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新妹魔王の契約者~龍剣使いの神皇帝~

作者:黒鐡
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1巻
  主従契約魔法×澪の初めて

「さて、一真さんからの紹介話も終えたところですし、澪様には提案があります。もちろん一真さんには了承済みですけど」

「提案・・・・?」

今後についての話し合いは既に一真と万理亜から双方とも了承した形となったので、澪にとっては今後の相談ではなく提案となったので疑問に思った。

「これから一真さんと深雪さんや他の仲間たちで、澪様の護衛をしてもらいます。現状では離れ離れになる時がございますでしょうが、いつ一真さんや深雪さんが離れるかは分かりません。一真さんからは蒼い翼からの監視衛星で見張っていると言っていましたがそれは人間の時だけです。魔族や勇者の一族からの人払いの魔法やら結界を張られたら、いくら監視衛星でも今回のような居場所は分からない状況となり、澪様の元に駆けつけるとは限りません」

「これについては、既に蒼い翼や付近をパトロールしている私服警察官がいるが、その時現れる魔族や勇者に対応できるのはあくまで俺と深雪達だけだ。今回は場所は分かっていても探査や索敵不能になる場合がある」

今回は前々からこうなる事を予測済みでいたからいいものだが、これから敵が出現するかは一真でも分からない。GPSでも人間時では限界はあるから、これからはなるべく離れないようにするしかない。いくらケータイの技術でも壊れたら身のフタもない、肝心な時に通信障害を起こしたり敵に奪われたりされる事があるので、別の方法を考える事にしたら一つだけ方法があると言った万理亜からの発言によりそれだと思った一真だった。

「でも他に方法がないんでしょ?完全な居場所探知なんて、そんな魔法はないんだし」

本来居場所探知の魔法は初歩的な事で、自分の居場所を探知される事は戦いにおいて最優先に防がなければならない。敵の居場所ならともかく味方の居場所まで知れては元も子もない、探知に掛からない魔法防壁やダミーを使った囮魔法などが多数生まれて今では探知魔法は戦闘では使わない手としては有名である。それを聞いた一真と万理亜はふっと笑ったのだった。

「それが可能なんだよねー、特定の相手だけを限った魔法が」

「その名は『主従契約魔法』によって魂を結ばれた者同士なら、それに一真さんの力である程度改良されたのを今回使わせて頂きます」

主従契約魔法をやるためにリビングでは何が起こるか分からないので、地下二階にある実験室と名がついた部屋に来ていた。本当は朱音達や深雪と情事をやる部屋でもあるが、今回はここを使う事になった。そんで床には魔力によって描かれる魔法陣が出てきた事により、これから行われる儀式を執り行う事で俺と澪と万理亜だけ魔法陣の中に入る。深雪は明日の転校とかで、準備をする事になっている。

「深雪さんはここには来なくても大丈夫なんですかー?」

「心配しなくても大丈夫だ、それにこれから起こる事は深雪も承知済みだそうだ」

主従契約魔法はどちらかが王でどちらかが配下になる訳で、本来なら澪が主のはずだが俺がする事になった。創造神と未来の魔王では創造神の方が圧勝だからである。いくら魔界の魔王になるだろうが、創造神といえば神々の頂点と言うらしいと万理亜が言っていた。

「これについては、互いの場所を特定するように感じられるのであくまで形式だけです」

「ああ分かっている、居場所が分かるくらいだけど・・・・ホントは主に逆らったら呪いが発動する事も知っている事も」

そう言いながらそれぞれの立ち位置に立ってから、主従契約魔法をする。俺が主になる訳だが、澪は必ず深雪と共に居るから問題はないが神族が魔王の配下になる事だけは非常にまずい事だ。澪と対等な関係でありたいがそれは叶わない、ま、家族を守るために結ぶのだから俺としてはいい。そんで窓側に立つ俺と入り口側に立つ澪だった。

「一真さんは既に知っていると思うので、主従契約魔法の詠唱をして頂きます。なので私と手を繋いでから、一緒に詠唱をお願いします」

俺は万理亜の手を繋いでから、一緒に詠唱をする事となり床の魔法陣が光出したが、この魔法陣は悪魔用のではなく創造神黒鐵が使う魔法陣である。俺の体が光出してから澪の体も光出す。俺と万理亜の魔力が一緒になったので、金色と青色が混ざるかのようになって俺と澪の体が光を帯びていく。

「まもなく一真さんの右手の甲に、魔法陣がしばらく出現するので澪様は一真さんの手を取り、消える前に魔法陣へキスをして下さい。それで主従契約が成立します」

やがて俺の手の甲に魔法陣が現れたので、澪は俺の手を取りキスをした。そして床の魔法陣が消えるが、何やら澪がおかしな状況となったのでどうした?と澪の体に触れるとまるで快感が出たようにして体が火照っていた。

「ひあぁんっ!」

「お、やっと呪いが発動したようだな」

「の、呪い・・・・?」

「澪様はまだ一真さんをご主人様だと思っていないので呪いが発動されたのですよ。配下の忠誠を常に維持する目的もありますので、配下が主を信用していないか信じていないか、または裏切りや後ろめたいと感じた時に罰として発動するのですが今回は改良版をしたので澪様の初めてをあげないと呪いはある程度出ないようになる仕組みです」

主従契約魔法を聞いた時は、それでは学校とかに支障が出ると思い俺に良い考えを万理亜に聞いてみた。サキュバスの淫魔を使って、澪との主従契約魔法を結んでもまだ信じ切れて居ない様子だったら、処女を貰うと同時に神の液体を掛ける事によってある程度後ろめても呪いが出ないようにするため。なので澪は床に倒れたまま、顔を赤くして甘い喘ぎ声を発している。

「ま、これでも俺はこの世界に来てからあまりシてないのでな。今回澪を出汁に使って性欲発散させてもらうとしようか」

「私の魔力はサキュバスの催淫効果でありますが、ここまで乱れているのは何かありそうですね」

神聖魔族というのも若干入っているので、性欲については底なし沼に近い部分である。配下が主を裏切ると呪いが更に強くなるが、それは俺の魔力で改良されているが主を襲う事はまずないし最大の裏切りをすれば精神と肉体の快感を許容できなくなり、失神か脳の神経が焼き切れる事だってある。澪の能力特性が危険でもあるが、魔法を使えるようになったのはウィルベルトの死後。あの力を受け継いでいるから、覚醒自体はまだだが特性もウィルベルトのものを引き継がれている可能性が高い。随分昔だったかな、ウィルベルトとの契約を拒んだ者は見えない力に押し潰されて死んだと聞いている。恐らく重力制御魔法で圧死したと思われる。

「このままでは澪様がダブルで天国に行ってしまいますから、一真さんのプラン通りに行きましょうか。澪様」

「そ・・・・そんな事はいいから、んっ、早く助けてよぉ・・・・。私の初めてをあげてもいいから・・・・」

完全にとろけている澪の表情が、艶っぽく声を上げて求めていた。基本的に配下側が主へ忠誠を誓えば呪いは治まるし、神の液体をかぶるから情事とあまり変わらんだろうな。今の澪の体は催淫効果で体が感じるところが、倍になっているからどこを触っても敏感になる。

「すぐに楽になりますからね、澪様。最初提案した時に一真さんはそれではダメだと言って快感はこれきりなので。私的には澪様が快楽に堕ちる顔を見たいというのは一切ありません」

そう言っている間に俺はまず服を脱がしてから、胸を揉んだ。揉んだだけで相当快楽に堕ちているようだが、今の俺は問題ない。で胸を揉みまくるとそれだけでイってしまったようだったので、俺は触手を用意をした。そんで乳首をいじめるようにさせてから、俺は乳首を吸うようにしているがまだ俺の事を主だと思っていない様子だ。ホントなら澪のエロい声を中継したいところだが、ここは15禁のところなので自衛させてもらう。

「いいですよ、さすが一真さんは慣れてますね」

「まあな、さてと今度はこれはどうかな~?」

触手だけでイかせてから、数十分後には乳首から母乳は出るは、下半身には蜜が出ているわでいつでもイきそうだった。あとは俺の仕事となったので、母乳を飲みながら挿入してから何回も中出しをした。終わると母乳を出さないようにする魔法をしてから、澪を解放する時にはこの部屋は液体状態となったが浄化をしてから深雪が澪を介抱するためにこちらに来たようだ。

「お疲れ様です、お兄様。随分と激しかった様子ですね。桜花さん、澪を頼みます」

「まるで介抱する気満々ですね、深雪さんは」

「そりゃ俺の娘だからな、激しい事は知っている事だし。浄化をしたんで、中出しをしたとしても孕まないからそこは問題はない。情事していた時は首に呪いのマークがあったが、これである程度は心配なさそうだ」

俺を心の底から忠誠を誓わせた事により、しばらくは感覚は消えるが俺がまたシたいなと思ってもそれを無視すると呪いがかかる仕組みとなっている。ここにいるメイド達もご主人様と呼んでいるように澪も俺の事をご主人様になる御方という感じだろう。

「にしても二十回ですか、十回は胸だけでイかせて五回は下半身であとの五回で・・・・」

「思ったより粘ったと言いたいが、俺的には足りないが今回はこれで勘弁してやろう」

澪は桜花達によって運ばれて、一階にあるソファに運ばれた。そんで俺と万理亜は、先ほど撮影していたのを見ていたようだな。澪は途中からお兄ちゃんと呼んでから中出しされたようだったし、俺もノリノリでやっていた。澪の体に刻み込むからな、快楽から開放された後に残るのは処女を奪われた感覚と兄とはいえ家族とやってしまった事にどう思うのか。ま、その後俺はここにいる朱音達とまたヤってしまったが、ついでに万理亜もと思いサキュバスであるが俺は関係ないと言って奪った後に深雪と共に寝たのだった。 
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