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艦隊これくしょんー光の戦士の力を持つ青年ー

作者:末武克之
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第1話 出会い

ージンー


俺はウルトラマンギンガとウルトラマンビクトリーが怪獣を倒した場所を歩いていた。

辺りは破壊された建物やビルがあった。
「こんなに破壊されてたんだな」
俺はそう言って歩いていると何か光輝く物を見つけた。
それを手に取ると赤と銀色に輝く宝石だった。
俺はそれをじっと見ると中に何かが見えた。
それは一人の少女だった。
「助けてなのです!皆を助けてなのです!」
少女はそう言って泣いていた。
俺はその子の顔をどこかで見た記憶があった。
すると宝石が光始めた。
俺は目を閉じた瞬間俺の頭の中に何十人ものウルトラマンが立っていた。
ウルトラマンギンガが俺に近づいてきた。
「君に助けてほしい場所があるんだ、ある世界が危機になっている君にウルトラマンの力を与える!君はその世界に行ってくれないか」
そうギンガは言った。
「ある世界?」
俺はギンガを見た。
「君の正義なら世界を救える!」
そう言ってギンガは消えた。

俺は宝石を片手に持ってそれをポケットに入れた。


そして願った。
この世界から別の世界へ行けることを。


~?~


俺は目を開けると知らない場所に立っていた。
「どこだ?此所?」
俺は歩きながら辺りを見た。
場所はまるで学校みたいだった。
「あ!見つけたのです」
そう後ろに少女がいた。
「君は!」
俺はその子を見た。
それは宝石の中で助けを求めている少女だった。
「提督!どこに行ってたのですか?」
そう少女は聞いてきた。
「提督!俺が!」
そう俺は言った。
「何を言ってるんですかジン提督!」
そう少女は言った。
「えっと、君の名前なんだっけ?」
俺は少女に聞いた。
「もう!電なのです!」
そう電は言った。
「ああ!そうだったな」
そう俺は言った。
「早く仕事をしてくださいなのです!」
そう電は言った。



~?~


俺はイスに座って大量の書類を片付けていた。
「軍の仕事って大変だな」
そう言って俺はペンを止めずに書き続けた。


~10分後~


俺は書類を書き終えて外の景色を見ていた。
「疲れた」
俺はそう言ってポケットに入れていた宝石を取り出した。
宝石を見るとただの宝石にしか見えなかった。
ギンガが俺をこの世界に飛ばしたのには何かわけがあるんだろうがそれがわからないままだ。


~外~


俺は外に出て辺りを見ていた。
外は静かで海の音しかしなかった。
すると前を見ると黒い雲が近づいてきていた。
俺はそれをじっと見ていた。
すると海の方を何かが海の上を滑りながら向かっているのが見えた。
それは電と見覚えのない少女だった。
俺は何が起きたのか解らなかった。
「何だよあれ?」
俺は海の中に黒い怪物が出現した。
「あれがこの世界の敵なのか?」
俺はそう言った。
「あの子達はあんな化け物と戦ってるのか」
そう俺は言いながら電の背中を見た。
「守りたい!あの子達の笑顔を!」
そう言った瞬間ポケットが光始めた。
俺はポケットの中を見るとあの宝石が光っていた。
「俺にあの子達を守る力があるのなら!力をくれ!」
そう言った瞬間宝石は不思議なブレスレットになった。
「君の力で彼女達を守れ!」
そうギンガの声が頭の中に聞こえた。
俺はブレスレットのボタンを押した。
[ウルトライブ!ウルトラマン!]
俺の服は軍服から赤と銀の服になった。
「これが俺の力」
そう言って俺は飛べるとイメージした。
そして上手く空を飛べた。


ー電ー


「っく!キツいのです!」
そう私は言いながら主砲を発射していた。
「電大丈夫?」
雷ちゃんは聞いてきたのです。
「ギリギリ大丈夫なのです」
そう私は言ったのです。
「数が多すぎるわ!」
そう暁ちゃんは言った。
「ハラショ」
響ちゃんは魚雷を発射していた。
「諦めないわ!私達が負けるわけには!」
そう暁ちゃんは言いながら主砲を発射していた。
しかし深海棲艦の数が多すぎなのです。
私達は諦めかけていた。
その時。

ドカーン。
白く光輝くビームが深海棲艦を10体も殲滅した。
それを放ったのは髪が銀色に赤い瞳の男の人が立っていたのです。
「大丈夫かい?」
男の人は私に聞いてきたのです。
「あ、はいなのです」
そう私は言ったのです。


ージンー


俺は空を飛んでいる戦闘機擬きを全て破壊することにした。
[ウルトライブ!ウルトラセブン!ワイドショット!]
俺は両手をL字に組んで敵を一掃した。
俺は辺りを見て電に近づいた。
「ケガはないかい?」
俺はそう電に聞いた。
「あ、はい!大丈夫なのです」
そう電は言った。
「それはよかった、じゃあな」
そう言って俺は基地に戻った。


ー電ー


私は突然現れた男の人に少し驚いていたのです。
「ねぇ!電!」
雷ちゃんは私に話し掛けてきたのです。
「なんですか?」
私は雷ちゃんの方を向いたのです。
「あの赤いジャケットに銀色のズボンに帽子誰だったのかしら?」
そう雷ちゃんは私に聞いてきたのです。
「私に聞かれてもわからないのです」
そう私は言ったのです。
「それより二人ともあの人どこかで見たことないか?」
そう響ちゃんは言ったのです。
「それより3人とも提督に報告にいくわよ!」
そう暁ちゃんは言ったのです。


ージンー


俺は変身を解いて自分の部屋に向かった。


~提督室~


俺はお茶を淹れながら茶菓子が無いか探していた。
「あの!」
誰かが部屋に入ってきた。
「えっと、電ちゃんと雷ちゃんと響ちゃんと暁ちゃんだっけ?」
俺はそう四人に聞いた。
「はい!提督何をしてるんですか?」
黒髪の少女は聞いてきた。
「ああ!茶菓子が無いか探してるんだ、あ!あった!」
そう俺は言った。
「そうなんですか」
そう電ちゃんそっくりな少女は言った。
「四人も食べるかい?」
そう俺は言った。
「えっ!悪いのです!」
そう電ちゃんは言った。
「気にしなくてもいいよ!」
そう俺は言った。
俺は皿にまんじゅうを5個並べた。
そして緑茶を紙カップに淹れて四人に出した。
「ありがとうなのです!」
そう電は言った。
「さっ!食べたら少し手伝ってね!」
そう俺は言った。


俺の物語は今始まった。 
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