハーメルンからの重複投稿です。
感想、質問等あればよろしくお願いします。 

 
第1話 転生?の時間




ぬ、天井

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「知らない天井だ。」
この世界の俺のセリフはこの一言で始まった。
某アニメの某少年のセリフを真似ただけだが、やはりしっくり来た。
俺の名前は夢水海斗(ゆめみずかいと)前の世界じゃ一般的な高校生だ。
何故俺がこんなとこで寝てるかって?難しい質問だが答えるのは至極簡単だ。俺は転生したんだ。
おいおい、こんなこと言うからって頭のおかしいヤツとか厨二病とか思わないでくれよ?本当のことなんだぜ?
まあ簡単に言うとだな、神様に頼んだんだよ。世界がつまらんもっと面白い世界に連れてけっつったらあとはAmazonに商品注文する要領でここにきたわけよ。
んでも肝心のなんの世界に来たのかおもいだせないんだよ。
神様もルーズだなー。
さぁ自己紹介はこれくらいにしてこの世界を楽しむZE☆
んでもって布団から起きてみるんだが…
「ん…あれ?」
早くも俺は異変に気付いた。
目線が少し低いのだ。
本来俺は身長が180ほどあるはずだが明らかに5.6㎝低いのだ。
疑問が引っかかったまま居間に行くと机の上に書類と筆記用具、印鑑があった。
「学校の転入届か…ん?これ中学のじゃねーか!」
なるほど、謎が解けた。俺は中学生の体になっていたのか。
「んで…俺はどこの中学にはいるんだ?…ってなんて読むんだこれ?く…ぬ…ぎ?椚ヶ丘中学か!ということは
ここは暗殺教室の世界か!」
確かに刺激的な世界だ。カレンダーを見ると3月こりゃ都合がいい。E組であれば自分も活躍できる。
エ◯ァの世界だったらほとんどモブだっただろうからな。
こうとなれば話が早い。早速書類を書き上げた。
その時家のインターホンがけたたましくなった。
急いで出迎えるとそこには自分よりも少し背の高い、オールバックで目つきの悪い男が立っていた。
お!この人は烏間先生だな。威圧感がすごいな。
「私は防衛省の烏間だ。君が夢水海斗君だね?」
男はそう尋ねた。
「はい。防衛省の方がどうかしましたか?」
俺は物怖じせずに返事をする。
「君の転入先について話にきた。すこしいいかな。」
「わかりました。どうぞ上がって下さい。」
フッフッフまさかこれは俺は暗殺者としてすげー期待されているのかぁ?
そんなことを考えつつ烏間先生を居間に案内する。
「少し待ってて下さいお茶いれますんで。」
「お構いなく、すぐに帰るので。」
ぶっきらぼうに答える先生。
「では話を聞きましょうか。」
俺は先生に向かい合って座る。
「単刀直入に言う。君には椚ヶ丘中学のE組でこいつを殺してほしい。」
先生はタコのような懈怠な生物の写真が写された指名手配書のようなものを取り出して言った。
「はぁ…殺せるんですかこれ?」
わざとらしく聞いてみる。
「現時点ではこいつは軍隊でも殺せなかった。」
「なるほど、ですがそんな生物を俺なんかが殺せるのですか?」
「君は稀代の魔術師だと聞いているだからその実力を買って話を持ってきた。さらに中学生とあればさらに都合がいい。」
ん?ちょっとまて、稀代の魔術師だと?俺はそんなものになった覚えはないぞ?
「え、ええわかりました。とりあえずこの椚ヶ丘中学校に転入すればいいんですね?」
「話が早くて助かる。ではまた後日。」
そういって烏間先生は帰っていった。
ってオイオイ!ちょっと待てよ俺が魔術師だと?そんなもん使いかたもわからねぇよ!でも使えなかったらこの話はチャラだろうなー…、どうしよう。
と、とりあえずなんかやってみよう!
えーと、あれだ魔術師といえばF◯teだ!士郎のやってたやつやってみよう!
「投影ー開始!」
「…………。」
「ゼッン然ダメじゃんかよーもーどーすりゃーいーんだあー!」
じゃっじゃああれだ!ケリィのやってたあれだなんだっけ?
あーわかった!やってみよう!
「Time alter―double accel!」
ビュン!!!
「おっ!できたんじゃねーのか!?」
なんとかこれは出来るみたいだ。
とりあえず固有時制御と肉体強化と多少の錬金術が出来ることがわかった。
さすが俺だ。使えなかったらどーしよーかとおもったZE☆
とにかく、魔術は多少使えることがわかったし今度は武器調達だ。
何故武器が必要かって?そんなもん殺せんせーを殺るために決まってるじゃないか。
いくら刺激的な世界でも地球が吹っ飛んだらそこでおしまいだからな。
まぁ、すぐ終わってもつまらないんだけどね。
そして俺は机の上の通帳を確認した。驚くことに自分の資産は10億を超えていた。
これ殺せんせー殺さなくても一生生きてけるんじゃねと思ったが、気にしたら負けだ。
そういえば今思ったがこの世界の俺も両親はいないようだ。
元の世界でも両親は事故で他界してしまっていたので気にしていなかったが。
とりあえず金はある。これで武器調達が出来るな。
俺はおもむろにパソコンを開きインターネットに接続しヤフオクを始める。
望みの品が丁度あったので即決価格で落札する。
「よーし、届くのが楽しみだぜ。」
気がつけばもう外が暗くなっていた。
俺は明日からも頑張るため今日は寝ることにした。
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ー朝六時ー
テーテーテーテーテテッテーテーテーテーテーテーテテッテーテーギューーーウィーーーーーーンギューーーウィンウィンデーン ふと〜目をさましたー♪
カチッ
ムクリ
「あ〜あ、よく寝た。やっぱ目覚ましはLUNA SEAに限るな〜。」
こうして俺の1日が始まった。
とりあえず今日は家の近辺を探索することにした。
今俺が住んでる家は駅から近い一等地で学校からも近かった。
古風な武家屋敷だが前の世界でも同じ間取りの家に住んでいたので特に不自由しなかった。
スーパーがあったのでしばらくの食料を買って帰った。
家に帰ると先日ヤフオクで落とした品が届いていたので早速開封することにした。
「さーて、衛宮切嗣といえばこの銃でしょ!」
俺が取り出したのはデジコン・ターゲット。
F◯te/zeroで衛宮切嗣が使用していたトンプソン・コンテンダーのガスガンだ。
何故俺がこれを買ったのかというと別に固有時制御が使えるからって衛宮切嗣のコスプレをしたいわけではない。断じて。
このデジコン・ターゲットはデジコン社が生み出した悪名高い銃なのだ。
単純構造、中折れ式、カート式、という点から改造して威力を高める輩が多く出たため絶盤にまで追い込まれたトイガンなのだ。
無論俺も改造してつかうのだが。
暗殺教室は一応10巻あたりまで読んでたからわかるがその先からは未知数だ。
まぁ俺が何しようが話は進むのだけれど。
漫画の中ではエアガンの対先生弾やナイフを使って生徒が先生を殺そうとしていたが…。
おそらくあれば電動ガンだろう、だとしたらスピードが足りない。
こいつの出力を限界まで上げれば実弾同等のスピードで対先生弾を撃ち出せる。
だがこれでもマッハ20の化物にはかすりもしないだろう。
つまり狙い時は現時点まででの物語で一番動きが鈍った時、おそらく沖縄で足を7本失った時の状態が一番チャンスだ。
あの時は確かギャルゲーの主人公とツンデレスナイパーが狙撃をしたが完全防御形態になってかいひしたんだっけ?
まぁいいや、とりあえずその時まで出さなければ殺せんせーまさか銃弾と同等の速さの対先生弾が飛んでくるとは思わないだろう。
それにそれ以降も殺す機会がありそうだしな。
さて、三日後は始業式だ。
とっとと準備してこの世界を満喫しよう。
「待ってろよ!E組ライフ!」
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三日後
要らない何も〜捨ててしまおう〜君を探し彷徨うuh〜mySoul〜♪
カチッ
「お〜よく寝た〜。やっぱ目覚ましはB'zだな!」
いよいよ始業式の日が来た。
俺は洗面台に行き顔を洗い歯を磨いた。
「そういえば長髪は受け継がれてるんだな。」
高校に入ってから髪を伸ばし長髪にしていたのだがさすがに中学生では恥ずかしいので後ろで縛った。
「お、なかなかいいじゃん。」
気に入ったのでこのままにしておこう。
朝食のパンをくわえ新聞に目を通す。
内容は月蒸発の件で持ちきりだ。
まあ俺はその犯人に今から授業を教わりに行くんだけどね。
そして俺は制服を着玄関で靴を履き、家を後にする。
「楽しみだぜ!」



続く

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後書き
第1話でした!
読んでくれた方ありがとうございます! 
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