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江戸の、農民の息子の話。

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秀希の物語第二話!

 
前書き
両親を亡くし、ばあちゃん、じいちゃんも亡くした。
一人の哀れな人間
果たして秀希はどうなるのか!
さあ、皆さんご覧あれ! 

 
             ーあの出来事から5年後ー
秀希[これで俺も立派な武士か!
そういって秀希は家を出た。
彼には、変わったことが2つあった。
一つは性格。
明るく、優しく、とても良い18歳になった。
もう一つは、好きになった人がいること。
その人は、豊岡家大名、豊岡憲衛門(とよおかのりえもん)の養子である。
名は千里(ちさと)
本名は、藤上紅葉(ふじがみもみじ)
藤上家当主の名は藤上剣(ふじがみつるぎ)
当時
貧困だった藤上家に豊岡憲衛門が、紅葉の美しさに、感動し、
超大金で、紅葉を養子に迎え入れ名を千里にした。
という結構重いストーリーがある。
その事をまだ、秀希は知らない。
秀希[あっやべ!
今日は、今野家の坊っちゃんに勉強を教える日だった!
    ー今野家にてー
秀希[どうも、川井家の秀希でございます。
今野家の幸太郎坊っちゃまはいらっしゃいますか?
光輝[いますよー
秀希[あっ、光輝様!
幸太郎坊っちゃまの勉強を教えに来ました。
光輝[どうぞ、この部屋にいます。
秀希[ありがとうございます。
幸太郎[おっ、秀希せんせ!勉強教えて!
秀希[承知しました。幸太郎坊っちゃま。
幸太郎[その前に厠行ってくるよ。
秀希[はい。
      ー20分後ー
秀希[遅いなー。なにかあったのだろうか?
光輝[バッタン(ふすまを開ける音)
秀希[光輝様何かありましたか?
光輝[幸太郎が倒れた!秀希君!助けてくれ!
褒美は何でもやる!
秀希[やれることはやってみます光輝さんは町医者を!
光輝[うむ!
秀希[これは、高熱か、濡れ雑巾を頭に置いて、氷枕と、水桶を
あと、お粥も作ろう。
光輝[町医者を連れてきたぞ。
秀希[多分、高熱です。
浅川[町医者の浅川です。幸太郎君は高熱だと思われます。
そちらのかたの早い対処で幸太郎君の熱も下がりやすくなりました。
では私はこれで。
光輝[ありがとう秀希君、褒美といっては何だが、君を養子として迎え入れたい。
秀希[良いんですか!
光輝[では、今日から、今野秀希として暮らしてくれ!
秀希[はい!
ここから秀希の人生はとても変わっていく。
その事はまだ、誰も知らない。 
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