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Fate/staynight/the/crossovermoment

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邪極聖杯

 
前書き
前回の続きです!
感想が聞きたいのでコメント下さい!! 

 
君を見捨てる唄が僕等を開放する。君が僕達の枷を呪縛を破壊する。僕達が創った鍵穴を塞ぐ。君は君は僕達が創った鍵を破壊する。君の求めた『世界』は君の望んだ『結末』は僕達には残酷だ。責めて君が望んだ結末が災厄に破滅する事を僕等は祈る。他の者達も僕達と同じ考えだ。君が僕達を僕達が君を僕が君を君を僕が平等で平穏に暮らせる世界を僕達は願ってるよ。少年は『槍』を構えた。楔た『槍』は少年の魔力を吸込む。少年の魔術回路が限界を迎える迄、『槍』は魔力を奪った。次に『槍』は標的を少年少女に変更、少年少女達の魔力を吸収した。『槍』の形状が変化する。少年少女が望んだ『槍』が完成する。禁忌を犯した・・・約束を破った・・・偽りを真実に変えた。もう・・・・引き返せない。
『ソルジャー』見捨てられた子供達は『ママ』の為に殺す。自分達の為に少年少女達に知恵を与えた。世界の真実・世界の仕組・世界の単純を『ソルジャー』の能力は視野共有。複数の『ソルジャー』達は視野が共有、別の『ソルジャー』が見た景色を他の『ソルジャー』も見える便利な能力だ。触った感触も触れた感触も一時的に共有出来るが魔力の消費が激しく長時間の発動は不可能、『ソルジャー』達が快楽に溺れる時、使用する。
「『ママ』の命令」
「『ママ』の命令」
「『ママ』の命令♪」
複数の『ソルジャー』達は喜ぶ。一斉に武器を構えた。
「『ママ』の邪魔をする。
敵は僕達が排除する!」
『ソルジャー』達のリーダー的存在は叫んだ。彼等は『ママ』の為に力を振るう。自分達の為に『ママ』の為に。
「Mark。
名誉挽回のチャンスだ。次は成功を『ママ』に収めろ」
巨大な部屋の隅にMarkは・・・拘束されていた。全身に蒼色の焔がMarkを包み燃やす。燃えない焔『酷焔』主に拷問で発動する魔術を『ソルジャー』のリーダーは罰で与えた。非合理的で仲間の信頼を失いかねない行動を彼は実践した。彼等の心は『共有』繋がっている。『ソルジャー』が考えた事を『ソルジャー』は理解出来る。彼等は一人で『ソルジャー』皆で『ソルジャー』なのだ。
「う・・・ん」
Markを包む焔が消えた。
彼は罰を受ける最中、考えた。標的の排除中に現れ標的を守った・・・あの弓兵の事を。圧倒的な力の差は絶対的で絶望的だ。宝具『desk』の能力が強力で最強でもMarkに勝算は・・・有る。単対戦は絶対に勝てない。
が、『ソルジャー』達が一致団結で奇襲を掛ければ絶対に勝てる!確信は自信に変わる。その考えは他の『ソルジャー』達に送信される。同時に『ソルジャー』は笑った。叫んだ。怨念が彼等の動力原、『クラス拡張』で召喚された英霊達は全員一斉に宝具を構えた。
「勝利の栄光を!!『ママ』に!!」

「(=-ω-)zzZZ乙乙」
「真夜」
「(u_u)。。。zzzZZ」
「真夜」
「(=-ω-)zzZZ乙乙(u_u)。。。zzzZZ」
『ガンナー』のマスター『紅 真夜』は寝てる。23時間睡眠で過ごす少女は異常だ。魔術回路は正常に稼働中、精神状態安定で検査は無事に終了。『ゼウスdeerブレイカー』は魔術回路と脳を蝕む原因、少女の身体を魂を腐らせる。『ゼウスdeerブレイカー』神の魔術を応用『神の魔術回路』を人間に適合させた禁忌の魔術。少女が聖杯戦争の為に自分の為に己の為に願望の為に自身を改造した。
「流石に寝過ぎ・・・」
負担が掛かる。脳に魔術回路に莫大な負荷が掛かる。睡眠時間最低20時間程度は必要だが・・・睡眠を満喫してるね。『ガンナー』は真夜の頬に触れる。魔術回路安定同調確認『危険域突破』安定状態で魔術回路は稼働するが真夜は目を覚まさない。呑気に睡眠を楽しんでるのか?
『マスター』の健康管理が聖杯戦争に関わる事は・・・普通に考えれば解るよね。大抵を寝て過ごす少女の身体能力は極めて低い。常人同年代に比べれば差は歴然だ。『マスター』寝てる時に襲撃されたらゲームオーバー。『ゼウスdeerブレイカー』は未完成の魔術回路、完成を神を真似た魔術回路だ。効力を発揮すれば絶対的勝利が訪れる。能力の代償が睡眠、魔術回路と脳の波長を合わせる為の作業は少女の時間を奪う。
「(u_u)。。。zzzZZ」
長い髪が揺れる。蒼色の瞳、朱色の髪、細く普通の少女に比べて弱々しい。寝てる生活が長い真夜は孤独だ。小学校に通ってるが聖杯戦争に参加する決意を決めた時、少女は孤独を選んだ。幼い少女は夢を見る。長く儚い夢を永遠に瞬間と激動を備えた夢を少女は一日中永遠と長々と見る。
『ガンナー』は真夜が見る夢の内容の『一部』を知っている。魔力供給を通して夢の一部が『ガンナー』の脳裏に流れる。夢の内容は『孤独』視線は真夜の視線、視線の先は真夜の通ってる学校の制服を着た子供達。子供達は真夜が話し掛けると『無視』と同時に消えた。ドミノ倒しの様に一人消えれば、消える。消える。消える。真夜は自然と涙を零す。表情は変わらない、ただ、涙を流す。
「消えないで・・・消えないで」
何度も繰り返す。消えないでを何度も繰り返した。
「消えないで・・・消えないで・・・消えないで」
闇が視界を奪った。『ガンナー』が見た夢の一部は『孤独』を知らない『ガンナー』に孤独を覚えさせた。能力の応用で真夜の夢の続きを見る・・・真夜が生きる世界を体験する。考えた結果、夢は現実に変わった。
夢が現実に・・・真夜のクラスメイトは次々に謎の死を迎えた。
彼女の夢は現実に変わる。正夢?真実?幻想? 真夜の夢は残酷だ。
「消えないよ」
『ガンナー』は手を差し延べる。
優しく頭を撫で何度も何度も眠り姫に告げた。
「僕が君の隣に居る。
君は一人じゃないよ」
『ガンナー』は微笑み、立ち上がる。
彼の役目は『マスター』紅 真夜を守護する。少女に降り掛かる不幸を振り払うのが『ガンナー』の使命、狩りの時間だ。真夜の命を脅かす者は・・・・殺す。
「久々の狩りだ・・・楽しませろよ」
見知らぬ気配が複数、『霊呪』の匂いだ。片方は『英霊』か?
初めて感じる波動、何者だ?
「『ガンナー』」
真夜の手が・・・『ガンナー』を止める。夢の中を永遠にloopする少女に意識は無い。少女は寝てるのに『ガンナー』を止めたのだ。ズボンの裾を小さな指で・・・弱々しい指でズボンを引っ張る。
「大丈夫・・僕は君を護る。
絶対に・・・君の元に帰る」
ズボンを引っ張る指を解いた。最後に優しい笑顔で真夜に言った。
「君は僕が護る・・・命を捨ててでも」
振り返る姿は刹那、彼の笑顔は狩人の顔に変わった。獲物を狩る・・・強者の目は標的を追う。高速で移動中の物体は真っ直ぐ、コチラに向かって来る。
「トレース・ガン」
右手に拳銃『呪』左手にSMG『乱』を構え引金を弾いた。
弾丸は部屋の壁に激突・・・・摺り抜けた。防御を盾を壁を無効化する宝具『防破』弾丸は標的に向かって加速する。弾丸の速度は光速、音速を超えた弾丸は森を削る。木を土を山を薙ぎ払う。
「避けた?」
標的の波動を感知、高速移動で回避した?
光速の弾丸を回避する?
「弾丸変換『魔弾』」
引金を弾いた。
放たれた弾丸は音速、先程の光速で放たれた弾丸の速度に比べれば遅い。
光速を速度で放たれた弾丸を避けた標的に回避される前提に弾丸を数発『魔弾』を放った。当然の如く弾丸は避けられた。更に『魔弾』を数発、避けられると知って弾く。高速で避ける物体は距離を狭める。
「断層『草薙』」
弾丸は円を形成、上空に飛翔する。
「籠の中の鳥をenjoyさせてやる」
高速で動く標的の周囲3000mを囲んだ。弾丸の網は魔力の鎖を魔力の鎖で繋ぎ繋ぐ。標的を完全に閉じ込めた。予想以上の威力、攻撃範囲に『ガンナー』は驚いた。真夜の『ゼウスdeerブレイカー』神の魔術回路を真似た魔術回路は最強、危険と簡単に断言出来る程に・・・・少女が自分の身体を犠牲に得た力。少女の望みを『ガンナー』は知らない。逆に『ガンナー』の望みを真夜は知らない。互に望む物を隠す。
「別に・・・真夜が望む物が・・・俺に害する物でも構わない」
逆に真夜も構わないと思っている。
「別に・・・真夜が俺を裏切っても構わない」
別に構わないと真矢も思ってる。
「約束を果たす為に・・・俺が死んでも構わない!」
『魔弾』一斉照射。
膨大な魔力を込めた弾丸は加速する。
蜂の巣状態、弾丸の雨が標的に降り掛かる。
高速移動で攻撃を躱す?関係ない。隙を全て埋めれば躱せる弾丸も躱せない。
「興味深い・・・『銃』か」
『ガンナー』は慌てて声の方に振り向く。
気配を感じなかった?
「君が『クラス拡張』の英霊か?」
声の主は槍を3本所持していた。形が異なる3本の槍は両手に一本、最後の槍は空に浮いていた。鎖で繋がらた槍は禍々しい魔力を帯びている。『宝具』と考えるのが妥当だが・・・3本の槍?
「何者だ?」
標準を突然、現れた者に構えた。
「私は『ランサー』のサーヴァント。
真名を言っても別に私は構いませんがね」
「駄目だ」
突然、ランサーの隣に少年が現れた。
真夜と同年代に見える少年・・・右手に霊呪を宿した真夜の敵。
「お前の真名は聖杯戦争そのものを揺るがす可能性が有る。
知られると尚更だ」
「残念ですね〜」
本当に残念そうな表情で答える。槍を3本所持する英霊・・・知識の中で当てはまる英雄は存在しない。架空英霊と考えるが・・・当てはまらない。槍の形状は複雑で曖昧だ。右手の槍は蒼く細い。左手の槍は紅く太い。空に浮かんだ槍は白?透明に近い。ガラスで造られた槍に見える槍は鎖で固定、他の2本の槍に繋がれている。
「目的は・・・聞くまでも無いか」
聖杯戦争に参加する以上、目的は『マスター』の抹殺。『霊呪』を破壊する方法が手っ取り早いが殺す方が都合が良い。
「僕達の目的は聖杯・・・その先の特別な物だ。
聖杯に興味は無い」
「マスターの言ってる事は真実です。
本当は数日前まで聖杯を欲しがってましたが・・・予定が変わりました」
笑顔でスマイルなランサーは嘘を付いている様に見えない。
が、ランサーのマスターが言った その先の特別な物が気になる。
「僕達と手を組まないか?」
唐突に突然に少年は言った。
「僕達は君達に聖杯を与える。
僕達の目的は聖杯戦争を超える聖杯戦争の出場権だ」
「何度も言いますが・・・『マスター』の言ってる事は真実です。
私達は『聖杯』に興味は御座いません」
理解出来ない。聖杯戦争に参加する者が『聖杯』に興味を持たない?聖杯戦争の聖杯の次の聖杯戦争?聖杯戦争に参加する英霊は事前に聖杯戦争に関するルール・現世界の知識を与えられる。膨大な知識を与えられるのだ。知識に記憶にインプットされてない単語が次々に聞こえる。
「『真聖杯戦争』『聖杯戦争』で活躍した英霊が参加出来る宴。
僕達は『真聖杯戦争』に参加する為に勝利する」
「ですので聖杯は貴方達に与えます。
私達の目的は『真聖杯戦争』の出場権・・・聖杯は無縁です」
「その話・・・乗った」
答えたのは『ガンナー』ではない。
大事な人の声。主君の声。護ると違った少女の声。
「真夜・・?」
「『ランサー』のマスター・・・君と同盟を結ぶ」
本当に突然で『ガンナー』は戸惑った。
「同盟成立だ。
僕達は君達を全力で守護する槍に君達は僕達を援護する『銃』に」
真夜の霊呪が輝いた。『ランサー』のマスターの霊呪が輝いた。
同時に輝いた霊呪は形を変化する。
「契約の証・・同盟を結んだ者が共有する霊呪」
「初めての事例ですね〜名を与えましょう。
そうですね〜『ディアル・クロス』・・・ネイミングセンスが問われる名ですね」
「勝手に名前を付けるな」
契約の証に真夜は触れる。少ない体力で弱々しい手で触れる。
「同盟関係を結んだ同士に勝利の栄光を・・・まぁ、僕達と手を組めば楽勝だけどね」
「我々は予定が有りますので・・・失礼します。
何か質問が有りましたら、霊呪で送信して下さい」
そう言って『ランサー』と『マスター』は消えた。
同盟を結んだ?口約束を同盟?彼等は信用出来るのか?幾つ物、不安が『ガンナー』に不安にさせる。真夜の決定事項に反論する事はしない。でも、何故、彼等と同盟を?疑問が膨らむ。
「ごめん・・・『ガンナー』・・勝手に同盟を」
何時もの真夜の口調で真夜は言った。
普通の女の子の様に弱気な真夜に戻った。
「構わない。
僕は君の配下だ。
君の命令に従う」
『ガンナー』は空を見上げた。
狂った聖杯戦争・仕組まれた聖杯戦争・突然なルール変更が聖杯戦争を狂わせる。英霊を人間を参加する者達の半数は戸惑う。半数は快楽に近い激動を感じていた。







 
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