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ガンダムビルドファイターズ ~try hope~

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見えない敵 後編

 
前書き
前回のページは無駄に説明文が多くてめんどうだったなぁ~。と
と思う作者でした。なんかここがあまりにも使ってなかったんで、こうやった雑談でも書いていこうかな~と思うんで、よろしくお願いしますねー。 

 
ーーー--





「くそっ!また罠かよ! 」

進んでいくとワイヤーが引かれており、それに引っ掛かって爆弾がこちらに向かってきた。

「下がって! 」

シノが前に出てきて、ガトリングで爆弾を一掃して直撃を避けた。

「なかなか進めないな。このままじゃ………」

「…………ヒロヤ」

「なんだ?何か打開策でも思いついたか? 」

「いえ、そんなもんじゃないけど。私はここで罠を全て破壊しているから、その間にヒロヤはトウイの援護に行って。もちろん空からね」

「それってお前が危なくねえか?大丈夫なのかよ」

「大丈夫よ。だからさっさと行って」

「………無茶すんなよ! 」

羽を出し、すぐに上空に飛んでフリーダムの方に向かっていく。

「………さて。私は見えない敵を見つけないとね」

そうしていると、遠くから攻撃がきた。

「攻撃!しかも距離があるから、EZ-8の………」

トウイのところに行ってたはずなのに………とにかく今は撃破しないと!

ライフルを構えたその時に、突然ライフルが切断され破壊された。

「なに!? 」

攻撃された場所を見ると、そこには今まで見えなかった敵機が立っていた。

「ゴールドフレームとデスサイズの改造ガンプラ………どっちかじゃなくて、どっちもってわけね」

「アサシンガンダム………目標を破壊する…」

ヤバイわね。二対一。しかも狙撃ライフルは破壊されて、EZ-8まで攻撃もできないし。

考えていると、EZ-8から攻撃がきたのでファンネルのビームシールドで防いだが、 すぐにアサシンガンダムによりファンネルを二つ切断された。

「くっ! 」

後ろに下がり、ビームライフルをアサシンガンダムに向けるが、姿が見えなくなっていた。

しまった!

次はバックパックの左翼が切断され、EZ-8の攻撃で右足を破壊された。

このままじゃやられる………!

「ミサカさんよくやったよ。これであと二機だけだ。さて………破壊して」

「了解。任務完了」

EZ-8もこちらにきて、アサシンガンダムが刀を構えそれを振りかざそうとするのに目を瞑る。

しかし、その時アサシンガンダムとV2の間に攻撃がされ、アサシンガンダムが後退する。

「たくっ………なんか嫌な予感がして戻ってきてみれば。大丈夫かシノ? 」

目を開けると、ケルサスガンダムが現れて、サブマシンガンを背部に装備してグラディウスを引き抜いた。

「よくもやってくれたなお前たち……やっと捕まえたぞ。シノ、下がってろ」

「え、ええ………わかった」

「そんな…必ずフリーダムのところに向かったと思ったのに! 」

ケルサスガンダムがグラディウスに粒子を纏わせて、EZ-8の方に五つの斬撃波をとばした。EZ-8はそれをかわしきれず撃破された。





ーーー--





「なに!?キハラが撃破された!!?冗談だろおい…」

「どうやら、参謀はおなくなりになったようだね。そして、君もそろそろ終わりだよ」

パーフェクトガンダムはボロボロの状態であり、フリーダムの周りにはドラグーン八つと、ブレイドファング二つが浮いていた。

「さすがに合計十基を手動で操るのは大変だけど、なんとかなったね。最初は結構避けられていたけど、もう動きは読めた。さて、もう終わりにしよう………こんな戦い…」

「ちっ!こりゃあ参ったな…仕方ねえ、やるだけやってみるか! 」

パーフェクトガンダムがキャノン砲を撃ってきたが、それをかわしてドラグーンでパーフェクトガンダムを撃破した。





ーーー--





「姿が見えなくなったか………シノ。少し静かにしてくれ」

シノは言われた通り黙った。さて、あとは前日に言われた通りの方法で…。
意識を集中させて、感覚で敵機を感知する。
………そこだ!

粒子を纏わせて、斬撃波を左後ろに放った。

するとそこにアサシンガンダムが現れ、刀で斬撃波を受け止めた。

「逃がさないぞ! 」

羽を出し、アサシンガンダムに向かって攻撃をする。

「……っ! 」

防戦一方になっている敵を逃さず、粒子を纏わせて剣撃を高めて攻撃をすると、相手の刀を弾いた。

「終わりだ! 」

グラディウスを振りかざそうとすると、アサシンガンダムがクナイを三つこちらに投擲してきた。

「ちっ! 」

すぐさま三つとも弾き落とすと、アサシンガンダムの姿が消えようとしていた。

「くそっ!させるか! 」

グラディウスに粒子を纏わせて構えるも、距離が届かない。
あと少しなのに!
左手を伸ばすも、それは空を掴むだけで終わってしまったその時に、アサシンガンダムに向けてビームがとんできた。

「シノ! 」

シノがビームライフルでアサシンガンダムを撃ったらしい。それが左腕に当たり、消えかかっていた姿が現れた。

「はあああああ! 」

グラディウスをそのまま横に振り払い、アサシンガンダムを真っ二つにした。

「はあはあ………シノ、サンキューな」

「いえ。…………こちらこそありがと」


『BATTLE ENDED』

「全日本ガンプラバトル選手権中高部、三回戦、第二試合勝利チーム。天之川学園、チームトライホープ」

ワアアアアアアアア!!!

「ふぅー。一時期はどうなるかと思ったよあ」

「そうだな。シノ、大丈夫だったか? 」

「うん…ヒロヤのおかけでなんとか…」

「そうか、ならいい。とにかく三回戦突破!あと二回勝てば全国だな! 」

「そだね。夢弓学園も勝ち上がってるらしいし、このままいくと決勝までいくと思うよ」

「そうか…よし!今日の試合も終わった事だし戻るか」





ーーー--





「やべっ!すまん、先に行っててくれ! 」

「どうしたの? 」

口に出さなきゃダメですか?

「なるほどトイレね。なら僕たちは先に行って待ってるから、あそこのコンビニに行ってきなさい」

「お前は心の声どころか、心理まで読めるようになったのか?まあ、とにかく行ってくる」

その場を離れて、コンビニまで急いで行った。

「ふぅー。さて、そんじゃ戻るか…ん?なんだあれ? 」

コンビニの外で、女一人に男三人で囲んでいる。
なんだなんだ?ナンパか?とにかく嫌がっているし急いで助けに行こう。

コンビニの外に出て、男三人組のところに向かう。

「だから止めてください! 」

「いいじゃんいいじゃん!これから暇っしょ?なら俺達と遊びに行かねえ? 」

「大丈夫大丈夫。悪いことはしねえからさ! 」

「おいお前らやめろ!明らかに嫌がってんだろ!その辺にしとけよ! 」

「ああなんだ?お前には関係ねえよ」

「まさか正義のヒーローとか気取ってんのか?うける! 」

「しっしっ!あっちに行ってろ! 」

うわっムカつく…てかこんなキャラ本当に存在するんだな。まあそんなことよりも助けなあかんな。

女の子の手を掴んで、男三人組の輪から出した。

「さて逃げるか」

「おいおい…。お前この状況でよくそんなこと言えるな。逃げ場なんてねえよ! 」

「その女を離してどっか行けば、命だけは助けてやるよ」

「まっ!それでもなめた態度とった報いは受けてもらうけどな! 」

そう言うと、男の一人が俺に殴りかかってきた。

「しゃがんでろ! 」

相手の拳をかわして、そのまま背負い投げをした。

「かはっ!ゴホッゴホッ! 」

相手の力と、自分の力を重ねたので、強く地面に叩きつけたようだ。

「てめえ! 」

今度は違う奴が殴りかかってきたので、そのまま受け流し近くの電柱に頭をぶつけさせた。

「くっ…! 」

「どうする?まだやるか? 」

「お、覚えてろよーーー!! 」

男は他の二人を連れて去っていった。

「なんてベタな捨て台詞を…大丈夫だったか? 」

「はい大丈夫です。助けてくれてありがとうございます」

「別に気にすんな。困っていたから助けただけだ」

「そうですか。あっ!私アマミヤ アカネといいます。よろしくお願いしますね。私そろそろ行かなきゃ行けないんで、また会いましょうね」

そう言ってアマミヤという少女は去っていった。
てか俺だけ名を名乗ってないけどいいのか?でもまた会いましょうって言ってたし、どっかで会うか。

そう思い、トウイとシノのところに急いで戻った。
 
 

 
後書き
今度は、視点変化が多いなぁ~。
と思っている作者です。最近小説を書いていると細かいなぁと思ったんで、全ての話を約3000文字に直してきました。まあそれでも細かいのは気にしないでください。また文字数を修正するときがあるかもしれないんで。 
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