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デス・ゲーム・ワールド

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二章ゲームの世界へ

いつもの部屋。
いつもの朝。
僕は学校が休みということもあり、机の中から、「デス・ゲーム・ワールド」をやるために
僕はソフトをセットして、耳にイヤホンをした。
いまのゲーム機はイヤホンをつけ、ゲームスタートのボタンを押せばゲームの世界に入ることができるのだ。
ドアから妹の声がした。
「お兄ちゃん、部活行ってくるね」
と言いながら、妹の佐紀は階段を降りた。
佐紀が行ったと思い、僕はイヤホンを耳につけ、ゲームスタートのボタンを押したのだった。
それが、死のゲームになるとはその時は思いもしなかった。

目の前には「ログイン」という文字、下のgaugeがいっぱいになり、僕は一番上の「スタートボタン」を
押したのだった。
そして、僕はゲームの世界に入ったのだった。

目を開けるとそこは僕がゲームの中で生活をしているところだった。
僕はいまの情報というところを押すと、
「あなたのいまの情報は殺した数10人、100ポイント、あなたのいまのナイフはバタフライナイフプラス」
と出た。
僕はまた戻り、次はナビを開いた。
ナビはいまの自分がいる場所や、ユーザーの人の居場所をわかるものだった。
この世界にはいろんなエリアがある。
いま、いる僕の場所は「党の間」。
回復薬やナイフなどが売られてるのは「商店街」。
遊ぶことができるところを「遊の間」という。
一番上が「魔王」がいる場所だ。
まぁ、そんなことはいい。
僕は「党の間」から出た。
しばらく歩きながら、誰を殺すかを決めていると、前に現れたのは40代くらいのおっさんだった。
まぁ、獲物としては格好の獲物だった。
僕は走りながら、ナイフを出し、40代めがけて走ってきた。
そして、ナイフを斬りつけた。
その男はなにも言わず、倒れてしまったと同時に「ポイントが入りました」というお知らせだった。
殺された人たちはどうなるかは僕にも知らない。
その時、放送がかかった。
「「デス・ゲーム・ワールド」をやっているみなさんへ、このゲームの世界からはもう脱出はできません。殺されればそこでゲームオーバーになり、そこで、その人たちは本当に死にます。
脱出したければ、10人まで生き残ればその10人は脱出できます。
では、いまからゲームスタートです。」
と、いう放送だった。
脱出できないことは眠りから覚めないという意味だった。
この放送を聞いて、少しは驚いたものの、この世界から絶対に生き残ってやるという決意の方が強かった。
少しはこの世界で生き残ることができたからだと思う。
僕たち、1千万人の生き残りのゲームが始まったのだった。 
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